2023年も残すところあと1ヶ月……と言いたいところですが、これを書いている現在はすでに12月10日なので、今日を含めてあと22日しか残っていません。
ここ数年ずっと、時間の流れがスピーディーすぎて戸惑っているのですが、12月もここまで容赦なく進んでおり、「年末にはあれをやろう、これをやろう」みたいなことをおぼろげに考えていた過去の自分に対し、そんな甘いものじゃなかったよと報告せざるを得ない状況に陥っております。
しかし今回、音速で進むこの12月に、あえてアウトプット目標を立ててみることにしました。
ここではその理由と、具体的な目標の内容について記していきたいと思います。
目標を達成できたかどうかは、来年初頭のブログ記事にて、答え合わせの形で見ていく予定です。
ここ最近おろそかだった趣味的分野のアウトプット
さて、なぜものすごい速度で進んでいく12月にあえてアウトプット目標を立てるのかというと、その答えはシンプルです。
ここ最近、ずっと趣味的分野のアウトプットがおろそかになっており、ここらで自分を追い込む必要があるなと思い立ったからです。
私にとってのアウトプットというのは、基本的に文章です。
私はWebライターという、文章を書く仕事をしているのですが、趣味でも文章を書いており、文章文章文章の人生を送っている次第。
それはまあ自分で選んだ道ですし、好きでやっているから構わないのですが、問題は最近、仕事の文章にリソースのほとんどを取られてしまい、趣味の文章に割けるリソースがほとんどなくなってしまったことです。
おかげで、小説もほとんど執筆できていません。
ブログについては最近ようやく復活気味になったのですが、それでも自分で満足いくようなペースにはなっていないのが現状です。
こういうのは、どこかで思い切って生活のスタンスを抜本的に変えない限り、改善されるものではありません。
何らかの決意表明をして自分を追い込むといったことをしなければ、おそらくこのまま1年2年と「書けない日々」が続いていき、趣味的分野のアウトプットができない人間に成り下がってしまうことでしょう。
というわけで、このタイミングで「12月中にこれとこれをやるぞ!」という宣言を執筆・公開することにしました。
自分に対して約束するだけではいまいち拘束力が弱いので、私の文章を読んでくださっている皆さんに目標をシェアすることで、達成できなかったら思いっきり恥をかく状況を自ら作ろうという目論見です。
これを読んでいる皆さんにおかれましては、自分を奮い立たせようとする私の計画に巻き込んでしまった形になって申し訳ありませんが、「なんか字書きが一人、12月の世間がクソ忙しい時期に趣味のことで自分を追い込んでいるらしいぞ」と頭の片隅に記憶していただけますと幸いです。
目標1:2本の裸足フェチ小説を完結させる
まず第一の目標は、現在書きかけの2本の裸足フェチ小説を完結まで導いていくことです。
1本目は『裸足露出狂の芦宮凛音とその周辺』。
これは現在第10章までpixivにて公開しており、そのまま10ヶ月以上更新が止まってしまっている作品です。
一応プロットは最後まで作ってあるわけなのですが、どうもその描き方というか、視点の在りようのようなものに対して満足のいかないところがあり、それをどうしようか考えているうちにズルズルと今日まで来てしまいました。
しかしここらそろそろ腹をくくって、良い意味で「下手くそなものでもいいからとにかくエンドマークを打つ」方向で動いていきたいと思います。
細かいことは、とにかくまず初稿を完成させてから考えることにします。
こういうのって一般論としてよく聞くことですし、頭では十分に理解しているのですが、いざ自分がその状況に陥ると、なかなか理性的に動けないものなんですよね。
でもそんな状況にも、いい加減に終止符を打ちたいと思っています。
おそらくあと10,000~15,000文字くらいで完結まで持っていけると思うので、なんとかうまく着地させたいところです。
そして2本目は、『アストレアにまします裸足の王女様』。
これはまだ公開していない中編作品で、現在のところ前半部分の初稿が出来上がっています。
トータルで60,000文字くらいになる予定で、現在できているのがその半分くらい、という感じ。
つまりあと30,000文字ほどで完成まで持っていけるということですね。
つまり2本の小説を合わせると、あと40,000~45,000文字くらいでどちらも完結させられるということになります。
これを年末までにぜひとも達成させたい。そう考えている次第。
今日を含めて今年はあと22日間あるので、毎日2,500文字ずつ書けば、余裕を持ってゴールテープを切ることが可能です。
というわけで、第一の目標は、毎日小説を2,500文字書き進めて、2本の裸足フェチ小説を完結させること。
仕事を除いては最優先で取り組みたいと、腹をくくる準備を整えているところです。
目標2:ブログ記事を5本更新する
第二の目標としては、ブログ記事をあと5本更新しようと思っています。
具体的にどのような内容にするかは、まだ決めていません。
でもとにかく5本更新することで、ある程度今月の更新ペースを見栄えの良いものにしたいなと、そのように考えています。
個人的には、裸足フェチ関係の記事を充実させたいですね。
このブログはさまざまな話題を取り扱う、いわゆる雑記ブログなのですが、アクセス数を見てみると圧倒的に裸足フェチ関係の記事が読まれており、実質的には裸足フェチの特化ブログという感じになっています。
12月はそのニーズに応える意味を含めて、裸足フェチ関係の話題をなんとかひねり出し、皆さんに楽しんでいただきたいなと、そんな風に考えています。
ただし、優先順位としては小説の方が上なので、もし小説とブログの両方を達成できそうになかった場合には、小説優先でブログの更新数を少し下げることになります。
そのあたりはご了承いただけますと幸いです。
問題は可処分時間ではなく気力
という具合に、2つの目標を設定いたしました。
この2つの目標は現在の私にとっては、なかなか高い壁と言わざるを得ません。
しかし一般的に考えられる「高い壁」と、私にとっての高い壁は、ちょっと意味が異なります。
一般的には、忙しくて可処分時間を確保できない、みたいなのが主な理由としてありますよね。
しかし私の場合、それほど本業が忙しいわけではないので、可処分時間そのものには特に問題はありません。
問題となるのは、気力というか、執筆エネルギーみたいなものなのです。
具体的には、仕事の文章をたとえば10,000文字書いてしまうと、一日に執筆できる文章の総量からその分が引かれ、残った文字数しか趣味的分野に回すことができない、みたいなのが私の性質でして……。
いかにして仕事をしっかりこなしつつ、趣味的分野に割くエネルギーを確保するか。
あるいは、いかにして一日に執筆できる文章の総量を増やしていくか。
その辺が課題になるわけです。
どちらも昔から取り組んではいるものの、なかなかうまく回っていかない深い問題。
しかし今回は特に自分を追い込んでいるので、それを糧としてなんとか突き進んでいけたらいいなと思っております。
まとめ
というわけで、一介の字書きによる、2023年12月の決意表明でした。
私にしては大きな目標を立ててしまって、内心ちょっとビビっているというのが正直なところです。
今こうしてこの記事を書きながら、後で推敲するときに文中の数字を下方修正しようかという誘惑が頭をよぎるくらいには、本当に大丈夫だろうかと心配している次第。
しかし今こうしてあなたが公開されたこの記事を読んでいるということは、私もそれなりの重みをもって決意したということです。
師も走ると書いて師走。
油断するとあっという間に今年が終わってしまうので、ここからしっかり気持ちを引き締めて、やると決めたことをやり通したいと思っております。