天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

2023年に出会って良かったもの5選

これを書いているのは、2023年の大晦日です。
個人的にも世の中的にも、色々なことがあった年でした。
相変わらず新型コロナは蔓延していますし、なんだか知らないうちにそれ以外の感染症もいろいろ活発になっていて、そっちの意味でも油断できない毎日です。

でもまあ、もろもろの問題はいったん脇に置いておいて、この記事では2023年に「出会って良かったもの」を5つピックアップし、ポジティブに語っていきたいと思います。

2023年に出会った素敵なもの

まずは2023年に私が出会ったものから語っていきます。
最初に言っておきますと、これから語るものは2023年に「生まれたもの」というわけではありません。
それ以前から存在はしていたけれども、私が出会ったのが今年2023年である、という意味です。
これを念頭に置いた上で、以下の語りをお読みいただけますと幸いです。

ChatGPT Plus(DALL-E 3)

ChatGPTは、2022年にリリースされたチャット系のAIで、まあ詳しいことは今更ここで説明するまでもないでしょう。
すでに世界中で無数の方々が使っており、趣味から仕事まで多くの場面においてその威力を発揮しまくっています。

私がChatGPTを始めたのは、今年になってからのことでした。
まずは無料で試してみたわけですが、そのときの感想としては、次のような感じでしたね。
「エッチな小説を生成させたりするのは楽しいけれど……ちょっと物足りないかな」

そうこうしているうちに規制が厳しくなって、エッチな小説を生成させるのも難しくなってしまいました。
そうなってくると、画期的なツールであるにもかかわらず、どこでどのように利用すれば良いか、わからなくなってきます。

そこで私は発想を変えて、有料のChatGPT Plusに課金をし、仕事(私はWebライターをやっています)に使ってみてはどうかと思い立ちました。
これが結果的に大正解。
仕事にかかる時間は劇的に減少し、多大なる生産性アップをChatGPT Plusによって実現することができたのでした。

そうこうしているうちに、ChatGPT Plusに新たな機能が色々と追加されていきました。
その中でも私にとって印象深かったのが、画像を生成するDALL-E 3が使えるようになったことです。

AIによる画像生成は現在、さまざまな議論を巻き起こしています。
主に絵描きさんたちの著作権に絡む問題ですが、それについて私はきちんとした知見を備えていないので、あえて論じるようなことはしません。
ともあれ、DALL-E 3によって生成できる画像はとても魅力的で、私は自分の趣味全開のセーラー服裸足少女を、さまざまなシチュエーションで生成させまくりました。

このブログのアイキャッチ画像も、最近はすべてDALL-E 3によるAI画像生成でまかなっています。
おかげでブログ執筆のモチベーションが復活したところがあり、広義の創作活動をプッシュしてくれたという意味で、私にとって救いの神とも言えるかもしれません。

2024年も、ChatGPT Plusには仕事とブログの両方に活用しまくることになると思います。
願わくば、わけのわからない規制が強化されて、思ったような画像が生成できなくなるといった事態にだけは、なって欲しくないですね。

1Password

1Passwordは、オンラインで利用できるパスワード管理ツールです。
パスワード管理ツールにもさまざまなものがありますが、中でも1Passwordは最も有名なものと言っても良いでしょう。
堅牢性や先進性、使い勝手といったさまざまな面において、1Passwordを超える管理ツールは今のところないと言っても過言ではないと思います。

私はパソコン歴もネット歴も長いので、セキュリティについての意識はそこそこあると自負しています。
しかしそれでも、従来はパスワードを覚えやすさ重視で設定していたり、何ヶ所ものサイトで使い回していたりといったことをやっていました。
「世の中には、123456みたいなパスワードを設定している人がいる」などという話を笑いつつ、自分もセキュリティに関して徹底した姿勢を持っているわけではなかったのです。

