天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

カクヨムの広告収入はやはり厳しい

 小説投稿サイト『カクヨム』にて、初めて「リワード」が付与されました。

 リワードというのは、カクヨムにおいて広告収入を得ることに同意した書き手に与えられるポイントで、1リワードあたり1円換算の収益となります。

 今日はこのリワードについて、まあ大方の予想通りであった部分も含めて、初付与の感想を少し書いてみたいと思います。

 

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私の獲得リワード

 まず私が今回獲得したリワードの値を言いますと、2でした。つまり2円ですね。

 冗談のようですが、本当です。

 といっても、これにはちゃんとした理由がありまして、今回付与されたリワードが10月分であるところ、私が初めて小説を公開したのは10/31の夜だったんですよね。

 なので、この2というのは、数時間のあいだに閲覧された、計17PV、51アドスコアがリワードになったものなのです。

 これはまあ仕方ないでしょう。

 

 ただ、10月は仕方ないで片付けられるとしても、同じ計算を11月に適用すると、こちらもかなりキツイ数字が算出され、これについては「うーむ」となってしまいます。

 11月のPVは437、アドスコアは1,633でした。51アドスコアで2リワードというのを、仮にそのまま11月にも適用すると、こちらは64リワードということになります。

 64円。

 常日頃、私は当ブログの収益が散々であることを嘆いているのですが、その比ではないくらいの寂しい数字であると言わざるを得ません。

 

 しかも今のところ、12月は11月より数字が落ちているのです。

 本日12/19の時点で87PV、359アドスコア。

 下旬に入って急にブレイクする、なんていう都合の良いことは起きるはずもありませんから、今月の収益は30円にも満たないことは覚悟する必要がありそうですね。

 

 べつに、カクヨムデビューして、いきなり月に数千円もの収益を上げられるような未来を期待していたわけではないので、特に落胆とかがあるわけではないのですが、厳しいなあと改めて思わされた次第です。

 

悲報:てっぺんがショボい

 まあ、新参者で、かつ売れ線のものを書いているわけでもない私がたいした収益を上げられないのは、ある意味自然ではあります。

 それよりもキツイなと思ったのは、今回リワードの初付与にあたって公開された、カクヨム運営さんのブログの内容ですね。

 いわゆる「上のほうの人達」の獲得リワードについて、以下のようなことを言っているのです。

 

なかには、約一ヶ月間で数十万円分のリワードを獲得できそうな方々も既にいらっしゃいます。

また、はやくも約100名の方々が、10,000リワード以上を獲得される予定です。さらに、換金下限である3,000リワードを超過するユーザーも250名程度出る見込みです。

引用元:カクヨムリワードの初回付与と、カクヨムロイヤルティプログラムの運用状況についてお知らせします - カクヨムからのお知らせ

 

 運営さんのアピールしたいニュアンスとしては、「稼げる人はこんなに稼いでいますよ!」という感じだったと思うのですが、正直なところ、私は次のような感想を抱いてしまいました。

「やっぱり、トップクラスでもこの程度なんだな……何となく予想はしていたけど……」

 

 もちろん、1ヶ月で数十万円を稼ぎ出すということは、カクヨムに小説を公開することだけで生活していけるということなわけで、画期的と言えば画期的です。

 文章書きの生き方が一つ増えた、ということですからね。

 その他、それなりの「お小遣い」を稼げそうな人も一定数いるという話で、これも悪い話ではないでしょう。

 

 しかし、世の中のいわゆる広告収入全般を考えたとき、「トップクラスの人で月収数十万円」というのは、やはりショボいと言わざるを得ないのではないでしょうか。

 これがYouTuberなら……って、まあアレとダイレクトに比べるのもちょっと違うかもしれませんが、トップクラスは日本国内でも普通に月収数千万円は行きますよね。

 小説が動画に敵う時代でないのは当たり前としても、かなり寂しいな、と思わずにはいられませんでした。

 

