天国的底辺

二次元、創作、裸足、資格試験、その他諸々についての思索で構成されたブログ

長編裸足フェチ小説『踊る相互確証破壊』販売開始しました

制服裸足

 

 このたび、オリジナル長編裸足フェチ小説『踊る相互確証破壊』をダウンロード販売させていただくことになりました。

 本記事では、その詳細と経緯、サンプル場面などを記していきたいと思います。

 

3日10GB等の制限もなし。真の使い放題モバイルWi-Fi。

 

 

詳細情報

作品名:踊る相互確証破壊

ジャンル:学園モノ、裸足フェチ

販売プラットフォーム:BOOTH

ファイル形式:プレーンテキスト(txtファイル)

文字数:19万文字強

リンク:https://tengoku-teihen.booth.pm/items/1795388

 

BOOTHバナー - 制服裸足

 

経緯

 今回の販売は、私なりにネットコンテンツのマネタイズについて考えた末に出した結論です。

 まず第一に、自分の発信するコンテンツで収益を得る方向に動く、というのは大前提でした。

 その上で、これまでに公開してきた作品のように、カクヨムにて公開することも検討したのですが、本作は裸足フェチの読者のみを狙った、極めてニッチな作風。

 なので、広く読まれることで初めて中身のある収益が発生するカクヨムよりも、必要としてくださる層に対して直売のかたちを取るほうが有効なのではないかと考えた次第です。

 

 形式についても悩んだのですが、「プレーンテキストでご提供するのが、最も双方にメリットがあるのではないか」と考え、そのようにいたしました。

 BOOTHでダウンロード販売されている小説の多くは、同人誌として製本されたことのある作品をPDF化したものです。

 それに対し、本作はこれが初出であるため、PDFという形式を選ぶことには「わざわざ感」が伴います。

 スマートフォンとPCでは閲覧環境がまるで異なることも考慮すると、純然たる文字列データこそがベストの形式ではないか――そう考えた結果です。

 

www.tengoku-teihen.com

 

 といっても、私は長編小説を2本公開しているだけの、まったく無名の字書き。

 しかも、どちらの作品もフェチからはかけ離れた「普通の」作品であるため、裸足フェチのニーズを満たすことのできるものを書けるかどうか、まったく信用のない状態です。

 そこで、本記事では作中の場面を2ヶ所ほどピックアップし、サンプルとして公開することにいたしました。

 以下の2つのサンプルをお読みいただいた上で、もし「こいつはフェチがわかっていそうだ」と思ってくださった場合は、ぜひご購入いただければと思います。

 

サンプル1

 もしあなたが現役の高校生で、自分のクラスに容姿端麗・品行方正・家柄抜群のものすごいお嬢様がいて、そのお嬢様が自分の上履きを手に持ち、周囲をきょろきょろと窺いながら裸足で教室から出てきたら、どうする?

 もちろん後をつける。そうだろう?

 申し訳ないが、それ以外の回答は不正解とさせて貰おう。誰だって後をつけるに決まっている。容姿端麗・品行方正・家柄抜群の、あまりにベタすぎて笑ってしまうくらいのお嬢様が、こそこそと隠れるように、制服に裸足という姿で教室から出てきたのだ。

 これを追跡せずして何を追跡するというのか。

 そんなわけで俺はいま、学園一のお嬢様であるところのクラスメート、牙塔織衣(がとう・おりい)をトラッキング中である。牙塔は右手に鞄、左手に自分の上履きを持ってリノリウムの床をひたひたと裸足で歩いていき、スパイの真似事のような素振りを見せてから階段を降りていった。

 決してバレることのないよう、俺は牙塔が踊り場を過ぎたであろう時間を見計らって後を追いかける。牙塔が昇降口を目指していることは容易に想像がついた。今日はお互い、他に何の用事もないはずだ。帰りましょうと言っていた牙塔に嘘をつく素振りはまったく見られなかったし、その必要性もまったくない。他に用件があるならあると言えばいいだけだ。

 一階まで降りる。壁越しにそっと昇降口を覗いてみた。俺達のクラスであるところの一年B組の下駄箱は目と鼻の先にある。

 予想通り牙塔は自分の下駄箱の前にいて、その中にあるローファーを上履きと交換し、簀の子の手前に丁寧に置くところだった。そしてそのローファーに、色白な裸足をそっと通す。ここに来て俺の高揚感はぐんと上昇した。ポケットからスマートフォンを取り出そうかと思ったが、一瞬の判断でそれは控えることにした。いまはまだ隠れることに集中すべきだ。