しかし1Passwordを導入したことで、そのあたりが一変しました。
私は現在のところ80を超えるWebサイトにアカウントを持っていますが、1Passwordを導入したことをきっかけとして、それらすべてに極めて複雑な、そして個別のパスワードを設定しています。
それらはすべて1Passwordで一括管理しているので、一部の例外を除き、記憶もメモもしていません。
それでも全然大丈夫なのが、1Passwordを導入する利点なのです。

最近はパスワードの代わりにパスキーと呼ばれる仕組みを導入するサービスも増えてきています。
1Passwordは、このパスキーにも対応しているので、これからも廃れることなく、最前線で人々のセキュリティを守ってくれることでしょう。

ある程度のお金はかかりますが、導入することを皆さんにも強くおすすめします。

iPad Air第5世代

iPad Air第5世代は、控えめに言っても素晴らしいタブレットです。
現在私はこのタブレットを、寝床のタブレットアームにセッティングし、寝ながらYouTubeを視聴することをメインに使用しています。

ちなみにセルラーモデルを選び、中古ショップのイオシスにて8万円ほどで購入しました。

このように書くと、寝床でYouTubeを視聴するためだけに8万円も使ったのか、と呆れる方も出てくるかもしれません。
しかしこれが、めちゃくちゃ快適なんですよね。
手で支える必要もなく、仰向けに寝転がってタブレットでYouTubeを観られる便利さと快適さは、おそらく実際に体験してみないとわからないことでしょう。
本当に最高ですよ。

ちなみに以前は、同じことをAmazonのFireタブレットで行っていました。
しかしFireタブレットはご存知のように廉価なものであり、性能的には割り切って使う必要があります。
動画視聴ができないわけではないのですが、やはりちょっと動作がカクつくところがあり、それが微妙ながらもストレスになっていました。
そのストレスが、iPad Air第5世代の購入によって完全に無になったのです。

もちろん、YouTubeの視聴だけでこのタブレットを終わらせるつもりはありません。
たとえば、すでにApple PencilとCLIP STUDIO PAINTを購入しており、お絵描きの練習をする準備をしっかり整えています。
CLIP STUDIO PAINTの使い方、みたいな本も購入しました。
まあ、現状めちゃくちゃお絵描きに時間を費やしているかというとそんなことはないのですが、マイペースでちょぼちょぼと腕を上げていきたいと考えています。

他にも何かクリエイティブな使い道を思いついたら、このタブレットで色々試してみたいですね。
M1チップを搭載しており、長く使えることは保証済み。
これからも頼れる相棒として、徹底的に活用していきたいと思っています。

PowerToys(FancyZones)

PowerToysは、Microsoftが提供しているアプリです。
「Windowsのおまけ機能を集めたもの」とでも表現するのが適切でしょうか。
標準では搭載されていないけれど、多くの人が「あったらいいな」と感じるような細かい機能がたくさん搭載されており、日々の作業効率をアップできると高い評価を得ています。

私はその中の「FancyZones」という機能をめちゃくちゃ愛用しています。
FancyZonesは、複数のウィンドウを任意のサイズに分割表示できる機能で、これを用いることによって、私は3つのGoogle Chromeのウィンドウを「メイン作業用」「X(Twitter)の表示用」「Misskeyの表示用」に絶妙なサイズで分割表示できるようになりました。

この機能がなかったら、私は今でも毎回手動でウィンドウサイズをいちいち調整していたことでしょう。
しかし今ではほんのわずかな動作で、情報が最も入ってきやすく、かつアウトプット作業もしやすい状態を整えられるようになっています。

PowerToysには他にも、一括リネーム機能や、特定のウィンドウを常に最前面に表示する機能なども搭載されているので、ぜひインストールすることをおすすめします。

たくさんの裸足絵描きさん

今年出会った素敵なものとして最後に挙げたいのは、たくさんの裸足絵描きさんたちです。

世の中は広いもので、次から次へと上手な絵描きさんがSNSを中心として生まれています。
その中には、魅力的な裸足を描くことを得意とする(そしてそれを好んでいる)絵描きさんも多く、2023年も本当に素晴らしい作品の数々を堪能することができました。

