こんにちは、lokiです。
今日は、マイナー嗜好とマイナー嗜好が掛け合わさると、どんな特殊な物の見方・楽しみ方が生まれるのかについて、「裸足アニメ」という一つの事例を語ってみたいと思います。
記事の性質上、画像をたくさん貼り付けますが、以下すべての画像の著作権は、それぞれのアニメ等の権利者様に帰属します。
その点をご了承の上でお読みいただければ幸いです。
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アニメオタクで裸足フェチです
いきなり告白しますが――といっても当ブログのこれまでの記事をお読みいただいている方には自明のことですが――私はアニメオタクにして裸足フェチです。
どちらもかなりシャレにならないレベルで魂の根っこと融合しており、よほどのことがない限り人生から切り離されることはないものと思われます。
順序としては、まず裸足に興味を持つようになったのが先ですね。
この話はすでに記事で書いたことなので、よろしければこちらをお読みください。
それからさらに時を経て、世に言うアニメオタクになりました。
こちらについては、正確に「いつ」と言うことができません。日本人のご多分に漏れず小さな頃からアニメを観ており、それが途切れなかっただけなので、「この時期からハマった」というようなわかりやすい一点が存在しないのです。
一般的には、高校生くらいになればアニメは観なくなるものでしょうから、その頃にはアニメオタクだったと言えるのかもしれませんが……まあ、ここは今日の本題ではないので、深く考えるのはやめましょう。
そんなわけで、幼い頃から裸足が好きであり、アニメが好きだったわけです。
そうなると当然のこととして、二つはごく自然に結びつくことになります。
結果、私はアニメの女の子キャラの裸足に、かなり特殊で執拗な興味を抱くようになりました。
そして気がつけば、女の子の裸足が頻繁に観られるアニメのことを明確に「ご贔屓」にし、チェックするようになっておりました。
裸足アニメとは?
そのような「女の子の裸足が頻繁に観られるアニメ」のことを、私はシンプルに裸足アニメと呼んでいます。
おかしな言い分になりますが、この言葉は既存のものとも言えるし、自分の造語とも言える、微妙な属性を持っています。
いわゆるネットスラングとして確立されているわけではないのですが、シンプルな言い方なので、同好の士があちらこちらで自分の裁量で使っている。そんな感じの言葉なのです。
なので正確な定義があるわけではなく、ある作品が「裸足アニメか否か」も、各人によって結論がまったく異なってくるものと思われます。
そうなると、この記事を展開していくにあたって重要なのは、私なりの定義がどのようなものであるかを明らかにしておくことでしょう。
そこで3つほど、私の中にある「裸足アニメの条件」を挙げていきたいと思います。
条件1:よく裸足になるメインキャラがいる
これは当然とも言えることですが、まずキャラが頻繁に裸足にならなければ始まりません。全話を通して1回だけ裸足になりました、では裸足アニメの称号を冠するには心許ないでしょう。
裸足になる頻度が高いということには、幾つかの段階があります。
まず、もっとも露骨と言えるのが、ずっと裸足でい続けるキャラがいることですね。
これは性質上ファンタジー物に見られることが多く、現在放送しているアニメの中では『盾の勇者の成り上がり』のフィーロが該当します。
当然ながら、このようなキャラがメインにいると、魅力的な裸足のカットを拝める機会は断然増えることになります。
次に露骨なのは、靴下を履かないキャラがいることです。
これもファンタジーでは多いですね。現実が舞台の作品では元気系・スポーツ系の少女キャラに多いパターンで、現在放送しているアニメでは『ぼくたちは勉強ができない』の武元うるかが該当します。
このようなキャラは、靴さえ脱ぐ機会があればもう裸足なので、そのぶんだけ観られる機会も多くなることになります。
上記2つのどちらでもない場合は、通常の物語の流れではあまり裸足は登場しません。
海回や温泉回、お風呂シーンなどにチャンスを見出すしかないのがだいたいのケースです。
しかし必ずしもそうとは言えないのが面白いところで、キャラデザインとしては皆きちんと靴下を履いているのに、室内のシーンで「ラフな恰好」の表現として裸足になることが妙に多かったり、作品によって結構違ってくるんですよね。
そういうのをしっかり見極めるのも、この道の重要なところであったりします。
そしてこの「作品の個性」に関して、次の条件がとても重要になってきます。
条件2:足元のアップを描く演出を多用する
これは同好の士の中でも意見の分かれるところだと思うのですが、少なくとも私は、単に「そのキャラが裸足になっているところが描かれている」だけでは満たされません。