 牙塔は何食わぬ顔で外に向かって歩き出した。しかし本来ならば校門を目指して右に消えていくはずの彼女の体は、その反対、左側に消えていった。まっすぐ帰るのではないらしい。

 見失ってはいけないと思い、俺も急いで昇降口を出て左に曲がった。十メートルほど先に牙塔の姿があり、彼女はまたしても建物が途切れたところを左に曲がっていく。俺はできるだけ足音を立てないよう、忍び足と駆け足の合わせ技で追いかけていく。

 そして牙塔に倣って左折した俺の視界に飛び込んできたのは、さらに壁に沿って左折する彼女の姿。その先はいわゆる校舎裏だ。あるのは、ほとんど使われていない来客者専用の駐車場だけ。牙塔と車といって連想するのは、彼女専属の使用人が運転する送迎車だが、あれはいつも必ず正門の前に威風堂々と駐車してみせるから、ここには縁がないはずだ。

 牙塔から少し遅れて校舎裏にたどり着いた俺が目にしたのは――駐車場の屋根を支える鉄柱のうちの一本を前に立ち尽くす彼女の姿だった。鉄柱。それ以外に適切な表現が思い浮かばない。それは本当に何の変哲もないただの鉄柱だ。

 少しして牙塔は、そこに財宝か何かを隠してあって、誰にも見つからずに取り出さなければいけないという風に、再び辺りをきょろきょろとし始めた。俺のほうにも顔を向けたので、咄嗟に物陰に隠れてやり過ごした。こうなってくると怪しい行動をとっているのは俺だけではない。牙塔のほうも相当に怪しいと言わざるを得ない。おかげで少し罪悪感が薄れる。

 そんなことを思っていると――牙塔は鉄柱を両手で握り、両足をもぞもぞさせてローファーのかかとを外した。

 そして――おもむろに鉄柱に裸足でしがみつく。

 尺取虫のように伸び縮みしながら、牙塔はその二メートルほどの高さの鉄柱をゆっくりと登り降りし始めた。鉄柱を挟み込む足の裏に力を込め、脚全体をぐっと伸ばし、体の位置を高くすると、それを維持するために両手で鉄柱のさらに高いところを握りしめ、同じく足の裏で挟み込む鉄柱の位置をさらに高くする。それを繰り返して電柱のてっぺんまで登り終わると、今度は足の裏でスピードを調節しながらゆっくりと地面近くまで降りていく。それを何回も繰り返す。牙塔が一心不乱になっているのが感じ取れた。あれだけ周囲の様子を気にしていた彼女だが、今はもうその単純な繰り返しに集中しきっている。

 ――その行為にどんな名前が付いているのか、理解できない俺ではもちろんない。

 俺は今度こそポケットからスマートフォンを取り出した。そして素早くカメラアプリを立ち上げ、牙塔のバッタを思わせる斜め後ろ姿に照準を合わせた。もちろん俺の使っているアプリはシャッター音など出さないから、彼女が自分の動きに没頭している限り、気づかれる心配はまずない。十枚ほど撮影をしたあとで、今度はビデオアプリに移行し、ズーム機能で少しでも大きく彼女の姿を捕らえるよう設定してから録画ボタンを押した。

 これは――ちょっと凄いものを俺は目にしているんじゃないか?

 牙塔がそうであるように、俺もまただんだんと自分のやっている撮影という行為に没頭していった。スマートフォンの小さな画面に否応なく意識が集中する。その画面の中で行われていることに完全に魅入られていた。これまでそれなりの数の写真なり動画なりをこの手に収めてきたが、こういう光景には初めてお目にかかる。

 画面の向こうに牙塔の息遣いの乱れを感じ、そして俺自身の呼吸もまたその乱れにシンクロしていくのを感じる。興奮で頭の中がガンガンした。しっかり衝動を制御していないと、いまにもこの場で俺のほうまで行為を始めてしまいそうだ――。

 ――そう思ったまさにその直後。

「そこまでです」

 背後から小さく、しかし冷たく厳しい声が聞こえ――。

 俺のスマートフォンは、強制的に俺の手から引き離された。

 