私は文章を書く人間であり、文章という創作活動に誇りを持っています。
しかしそれはそれとして、やはり絵の力のものすごさというものを認識しないわけにはいきません。
少なくともSNSにおいては、「素晴らしい絵を描ける」ことが、多くの人を幸せにする強力なスキルとなっていることは誰も否定できないでしょう。

来年もたくさんの裸足絵描きさんと、新たな出会いを果たしたいものです。

番外編:今年も激しくお世話になったもの

2023年に出会ったわけではないけれども、今年もやはり激しくお世話になり、感謝しているものがいくつかあります。
ここでは番外編として、それらのいくつかについて語っていきたいと思います。

Google音声入力+VoiceIn

Google音声入力とVoiceInの組み合わせは、今年も私の生活を根っこから支えてくれました。
文章を書く仕事を選び、趣味でたくさんの文章を書く生活をしているにもかかわらず、腱鞘炎になる兆候がまったく見られないのは、これらのツールのおかげでしょう。
また、執筆速度が昔と比べて段違いに速くなったのも、間違いなく音声入力の恩恵です。

Google音声入力だけでも強力なのですが、単体ではGoogleドキュメントでしか活用することができず、さまざまな制約が伴います。
しかしChrome拡張機能であるVoiceInを活用することによって、Google音声入力をあらゆるサイトで利用できるようになります。
さらに有料版に課金することにより、辞書登録機能のような役割を果たすボイスコマンド機能を使えるようにもなり、これによって最強の音声入力環境となるわけです。

先日、私はVoiceInの開発者様に、ボイスコマンドの内容をグループ分けできるようにして欲しいという要望を出しました。
それに対して開発者様は、「同じような要望はいくつかいただいているので、近いうちに実装したい」という返答をくださいました。
今はその実現に大いなる期待をかけているところです。

2024年も、Google音声入力とVoiceInの組み合わせにはめちゃくちゃお世話になることでしょう。
これらのツールがあるからこそ、曲がりなりにも私はWebライターとして稼ぐことができている、と言っても過言ではないくらいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

タダでは抱かれません

もう一つ、今年めちゃくちゃお世話になったものとして、『タダでは抱かれません』という漫画作品を挙げたいと思います。

この作品を一言で言うと、「教師を目指す真面目で品行方正な女子大生の主人公が、あるときを境に複数の女友達と、お金をもらってエッチする関係になっていく」というもの。
一般指定の漫画作品とは思えないほど百合エッチシーンが充実しており、連載から1年以上が経過した今も、その勢いはとどまるところを知りません。

今年も私は色々なエッチコンテンツに「お世話になった」わけですが、その中でも圧倒的にお世話になった回数が多いのが、この作品です。
一応ストーリーもあるのですが、そのたびに必ずエッチシーンが出てくるという構成になっておりまして、ストーリー回とエッチ回のサンドイッチみたいな感じを楽しめます。

「ヤンマガWeb」で連載中なので、興味のある方は一読してみてはいかがでしょうか。

yanmaga.jp

おわりに

以上、2023年に出会った素敵なものと、2023年もお世話になった素敵なもの、両方について軽く語ってみました。

こうして書いてみると、ほとんどがWeb系のツールになっていますね。
この辺り、私の人生がどのようなものであるかを如実に物語っている気がするようなしないような……ちょっと複雑な気持ちにならなくもありません。
しかしここに挙げたものはいずれも本当に素晴らしいものばかりなので、私とは生活スタイルが異なる方でも、ぜひ一度体験してみていただきたいというのが素直な気持ちです。

2024年も、たくさんの素晴らしいものに出会いたいなと心から願う次第です。