アニメの絵というのは基本的に「量」の世界で、その量を確保するため、動きの激しいカットや全身の映ったカットでは、裸足の描かれ方が多かれ少なかれ雑になります。
贅沢を言うようですが、私は画面の片隅に小さく描かれた、足指もまともに表現されていない裸足に対して、ただ裸足だというだけで喝采をあげることはできません。
それなりに描き込まれたものでないと、フェチ魂には響かないのです。
ここで重要になってくるのが、その作品ごとの演出方針です。
見出しにある通り、作品によっては、足元のアップを心情表現として多用することがあり、そういった作品では、条件1との組み合わせ次第では「綺麗に描き込まれた裸足」を観られる機会がとても多くなるのです。
これについては、作品ごとにかなり極端に分かれるというのが私の見解ですね。
そういう演出を用いない作品はまったく用いませんし、逆に多用する作品は本当に毎回のようにそういうカットが出てきます。
原作がそもそも足を推す作風である場合もあるし、監督か誰かの意向で、アニメ独自の演出スタンスとしてそういったものが施されることもある。
放送開始前から何らかの手段で読めるものもあれば、蓋を開けてみないとまったくわからないものもあり、しっかり自分の目でチェックすることがここでは必要になります。
条件3:イメージイラストで裸足が頻出する
これは厳密に言えば「本編の外」のことなので、オプション的な条件ですが、キービジュアルや円盤その他のジャケット、アニメ雑誌に掲載される版権イラスト等に裸足が高確率で描かれている作品は、裸足というパーツに魅力がある前提で作られている証拠であると言えます。
まだ本編を観たことがないけれども、そういった外部情報にやけに裸足が多いなと感じた場合、その作品をチェックする価値はおおいにあると考えるべきでしょう。
また、それらの素材自体もかなり「おいしい」ですよね。
詳細は後述しますが、最近の作品でこの面がもっとも顕著に表れた例が『響け!ユーフォニアム』と『スロウスタート』であるように思われます。
最近観た裸足アニメ
それではここからは、私が最近視聴した裸足アニメを、キャプチャー画像等を付けて紹介していこうと思います。
One Room
2017年に1期、2018年に2期が放送された作品です。
ショートアニメなのですが、裸足の描写頻度は圧倒的。私などに言わせれば、ほとんど裸足を描くために作られたような内容でした。
視聴者と主人公の視点を重ね、ヒロイン達の台詞だけで進行する手法を採っており、良くも悪くも「女の子がそばにいる感覚」だけに売りを集中させているのが特徴です。
スロウスタート
2018年放送作品。
いわゆる美少女キャラの日常系アニメなのですが、はっきりと意図的に裸足をフィーチャーしており、界隈ではそれなりに話題になりました。
キービジュアルや関連商品でも制服裸足を推しており、その徹底ぶりが未だに私の中で良きものとして印象に残っています。
本作に関しては、原作の表紙からすでに裸足推しを認めることができるので、もともとのテイストをアニメスタッフが尊重するかたちで生まれたものだったのでしょう。
はるかなレシーブ
2018年放送作品。
ビーチバレーをテーマにしたスポーツ物であり、従って主人公達は水着姿すなわち裸足姿で出ずっぱりでした。
ジャンプする際の踏み込みや、とっさの方向転換などの表現に足元のアップを多用しており、その辺り大変おいしくいただくことができました。
また、沖縄が舞台ということもあって、主人公達は制服に素足サンダルという恰好で学校に通っており、試合だけでなく学校描写にも観るべきところがあったのが良かったです。
ISLAND
2018年放送作品。
記憶喪失の主人公がある島で目覚め、その島とヒロイン達、そして自らを巡る謎に挑む話。良くも悪くも1クールに無理やり収めたような、壮大な展開が特徴です。
べつに「舞台が島だから」というわけではないのでしょうが、本作にはごく自然に登場する裸足がたくさんありました。
また、エンディングはメインヒロインである凛音の裸足を全力でフィーチャーしたものになっており、それらが画面狭しと舞う様はごちそうさまの一言でした。
すのはら荘の管理人さん
2018年放送作品。
主人公の少年が、中学進学にあたってアパートで一人暮らしを始める日常系アニメ。
正直、この作品はまったくのノーマークでしたし、個人的な作品評としては内容的にいまいちなところがあったのですが、こと裸足が多いという点では良い意味でダークホースでした。
ただ、界隈でもあまり言及されたようには見えず、現在すでに人々の記憶から存在が消えかかっているように窺えます……。
せめて同好の士の皆様だけでも、その名と裸足を胸に刻んでおきましょう。
五等分の花嫁
2019年放送作品。
週刊少年マガジン連載作品ということもあり、相当な知名度のあるラブコメ。