サンプル2

 その日の朝は、起きたときから強い雨が降っていた。天気予報によれば、昼過ぎには多少弱まるものの、基本的に一日中雨。おまけにそこそこ風も強く吹いていて、外出をするにはあまり都合の良くない天気であると言えた。

 ――一般人にとっては。

 いつものように、マンションの一階玄関で奈緒と待ち合わせる。今日は二人共傘を手に持っている。俺が黒で、奈緒がオレンジ。べつにこだわりはないのだが、どちらも傘の色が小学生の頃からずっと変わっていない。

「じゃ、行くか」俺は奈緒に言い、そのおなじみの色の傘を広げた。

「……栄(さかえ)、やっぱり雨だといつもと違うよね」奈緒がジト目で俺を見る。

「お前の気のせいじゃなくてか?」

「気のせいじゃないよ、見てすぐわかる。めっちゃウキウキしてる」

 雨の激しい朝、ときどき思い出したように奈緒はこれを口にしてきた。もちろん彼女は、それが何を意味するのか十分理解している。俺の振る舞いにもし本当にそういうところがあるとしたら、それは雨によって教室が裸足だらけになることを期待しているからだ。

「仮に気のせいじゃないとして、そんなところに気づくのは奈緒だけだな。それだけ長い付き合いってことだ」

「それはちょっと嬉しいけど……でもなんか悔しいんだよね」奈緒は口を尖らせながら、ゆっくりと傘を開く。「あたしはいまでもべつに、裸足がエロいとか全然思わないんだけど。でもそういう風に他の女子の裸足を想像してウキウキされると、なんか悔しい」

「……そう言われると、ちょっと申し訳ない気になってくるな。一応俺の気持ちを整理しておくと、確かに他の女子の裸足がたくさん見られるのは素直に嬉しい。でも奈緒の裸足にお世話になった数も、感謝の気持ちも特別だ。それはわかってくれてるよな?」

「わかってる。あたしたちべつに付き合ってるわけじゃないんだし、栄のことを独り占めしたいわけじゃないんだけどね。……何だろう、他の女子に裸足になられると、あたしの存在価値が下がっちゃう感じで寂しいのかな。自分でもよくわからないや」

 初めて奈緒に足の写真を撮らせてくれと頼んだのは、俺が小六、奈緒が小四のときである。そろそろ冬が訪れるというある日、登校班に遅れてきた一人の生徒を待つあいだ、奈緒と二人の会話がふと靴下の話題になった。それまで何度か奈緒の足元について話をしたことはあったのだが、深く突っ込んだ内容になったのはそのときが初めてである。

 奈緒は冬でも滅多に靴下を履かないから凄いよな、とそのときの俺は言った。それがたまたまその朝の奈緒にとって絶好のテーマだったのか、レスポンスがやたらと饒舌だった。靴下ってほんと嫌い、あれ履いてると体中が締めつけられる気がする、気分が悪くなる、裸足がいちばん気持ちいいよ、皆毎日靴下履いてて嫌にならないのかな――。

 それに乗せられるかたちで、俺はそれまでに訊く機会がほとんどなかった、奈緒の学校生活をあれこれと訊いてみたのだった。

 授業中は上履きを脱いだりする? ――するよ。っていうか授業中はいつも脱いでて裸足だよ。たまに上履きを変なほうに飛ばしちゃって焦る。

 先生に当てられて黒板に行くときとか、急いで履くの? ――うん。足で上履きを探すんだけど、たまに見つからなくて目で探して履く。

 さすがに裸足のまま行ったりしないんだな。 ――そうだね、何となく履いてる。でも深く考えたことない。テストは裸足で出しに行ったことがあるよ。

 えっ、どういうこと? ――テストやって、できた子から順番に前に出しに行くの。上履き履くの面倒臭かったから、裸足のまま行った。

 誰かに何か言われなかった? ――べつに。

 音楽室とか、上履きを脱いで上がるけど、恥ずかしくない? ――全然。何で恥ずかしいって思うの?

