当ブログは、現在のところ毎日更新を目標に運営されています。
厳密に言うと、開設からずっと毎日更新だったわけではありません。Googleアドセンスの審査を受けている時期、何日か更新しなかったことがあるので、そこは歯抜け状態になっています。
しかしそれ以外はずっと、地道に更新を続けてきました。この記事が226記事目になります。
でもこの毎日更新、最近になって自分の中で意義を見出せなくなってきました。
ぶっちゃけ単なる自己満足に過ぎず、客観的には何にも繋がっていない――という現状について、再考せざるを得ない状況になってきたのです。
今日はその辺りの悩みを、少々書いてみたいと思います。
収益に繋がっていない
何と言っても最大の問題は、毎日更新が収益にまったく結びついていないということです。
こう言うと「お前は金のためにだけブログをやっているのか」と言われそうですが、金のため「だけ」かどうかはともかく、ブログを運営している主目的は間違いなくお金です。
月数万円の収益が欲しくて始めたのが、このブログなんですよ、実際の話。
ところが、コツコツと毎日更新を続け、200記事も超えたというのに、当ブログの月間の収益は2,000円ほどにしかなっていません。
そこからはてなproの代金などを支払っていくと、残るのは1,000円ちょっと。
時給に換算すると、かなり恐ろしい数字が弾き出されます。
もちろん、量は大事な要素です。
どんな世界であれ、量を積み上げる中で質も向上していき、それによって成功への道が開かれていく、という定石は普遍のものでしょう。
しかし、それは「闇雲」であっては意味がないのです。そこで言う「量」の中に、然るべき試行錯誤と、それによる能力の向上が含まれていなければ、成功はいつまで経っても見えてきません。
その点、現在の当ブログの毎日更新は、まさにその「闇雲」状態に陥っているのではないかと分析することができるのです。
収益という観点で当ブログが考えるべきは、大まかに分けて2つです。
- アフィリエイト広告をクリックしてもらう工夫
- 裸足フェチ系の記事をマネタイズする方法論の構築
そしてこれらは、「毎日更新を続けていく」ことでは磨かれないものです。
というか、現にこの200日以上のあいだ、ついぞ磨かれることがなかったわけです。
このような状態で、それでも毎日更新にこだわることは、果たして意味のあることなのか?
さすがに200記事を超えた辺りで、本格的に悩み始めたという次第です。
穴埋め記事を書いても虚しい
ここまで毎日更新を続けることができた理由は何でしょうか?
頑張ったから? 文章を書く資質があったから? ネタに事欠かない発想力を持っていたから?
どれも違います。
正解は、次のような微妙な理由です。
「この内容では絶対に収益に繋がらない、とわかっているものを、それでも毎日更新の継続のために記事にしてきたから」
いわゆる「オピニオン記事」と呼ばれるものが、その代表例ですね。
社会の様々な問題について、私はこう考える、というのを記事にしたものです。
そういうのは、確かに書いていて気持ちの良いものであり、モチベーションの維持という面では悪くないのかもしれません。
しかし、その記事に似つかわしいアフィリエイト広告を探すことはまず期待できない。
そこで強引に、記事の文脈とはかけ離れた広告を貼ってみるものの、当然ながら誰もクリックしてくれない。
結論として、まったくの無駄に終わっているわけですよ。約束されたタダ働きです。
その辺を考えるなら、次のように言うこともできると思うのです。
「形式上、確かに毎日更新は続いている。しかし、アフィブログの本分としては、とっくの昔に毎日更新など途絶えてしまっている」
このような性質を持った毎日更新に、果たしてこだわり続けるだけの価値はあるのか?
そんなものはただの惰性であり、人生の浪費でしかないのではないか?
……このように考えてしまうのは、当然ではないかと思うのです。
他の文章作業にリソースを割きたい
そしてそうなってくると、これまでブログに使っていたリソースの幾分かを、他の文章作業に回すべきなんじゃないか、という発想が出てくるわけです。
具体的には、webライティングの仕事と、小説の執筆ですね。
今のところ、webライティングによる収益は、当ブログのそれとは比較にならないほど大きいです。
文字単価は現在まだ実質的に0.2円とかなのですが、それでも時給10円にも満たないブログ運営をやっているよりは、よっぽど美味しい。
これから実績を積むに従って、文字単価を上げていくことができるので、伸びという点でも期待ができます。
小説は今のところお金を生んでいないのですが、目下のところ、裸足フェチ小説をnoteかBOOTHで売っていくことについて、真剣に検討中だったりします。
それが実現した暁には、当ブログやTwitterからリンクを貼って、購入してくれる方を集めることになります。
それが、先述した「当ブログの裸足フェチ系記事のマネタイズ」の一つのかたちにもなるわけですね。
でも現状では、ブログを毎日更新しなければいけない関係で、webライティング仕事にも小説制作にも、いまいち時間を割くことができていないんですよ。
もしここで、「ブログはアフィリエイト的に有意義な記事のみに限定する」ようにすれば、そのぶんの時間で結構いろいろなことができるようになるわけです。
そのほうが明らかに幸せになれるのではないか――と考えてしまうのは、浅はかでしょうか?
おわりに
Googleアナリティクスでアクセス状況を見てみると、残酷なまでの「記事間格差」がわかります。
読まれている記事は数千PVもあるのに対し、読まれていない記事は20PVにすら届いていない。
そして両者にかかっている労力は、ほとんど変わっていないか、場合によっては後者のほうが「無理にひねり出している」ぶん、主観的な負荷が大きかったりするんですよね。
ここで、後者のような記事を「あらかじめ剪定」し、伸びる見込みのある記事にのみ注力していくことは、毎日更新よりよっぽど「美しい」し、結果にも繋がるのではないか。
……こういう文章を書けば書くほど、そう思えてきます。
ちょうど2019年もそろそろ終わるという時期ですし、当ブログのスタンスを刷新するには、ぴったりのタイミングでもあります。
近いうちに、例えば「毎日更新は年内で終了します」的なアナウンスをすることになるかもしれませんので、その際には「lokiが必死に生き延びようとしているな」と生温かく見守っていただければと思います。
当ブログが、他のブログのようにきっちり収益を上げることができていたら、また話も違っていたのでしょうけどね……。
ほんと、ここ数年の自分、何をやっても上手く行かない。