年間3,000リワードの壁

 そして、こう厳しいと俄然重みを帯びてくるのが、年間3,000リワードの壁です。

 どういうことかというと、カクヨムのリワードは、3,000以上貯まらないと換金できない規則になっており、かつ、保持できる期間が1年間しかないんですよね。

 つまり、今回の私が得た2リワードは、1年以内に3,000リワード以上を貯めて換金しない限り、失効してしまうのです。

 これはつまり、1年間に3,000リワード以上獲得することのできない書き手は、永遠にリワードをお金に換えられないということを意味しているわけです。

 

 この辺りについては、システムが最初に説明された段階で言われていたことで、今さらの話ではあるのですが、いざ現実にリワードが付与されてみると、その厳しさが改めて実感できますね。

 少なくとも私は、このままではカクヨムからは1円の収入も得ることはできません。

 年間に3,000リワードということは、単純に12で割るなら、ノルマは月あたり250リワードですか。

 この数字を叩き出せない限り、「タダ働き」ということになってしまうわけで、今の私にとっては、なかなかに遠い道のりであると言えましょう。

 

徹底的に流行に乗るか、コア層に直売するか

 現在私がカクヨムに公開しているのは、小説新人賞に応募し落選した原稿なので、web小説のニーズに馴染むようには書かれていません。

 数字がダメダメである第一の原因として、その点が指摘できるように思われます。

 コンスタントにリワードを獲得したかったら、web小説らしい新作小説を書いて、ウケを取る必要があるでしょう。

 

 その際には、正直な言い方をするなら、かなりの妥協が必要になります。

 題材の選び方、タイトルの付け方、キャラクターの立て方――。

 ぶっちゃけ、今のweb小説の売れ線というのは、私の書きたいものからはあまりにかけ離れているので、そこに自作を寄せていくというのは、技術的にも精神的にもかなりしんどい作業になりそうなんですよね。

 でも、広告収入を上げたかったら、それをやるしかありません。

 

 それ以外の方法で「ネットビジネスとしての小説」を展開するとしたら、徹底的にコア層に向けたものを書いて、それを直売するというのが挙げられるでしょう。

 今の私なら、それはズバリ、裸足フェチ小説です。

 思いっきり裸足フェチに特化した小説を書いて、noteやBOOTHといった、コンテンツを直接ダウンロード販売できるサービスで売る。

 これもこれで、私の本来やりたいことからは離れてしまうのですが、やはりそこは妥協するしかないところです。

 

 いずれにせよ、「自分の書きたいものを書いて、それできちんとした収益を上げる」というのは、夢物語であると考えたほうが良さそうですね。

 少なくとも私という人間の嗜好は、web小説というメディアにおいて、そのままでは「広くウケるもの」にも「コアに刺さるもの」にもなれそうにありません。

 稼ぎに繋げたかったら、そこら辺の自己表現願望は捨てて、需要をしっかり見つめ、それを叶える文字書きマシーンと化して作品を書いていくべきなのでしょう。

 

おわりに

 以上、カクヨムのリワード初付与にあたって、思ったことを書いてみました。

 

 私としては、頂点に立つ書き手には、せめて月に500万円くらいは稼いで欲しいんですよね。

 先述したように、小説で動画のように稼ぐのは無理だと思うのですが、それくらいのレベルには達することのできる環境でないと、下々の者達にとっては本当に夢も希望もない戦いになってしまいますので。

 

 ちなみにこの記事、私がweb小説をやっていく前提で書いてしまいましたが、そのようにするか、あるいはまだ新人賞にこだわっていくかは、私の中で揺れている状態です。

 今後、カクヨム向けにめっちゃ「いかにも」な新作を書くかもしれませんし、noteやBOOTHでめっちゃフェチい作品を出すかもしれませんし、新人賞向けの小説を書く=ネット的には音沙汰がなくなるかもしれません。

 いずれにせよ、何らかの作品を書くつもりではいますが、方針は未定です。

 

 ただ、手元に1本、かなり裸足フェチに寄った落選作があるので、これについては近いうちに300円くらいで売ろうかな、と画策しているところです。

 どう考えてもカクヨムに公開して多数の支持を得られるものではないので、ここは同好の士の直接的な支援を賜わろうかなと。

 その際は、ご購入していただけると嬉しいです。

 

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