 いや、学校で靴下履いてないのって普通ないから、目立つでしょ? ――そうかもしれないけど、悪いことしてるわけじゃないし。

 そんな会話を積み重ねているうちに、俺は居ても立ってもいられなくなった。そして気がついたら奈緒に頼み込んでいたのである。今度、学校で裸足の写真を撮らせてくれないか、と。

 いきなり写真なんて話になったわけだから、当然奈緒は最初びっくりしていたようだったのだが、彼女は当時から、何事にも柔軟というか、万事「まあいいか」の精神で動くタイプだったので、実に軽いノリで了承してくれた。それでその日のうちに、俺達は放課後に俺の教室で待ち合わせをし、そこで初めての、二人だけの撮影会を開いたのである。

 俺の指示するままにいろいろなポーズで撮影に応じてくれた奈緒は、それが終わってさあ帰ろうという段になって、初めて当たり前の疑問を口にしてきた。

 ――ところで、なんで裸足を撮るの?

 当時の俺は小学六年である。同学年の他の生徒と比べれば、かなりませていたとは思うのだが、自分のフェティシズムを客観視して言語化し、しかもそれを二学年下の後輩にわかりやすく説明するというのは、相当に難しい行為であった。

 そのとき俺が奈緒に説明したのは、概ね以下の二点だった。自分は女子の裸足というものがとてもエッチなものに感じるということ。そして裸足であることが自然な場面よりも、不自然な場面であればあるほどそれは強くなるということ。

 いま思い返してみても、なかなか上手にポイントを絞った説明ではなかったかと思う。いまの俺が同じことを誰かに説明してみろと言われたら、多少言葉選びは多彩になるかもしれないが、結局のところ同じような絞り込み方をすることになる。

 言うまでもなく、聞く人によっては一発でドン引きする内容だったろう。最悪の場合、それを最後に二度と口を利いて貰えないこともあり得る。そこまで行かずとも、それまで築いてきた親密度が一気に赤の他人レベルまで低くなってしまったりもするかもしれない。そして何より、面白おかしく周囲に言いふらされる可能性もある。

 どんなに言葉を選んだとしても、特殊性癖のカミングアウトは一世一代のものだ。

 その点、奈緒はすでに述べたように、とても柔軟な性格をしていた。すべてのものをまずは一回、そのまま飲み込んでみる。その上で、自分に合えばそれを心の底から面白がり、合わなくても「それはそれでいいんじゃないの」で済ます人間だった。当時の俺なりに、彼女のそういうところを計算に入れた上で動いていたのも確かである。

 奈緒は俺の説明を、とても興味深そうに聞いてくれた。そして一通り聞き終わった後、彼女がしばらくのあいだ、うーんと小さく唸りながら考え込む素振りを見せた。その後、朝とは立場が入れ替わったかたちの質疑応答が展開された。

 夏とか、靴下履いてない女の人、外にたくさんいるよね。それじゃ駄目なの? ――それはそれで好きだけど、ちょっと物足りない。

 靴下履いてなくても自然だから? ――そう。普通のファッションだから。

 じゃあ海に行って、そこらじゅうの人が裸足でも、あまり嬉しくないんだ。 ――もちろん興奮はするし、写真に撮りたいとは思うけど、海で裸足になるのって当たり前だからな。

 水着には興味ないの? ――普通の男子よりはないかもしれない。例えば、水着の上に何か着てくれたほうが、裸足に関して言えばずっとエッチだと思う。

 じゃあプールの授業とかもあんまりなんだ。 ――そうなる。むしろプールの後の授業で、靴下を履かないままでいる女子が大好きだ。

 学校なら全部良いってわけじゃないんだね。 ――自分でもややこしい話をしてると思うけど、そんな感じ。

 あ、浴衣とかは? ――浴衣に裸足は凄く好きだ。あれは裸足で着るのが当たり前なはずなんだけど、たぶん浴衣を着ること自体が珍しいから特別なんだ。

 何か難しいね。 ――本当だな。俺ってかなり変だよな。

 一通り俺の性癖のディテールを聞き出した奈緒は、それからまた少し考え込んだ。果たしてどんなジャッジが下されるのかと気が気でなかったのだが、彼女は底抜けに明るく、だいたいわかったよ――と宣言したのだった。

 ――つまりあたしって、栄から見ると、いつもすごくエッチな恰好してるんだね。

 それはあまりにストレートなまとめ方で、首を縦に振ることにとても大きなエネルギーを必要としたが、しかし紛れもない事実であり、肯定する以外に選択肢はなかった。

 ――これからもあたしの裸足、撮りたい? あと触ったりしてみたい?

