天国的底辺

二次元、創作、裸足、資格試験、その他諸々についての思索で構成されたブログ

【カクヨム】web小説を読んでもらう難しさは想像以上でした

 カクヨムに投稿している小説『世界はいかにして回っているか』が、300PVに到達いたしました。

 投稿を始めたのが10/31のことですから、およそ半月かかったことになります。

 

 読んでくださっている方には本当に感謝なのですが……正直、想像していた以上に読まれないものだなあ、というのが、ここまで様子を見てきた上での率直な感想です。

 べつに、自分の作品にものすごい吸引力があり、キャッチコピー等も強烈な魅力を放っていて、カクヨム利用者の誰もが争うように読みまくる――なんて未来を思い描いていたわけではないのですが、それにしてもちょっと寂しい数字なのです。

 

 今日はその辺りについて、一種の戦況報告のようなことをしてみたいと思います。

 

 

 

2話目のPVは半分、3話目はそのまた半分

 以前の記事を読んでいただいた方はご存知と思いますが、私がカクヨムで投稿していくと決めたのは、以前ラノベの新人賞に応募しまくり、ことごとく落選していった作品群です。

 最初の投稿作として選んだ『世界はいかにして回っているか』は、第24回電撃大賞の三次選考まで行き、2人の編集者さんの片方から絶賛されたものの、もう片方の方からはイマイチな評価を受け、落ちてしまった作品です。

 自分の作品の中では割と万人向けなほうかなと思い、まずはこれをカクヨムに投下することにした次第。

 

 書いたのはもう何年も前になるわけですが、正直な話、内容には未だに結構自信があるというか、満足しているんですよね。

 少なくとも、自分と似たような感性を持っている人には、かなり刺さってくれるのではないかと、そういう期待をせざるを得ないものになっています。

 問題は、その「自分と似たような感性」が、世間的にどれくらいの割合で存在しているか、というところで、そこさえ乗り越えられれば、かなり広がってくれるのではないか――そう期待してのカクヨム参戦でした。

 

 しかし、やはりというか、現実は厳しかったです。

 いや、まだ最終章まで投稿してしないので、過去形で語るのもちょっと違うかなとは思うのですが、でも「読まれにくい現実」については、現段階で十分に理解できました。

 本当に厳しいですよ。

 

 先ほど、10/31に投稿を始めたと書きましたが、このとき投稿したのは、プロローグ、第一章、第二章の合計3話ぶんです。

 この3話ぶんに関しては、同時に投稿したわけですから、PVを比較することで純粋な意味での「離脱率」を計測することができますよね。

 その結果なのですが、第一章のPVが、プロローグの半分強。そして第二章のPVが、第一章の半分強となっているのです。

 

 カクヨム、ひいてはweb小説の世界において、一般的に1話目を読んでくれた人のうち、どれくらいの割合の人が3話目まで読んでくれるのか、その平均データみたいなものを私は知りません。

 なので主観的かつ非相対的な評価になるのですが……私の小説、序盤からめっちゃ脱落者を出しまくっていませんでしょうか?

 プロローグを読んでくださった人の、およそ4分の1しか、第二章まで進んでくれていないというのは、私の中ではかなりショッキングな数字です。

 

 私なりに、冒頭から無理なく物語全体の本筋が理解できるよう工夫しましたし、いわゆる「掴み」というやつにも気を配ったつもりなのですが、力がまったく及ばなかったということでしょうか。

 うーむ……とうなだれる以外にありません。

 

なかなか反応してもらえない

 そんなわけで、離脱されまくっている『世界はいかにして回っているか』なのですが、もちろん続けて読んでくださっている方も僅かにおり、いちおうこれまでに公開したすべての章に、1PV以上の数字はついています。

 先述の離脱率を最初に把握したとき、「このまま行ったら途中から誰にも読まれなくなってしまうのではないだろうか」という不安も出てきたのですが、さすがにそこまでは落ちぶれずに最後まで走り切ることができそうではあります。

 まずはそこをありがたいと思うべきなのでしょう。

 

 また、少しですが、評価をくださった方や、応援マークを押してくださった方も存在します。

 残念ながら、途中からそのペースも落ちていき、ここ数日は無反応が続いていたりするのですが、これも「ゼロではない」ことをとりあえず喜んでおくべきでしょうか。

 