でもあくまで普通にラブコメをするのであって、裸足的にはべつに何もないだろう……と思っていたら、これが結構見所があり、良い意味で驚かされました。
アニメの演出を見ても、どこまでが原作にある気風で、どこからアニメオリジナルなのかは掴めず、原作未読の私はそちらに手を出すべきなのか否か、そこそこ悶々としていたりします。
盾の勇者の成り上がり
2019年放送作品。
世界を救う勇者として異世界に召喚された主人公が、理不尽な境遇に立ち向かう物語。
先述した通り、フィーロという常に裸足の少女(本体はデブ鳥ですが)がおり、彼女が一人で本作を裸足アニメに持っていっています。
ファンタジーの強みを存分に活かしたキャラデザに、最大級の敬意を表したいところですね。
世話やきキツネの仙狐さん
2019年放送作品。
ブラック企業で働く主人公の元に神使の狐がやって来て一緒に暮らす、癒し系日常アニメ。
この作品は、一見すると裸足とはまったく縁がなさそうなのですが、ところどころで急に裸足が描かれることがあり、正直虚を突かれた作品です。
急に素晴らしい裸足カットが観られる作品もある
その他、全体としては裸足アニメとは言えないのに、あるカットで急に絶品な裸足が描かれ、それが強烈に印象に残った作品というのもあります。
ここでは『ゆゆ式』OVAと『アクションヒロイン チアフルーツ』から1枚ずつ引用しておきましょう。
前者は私がTwitterで現在アイコンとして使っているものであり、後者は以前ヘッダーとして使っていたものでもあります。
未見の裸足アニメ
自分ではまだ観ていないけれども、作品が裸足を推しているのは知っており、いつかチェックしなくちゃ、と思い続けている作品もあります。
響け!ユーフォニアム
2015年に1期、2016年に2期が放送された作品。しかし他にも(スピンオフ含めた)劇場版が複数あり、またつい先日、さらなるアニメが制作されることが発表された、息の長いシリーズです。
ちらっと見聞きした作品のテイストが、今の自分にはちょっと「重い」気がしてなかなか観られずにいるのですが、キービジュアル含めた版権イラストでやたら制服裸足にこだわっており、また本編でも何ヶ所も裸足のアップが観られることがわかっています。
いずれ必ず観るつもりでいる作品です。
ラブライブ!サンシャイン!!
いちばん最初に告知されたときから制服裸足を推しまくっていたプロジェクト。
アニメでどこまで裸足が出てくるのか、実はわかっていないのですが、絶対にいつか自分の目で確認する予定でいます。
ただ、観るなら前シリーズである無印から観ないといけないので、そこでハードルが高くなってしまっているんですよね。
さすがに4クール分チェックするのは、それなりの心の準備が必要になります。
おわりに
キリが無くなるので、このくらいにしておきましょう。
実際の話、私にとって「良い裸足が観られそうかどうか」というのは、シーズン直前に視聴するアニメを決める際、そしてその作品を切るか切らないか判断する際に、かなり重要な指標となっています。
本当に大好きなんですよね、アニメの女の子が裸足になっているのが。
これからも恥ずかしげもなく、それを大きな柱としてアニメライフを送っていくつもりです。
ちなみにアニメの裸足にも欠点はあって、足裏の描き込みにはあまり期待できないんですよね。
アニメが「動かす絵」である以上、贅沢を言ってはいけないところだと割り切って、私はアニメに対しては、足全体の形状や、爪の描かれ具合などにこだわりをとどめています。
足裏を求める場合は、同じ嗜好を持った絵描きさんによる二次創作等に行くのが賢い選択でしょう。
そろそろ夏アニメを選ぶ時期になります。
わずか3ヶ月で観るアニメがガラッと入れ替わるのは、毎度のことながらせわしない。
私はホントのホントに直前になるまで、次のシーズンにどんな作品が放送されるのかを一切チェックしないタイプなので、現時点では7月からのラインナップをほとんど知りません。
しかしこれだけ作品数の多い昨今のことですから、幾つかは必ずこの嗜好に適うものが用意されているものと信じています。
今後も裸足アニメを押さえ続け、また機会があったら記事にしたいと思いますので、そのときは「また気持ち悪い情熱ぶつけてんなあ」と思いながら読んでいただけると嬉しいです。
あと、何かおすすめの裸足アニメがあったらぜひ教えていただければ。
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当ブログの管理人lokiは、裸足フェチをテーマにしたオリジナル小説を執筆しております。
興味を持たれた方は、ぜひ下記の記事から一連の作品群へアクセスして頂ければと思います。
裸足フェチの皆さんには決して損はさせません!
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