 ああ、と小さく言って俺は頷いた。このとき、ある面で奈緒の圧倒的なキャパシティに飲まれていたところがあったと思う。

 そしてとどめに、奈緒はあまりにもさらりと、こう言ってくれたのであった。

 ――栄が嬉しいならいいよ。いつでも言ってくれれば。

 そのようにして俺達は、単なる幼馴染の先輩後輩というだけでなく、カメラマンとモデルの関係になったのだった。もちろん小学生同士のそれは技術的にはおままごとの域を出るものではなかったと思うが、テーマ的にはなかなか尖ったことをしていたとは言えるだろう。

 その翌年に俺は三煌院に進んだわけで、何もなければ奈緒との関係はそこで切れてしまっていたのかもしれない。しかし裸足の撮影という共同作業があったおかげで、俺たちはその後も関係を維持することができた。二年後に奈緒が入ってきたとき、俺達はこんな冗談を言い合ったのを覚えている――これでやっと三煌院のモデルをゲットできたね。

 奈緒に恋愛感情を抱いたことはない。幼馴染の多くに言えることかもしれないが、どれだけ仲が深まっても、その方向は根本的に恋愛とは違うのだ。

 しかし正直な話、性欲の対象としたことはしょっちゅうある。割と早くからオナニー覚えていた俺は、奈緒の写真も頻繁に、いわゆるオカズとして使った。そして他の被写体と決定的に違っていたのは、直に触れる機会があるということで――俺達の関係はごく自然にそちらの方向へ深まっていった。奈緒の足を触らせて貰うようになり、そしてそれは簡単に準性的行為へと発展していった。足裏を舐め、キスをし、足指の一本一本をねぶる。固くなった俺の性器を足裏で挟み込み、しごいて貰う。誰にも言えない二人だけの秘密。一つだけ通していた筋は、裸足から裸へ移行しないということだった。だから俺は奈緒の唇にキスをしたことはないし、服を脱がせたこともない。奈緒のほうもそれは違うと考えているようだったから、俺達の関係は完全な合意のもと、今日まで安定的に築かれてきたのである。

「……奈緒の価値が下がることなんて、断じてあり得ないよ」俺は雨音に負けるまいと力強く言った。「本当に奈緒には頭が上がらない。どう表現したらいいかわからないくらい感謝してる。俺に返せるものがなくて焦ることもあるんだ」

「勉強見てくれるし、こうやって一緒に学校までついてきてくれるじゃん」

「俺の計算方法だと、この程度じゃまったく足りないんだよ。奈緒との時間が全部借り物で、データも記憶もどこかに返さなきゃいけない、なんてことになったらどうしよう。空っぽになるとは言わないが、俺の半生のかなりの部分を持っていかれることになる」

「大丈夫だよ、あたしはちゃんといろんなものを貰ってるから」奈緒が傘の奥で噛みしめるように言った。「ただ、まあ、他の女子の裸足にあんまり浮かれられると、ちょっとね。何ていうか、フクザツなだけ」

「すまん」

「いいのいいの。栄がそこだけは我慢できないってわかってるし。楽しんできてよ」

「……そうさせて貰います」

 雨足は強く、世間のすべてを洗い流すかのようだ。その厳かで陰気な感じとは正反対に、俺の心はまさに奈緒の指摘する通りに浮かれている。我ながら奇妙な生態だと思う。しかし自分が奇妙であることに、もうすっかり慣れてしまってもいる。

 

これまでにいただいた感想

 

 

lokiさんの小説、初めて読みました。このような素晴らしい小説を公開してくださって、ありがとうございます。フェチ的内容を含みつつ、しっかりとした学園の物語が進んでいく。一気にではなくコツコツ読み進める派なので時間はかかってしまいましたが、購入した時から引き込まれるように読んでいました。

ネタバレしないように感想を書かせていただきます。

とにかく、ヒロインの織衣がかわいい。ギャップ萌えでしょうか。高貴な家庭で育ってきたのに、学校で取る行動が本当に読んでいて興奮してしまいました。主人公除いた周りの生徒がそれにほぼ無関心なのも、主人公とヒロインの関係を邪魔せずよかったです。