 しかし率直な感想を言わせていただくと――反応って、なかなかもらえないものですね。

 私は長いことTwitterをやっているわけですが、かの地では「いいね」や「リツイート」は割と気軽なノリでやり取りされます。

 その感覚のままカクヨムに乗り込んでしまったせいでしょうか、反応の少なさが非常に気になってしまうんですよね。

 特に、それなりに自信のある作品を一発目に持ってきたわけですから、そこで反応が少ないという事実は、それなりにきついことだったりするわけです。

 

 もしかして自分の作品、想定以上に魅力がないのか? という……。

 

賞への応募とは異なる孤独感

 私が参考にしている某作家さんは、「新人賞に応募するのは孤独な作業だ」とおっしゃっています。

 誰にも読まれるあてのない原稿を書き続けるのはとても大変なことで、でもそれに慣れていかなければプロの小説家にはなれない。

 即効的な反応を求めてweb小説に行ってしまい、そのまま消えていく小説家志望者は山程いる――みたいな話です。

 

 でも、カクヨムというweb小説サービスを利用始めて半月ほど経った今、私は次のようなことを感じています。

「webに投稿して、にもかかわらずちょっとしか読まれないことは、新人賞に応募して、たった一人の下読みさんに読まれただけでハネられること以上の孤独感をもたらす」

 

 以前、こんな話を読んだことがあります。

 お年寄りの自殺は、一人暮らしの場合よりも、家族と一緒に暮らしている場合のほうが率が高い。それは「集団の中で必要とされていない」ことのほうが、純粋に一人ぼっちであることよりも、強い孤独感を生み出すからだ――。

 

 何となくですが、この話は、新人賞への投稿と、web小説への投稿の違いにも適用することができる気がするんですよね。

 少なくとも私はそれを感じます。

 新人賞に応募して、下読みさんの一存で「終わってしまう」ことは、もちろん悔しいことではありますが、もっと良いものを書けばいいのだ、という前向きな気持ちが最終的には残ります。

 それに対して、webに投稿してあまり読まれないと、「ああ、自分は要らない人間なんだなあ」みたいな気持ちばかりが強まっていき、これをバネにして――みたいな風になっていかないんですよ。

 

 それでも私の場合は、すでに書き上がっているものをカクヨム用に整形して投稿しているだけですから、ダメージも少ないほうです。

 これが新作を書いている人だったら、絶望感も半端じゃないのではないか、と推測しますね。

 コツコツと書いて更新し続けているにもかかわらず、PVや評価が思うように増えていかない。しかし筆を止めてしまったらそれこそ本当に終わってしまうので、歯を食いしばってひたすら続きを書き続ける――。

 たいしたものだな、と素直に感心します。そういうメンタルがないと駄目なのでしょうね。

 

今後の予定

 以前も書きましたが、手元にある落選作9本のうち、7本はカクヨムに投稿する候補となっています。

 まあ、あくまで候補であって、予定が変わる可能性はもちろんあります。整形する際に改めて読み返すわけですが、そこで「レベル的にちょっと……」みたいな感想を持った場合は、投稿中止、という判断を下すこともあり得ます。

 

 しかしまあ、よほど自己評価が変わらない限りは、投稿することになるでしょう。

 複数の作品が揃ったときに、それらの相乗効果によってグンと読者が増えていってくれたら嬉しいのですが……さて、どうなるものか。

 

 ちなみに、カクヨムオリジナルの小説も、書きていきたいなという願望はあります。

 ただ、現在の可処分時間と、自分の時間効率スキルから考えて、大長編を続けていくのは厳しそうです。

 やるなら、さくっと読める中編を書いていくことになるでしょうね。

 そのときはTwitterからの流入を狙って、露骨な裸足フェチ小説を書く可能性が高いです。

 その趣味のある方は、ぜひお読みいただけると嬉しいです。

 

おわりに

 最近、文章を書くことが以前より日常的になりました。

 ブログを毎日更新している上に、webライティングの仕事までするようになったというのが、その理由です。

 それ自体は良いことだと思っているのですが(お陰でだいぶ書き慣れました)、それらに時間が圧迫されるかたちで、来年の電撃大賞に応募する予定の新作小説が進んでおらず、これについては危機感を抱いているのが現状です。

 

 そこら辺を何とかするモチベーションを得るためにも、カクヨムに投稿している小説がたくさん読まれて、たくさん反応してもらえればなあ、と思っているのですが……。

 まあ、なかなかそう上手くは行かない、ということですね。

 

 あまり凹まないようメンタルコントロールしつつ、継続することに今は集中していこうと思います。

 

 

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