文化祭へ向けた準備のストーリーが進むなか、度々訪れるフェチ的描写の部分。大満足です。奈緒の存在も、織衣の気持ちを高める上で効果的なものだと思います。行動もとてもかわいい。現実には存在可能性がほぼゼロだと思いますが、詳しく描かれた状況を読み、容易に想像ができました。小さい頃の経験から来る織衣のような思いを持っている女子は案外多いような気がします。ただ、どうしても他者の眼や校則のせいでそれはできないんですよね。物語の中ではそれがいくらでも想像を広げることができます。主人公が織衣に向かって言っていた「チャレンジ」も、いつか成功するのでしょうね。物語のラスト、小さな「チャレンジ」をしようとした織衣に、それまでの問題を抱えた心からの解放と、今後への期待感が存分に伝わってきました。(私的にはチャレンジして欲しかったのですが、やっぱり危ないですよね…!)

学園祭へ向けた準備を描きつつ、奈緒や織衣と主人公とのフェチ描写たっぷりの部分を描いていて、続きをとても楽しみにしつつ読みきってしまいました。続編に期待です。

lokiさんがブログで書かれてた「裸足フェチ」へのこだわりが随所に入っていたので、読み進めつつ、ここはあの記事にあったな、と思い出しながら読んで行けたのも楽しかったですね。

私の小説作成にも参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

「くつしたくん」さんからのDMより

 

遅ればせながら、貴作品『踊る相互確証破壊』を読破させていただきました。

 

一言で言えば「ウマが合う」という感じでしょうか。

 

裸足フェチに関しての描写は何回かに分かれて登場しますが、その度に悶えましたね。そう、その度にあまりに楽しくなって・・・しまうので読破が遅れてしまったのです。その描写があまりに私を刺し殺してくるものですから、どうしても一度に全部読むことができなかったわけです。

 

牙塔さんも奈緒ちゃんも本当に愛らしくてたまりませんでした。何かと理由を探して裸足になろうとする牙塔さん、その気持ち本当に良くわかります。(需要はないでしょうが、私もかつてはそうでした。今は大学生ですが、夏が待ち遠しいですね・・・)そして一度裸足になると、とたんに足を解放させたがるようになって、活発になる。なんて尊いのでしょうか・・・神に感謝したくなる気分です。

 

奈緒ちゃんは、作中にもありましたが「野生児・・・ではないもう少し可愛らしい何か」なのが本当に愛おしいですね。活発で、水泳が好きで、みんなと上手にコミュニケーションをとる、明るくて一緒に居て楽しい存在・・・

 

個人的には、年下の幼馴染というのもさらに引き立ちますね。中高生は特に年の差に敏感な時期ですが、それを気にせず一緒に登校してくれる・・・ああ・・・・・良いですね・・・・・

 

裸足描写全体に関して、本当に「私と見る目が同じだ」と感じました。なぜ女子は一度裸足になると、普段は脱がない上履きを脱いだり、ロッカーなどちょっと高いところに上ってみたり、活発になるんでしょうかね?やはり靴下から解放されてテンションが上がっているのでしょうか。私の同級生には残念ながら普段から靴下を履かない子はいませんでした。小学校低学年のころ、もしかしたらYちゃんがたまに履いていなかったような気もしますが、よく覚えていないんですよね・・・。この子は中学校も同じでしたが、あるプール終わりの休み時間に、「靴下がなくなった」と周りに言って、あまりプール後素足がメジャーではなかった雰囲気の中で一人素足だったことがありました。これに関係性があるかどうかはわかりませんw

 

少し自分を語りますが、私は先天性裸足フェチで、後天性素足履きフェチだと自分で考えています。幼稚園の頃、みんなに隠れてこっそり靴下を脱いで、素足に上履きの状態で教室(幼稚園の部屋)に戻って遊んでいた記憶がありますが、このころは自分が裸足になれればそれで良くて、他の女の子が裸足かどうかを気にしたことを全く覚えていないので、恐らく素足履きフェチではなかったでしょう。一度、同級生(男子ですが)が先生にいたずらをして、裸足のまま園庭へ逃げ出したことがあり、その出来事は印象強く覚えているので、裸足フェチではあったのだろうと考えています。

 

素足履きフェチになったのがいつかはわかりません。小学校中学年か高学年のころから、プール授業が終わった後によく裸足でいる子とそうでない子を意識するようになり、裸足でいてくれると嬉しかったのを覚えています。これが裸足フェチなのか素足履きフェチなのかを考えると難しいです。中学校ではさらにそれを意識して生活していましたが、中学校の段階でも裸足を見れて嬉しかったのか、素足履きを見れて嬉しかったのかを判断するのは困難です。上履きを履かずに裸足でぺたぺた教室を歩き回る子はまずいなかったというのもあります。

 

中学二年生のある日、登校途中に突然ざあっと雨が降り出したことがありました。そのためほとんどの人が替えの靴下を持ってきておらず、学校に着いて濡れた靴下を脱ぐことになりました。朝教室に行くと、昇降口で既に脱いだ子や、靴下のまま教室まで来て教室でそれを脱ぐ子などたくさんの女子が靴下を脱いで裸足でいてくれたのを覚えています。(確か男子もそうでしたが)その時に、隣の席の女子(家が近く仲は良い)に、「靴下脱いだ方がいいかなー」と聞かれたので、「脱いだ方がいいよー、風邪ひいちゃうよ!」とそんな内容のことを話したことを覚えています。そのうえ、その日は学年集会があり、それを剣道場(靴を脱いで上がる)で行ったため、学年みんな(まあそういっても半分前後)が裸足で集会の話を聞いていました。その際、番号順で私の後ろにいたMちゃんが「あー、ねっころがってもいいかなー」と言っていたのを覚えています。この子はわりと雨の日に靴下を脱ぐ子でしたが、寝っ転がるというのは、場所が剣道場だったこともあるでしょうが、やはり素足の魔力が関係しているのではないかと考えています。また先述の隣の席の女子は集会の時裸足になっていて、教室に帰ってきてから上履きを机の下に置きっぱなしにした状態で、裸足のまま教室後ろのロッカーによりかかり、友達としゃべるなどしていました。(着脱の瞬間は見逃しました・・・)この子(Kちゃん)は別にいつも話をするとか登校を共にするとかそこまで親密なわけではないですが、小学校低学年の頃から遊んだり、一度だけですが家にお邪魔するなど、ある程度仲は良かったのです。しかし裸足に関しては謎だらけで、先述のように裸足になることを躊躇うようなそぶりも見せながら、中学校卒業間近の雨の日には友達に「靴下濡れたよねー?一緒に脱ご?」と言うなどよくわからないんですよね・・・

 

自分語りがクッソ長くなりましたが、それはそれとして、フェチ部分以外のことについて

 

何というか、lokiさんの語り口が好きです。ちょっと難しい言葉を使うなど、言い回しや漢字の使い方が自分と同周波数で、すごくなじむんです。

 

私も僭越ながらフェチssを書いています。基本的に短編しか書いておらず、ストーリーも何もあったものではないので何とも言えませんが、ちょっとストーリーを意識するとlokiさんの語り口に似るだろうなぁと思っています(ちょっと何言ってるかわかりませんよね。気持ち悪かったらごめんなさい)。

 

しかもストーリーも一つの作品として本当に良くできていて(おこがましいでしょうが)、最後の刀利先輩を<ネタバレ>するシーンも物語として存分に楽しませていただきました。

 

裸足フェチの時点でめちゃめちゃ好きなのに、その他のキャラクター性や語り口までもが自分にとって非常に心地よいものでしたので、冒頭の「ウマが合う」という言い方をさせていただきました。

 

深夜にこの感想を書いているのもあり、途中で自分語りを始めてしまったせいで信じられないほど長くなってしまいましてすみません。個人的にlokiさんとはどこか通じ合うものがあるような気がして、これも受け入れてくれれば・・・いや受け入れなくてもいいですが。とにかく、本当にありがとうございました。次の作品も喜んで買わせていただきます。

 

水属性さんからのDMより

 

おわりに

 おおむね、このような作品となっております。

 もちろん、ここには載せられないような、もっともっと過激で濃厚なシーンもたくさん用意してありますよ!

 物語をしっかり成立させることと、裸足フェチとしてのリビドーを満たすことの両立を目指して執筆いたしました。

 もしあなたの琴線に触れるものがありましたら、ご検討いただければ幸いです。

 

【宣伝】

 当ブログの管理人lokiは、裸足フェチをテーマにしたオリジナル小説を執筆し、BOOTHにて販売しております。

 興味のある方はこちらから、あるいは下のバナーからチェックしてみてください。

 サンプルもありますので、雰囲気だけでも掴んでいただけると嬉しいです!

 

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