天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

【2021年】買ってよかったモノ5選

買い物

 

 2021年もそろそろ終わろうとしています。

 今回は、今年買ってよかったなと思うものを5つピックアップし、紹介していきたいと思います。

 

 あまり一般的ではない仕事関係のものと、あまり一般的ではない趣味関係のものとか混じっているので、もしかしたらあまり参考にはならないかもしれません。

 しかしまあ「世の中にはこういうものを買ってありがたがっている人もいるんだな」という温かい目で読み進めていただければと思います。

 

 

卓上昇降デスク

 まず最初は卓上昇降デスクです。

 昇降デスクというのは、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

 簡単に言うと、天板が上がったり下がったりする仕組みを持った机のことです。

 

 それの何が嬉しいかというと、座って作業することもできれば立って作業することもできるという、2種類の使い方ができる机なんですよね。

 これによって座りすぎを防止し、健康に気を遣うことができるわけです。

 どこぞの研究によれば、毎日4時間以上座っていると健康に対して非常に大きな悪影響を及ぼすとのことで、長時間座り続けるのは本当に良くないらしいんですよ。

 昇降デスクを使うことによって、その問題が見事に解決されるのです。

 

 今年私が買ったのは、普通の昇降デスクではなく、卓上昇降デスクです。

 ここで言う「卓上」とはどういう意味かというと、机の上に置いて高さを調節することができる、小さなデスクという意味です。

 デスクそのものを上げ下げするためには、デスク自体を買い換えなければいけないわけですが、さすがにそれはちょっと大掛かりですよね。

 そこで机の上に乗せて簡単に安く使えるアイテムとして、卓上昇降デスクに目をつけたというわけです。

 

 この使い勝手が非常に良かった。

 おかげで今年の私は、腰が痛くなることが一切ありませんでしたし、長時間のデスクワークによって体が凝るということもありませんでした。

 適当に座り、適度に立つ。これを繰り返すことによって、体に対して悪い負担がほとんどかからない仕事の仕方ができるようになったのです。

 

 ちなみにこの卓上昇降デスクは9,000円ちょっとでした。

 体にとっても良い影響を考えれば、非常に安い買い物だったと思っています。

 

ピンマイク

 続いて紹介するのはピンマイクです。

 ピンマイクというのは、襟元などにくっつけて人の声を入力する装置のことですね。

 テレビ業界などでよく使われているものであり、一般的なものではないというイメージが強い人も多いかもしれません。

 

 しかしこれは私にとって非常に優れたアイテムでした。

 

 ピンマイクが私にとって素晴らしく機能したのは、私の職業がWebライターであることと関係しています。

 Webライターはとにかくたくさん文章を書かなければならない職業です。

 これをすべてキーボード入力で済ませていると、時間が掛かるばかりか、体にもダメージが来てしまいます。

 職業病として腱鞘炎を挙げる人も多いくらいですので。

 

 しかし音声入力を使うことで、まったく同じ作業を断然楽に済ませることができるようになるのです。

 

 ここで一つ疑問を抱いた人もいるかもしれません。

 音声入力を使いたいのであれば、わざわざピンマイクなんて買わなくてもスマホの音声入力アプリを使えば良いのではないかと。

 

 確かに一般的にはそうなのですが、Webライターの場合はそういうわけにもいかないのです。

 頭で考えたことを文章にするだけで良いわけではなく、ネット上に転がっているたくさんの参考資料を見ながら執筆しなければいけないため、どうしてもパソコンで作業する必要があるからです。

 つまり音声入力をしたかったら、パソコンでの音声入力環境を整えなければいけないということになるわけです。

 

 そこで私が目をつけたのがピンマイクでした。

 

 ここでいわゆるヘッドセットを購入しなかった理由はシンプルです。

 すでにそれなりの値段のヘッドホンを持っており、音声データのアウトプットに関してはこれをしっかりと活用したかったのです。

 そして机に置くタイプのマイクを購入しなかった理由もシンプルです。

 卓上昇降デスクを使っていると、デスク周りをうろうろと歩き回ることもよくあります。このような行動をとる人は、机の上に固定されているマイクとはあまり相性が良くないのです。

 

 このような理由から、私はピンマイクを選んだ次第です。

 ちなみに私はピンマイクを襟元ではなく、ヘッドホンから伸びているオーディオケーブルに装着する形をとっています。

 こうすることによって、ノイズキャンセルで周囲の音を遮断しながらピンマイクで音声入力するのが楽になります。

 襟元にピンマイクをつけていたら、机から離れて何かをするとき、ヘッドホンを外してピンマイクを外して、という二つの作業が必要になりますからね。

 

VoiceIn拡張機能

 買ってよかったものの三つ目は、VoiceIn拡張機能(有料版)です。

 Google Chromeの拡張機能には便利なものがたくさんありますが、その中でもVoiceInは本当に役に立っています。

 これはGoogleがもともと提供しているGoogle音声入力を拡張したものであり、オリジナルを超えた様々な機能を備えたものです。

 

 詳しいことは以前ブログ記事にしたので、興味ある方はそちらを参照してみてください。

 

www.tengoku-teihen.com

 

 VoiceInは、句読点まで自動的で入力してくれるわけではありません。

 そのため画面から目を離し、ひたすら喋りっぱなしで文章を入力するということには向いていません。

 しかしWebライターの仕事のように、画面に向かって集中しながら作業している限りにおいては、ものすごい威力を発揮してくれます。

 

 これだけの機能を年間25ドルで使うことができるのですから、本当にすごい時代だなと思います。

 

 これでもし辞書登録機能が備わったら最強になるのですが、まはそこまで贅沢は言えませんね。海外のサービスですし。

 その辺りについては「いつか実装されたら嬉しいんだけどな」程度に考えておきつつ、これからも骨の髄まで愛用し、しっかり稼がせていただこうと思っています。

 

Fire HD 10とタブレットアーム

 ここまでは仕事関係のアイテムでしたが、次に紹介するのは一転してだらだらするためのアイテムです。

 Fire HD 10と、それを取り付けるタブレットアームの組み合わせが、私の生活を根本的に変えてくれたというお話です。

 

 この組み合わせを何に使うのかというと、寝床にセットしてコンテンツ消費をするのに使うのです。

 YouTubeを観たり、アニメを観たり、電子書籍を読んだりと言ったことを、寝ながら快適に行えるようになるわけです。

 

 見た目は堕落した姿そのものですが、体を楽にしてコンテンツを消費することができるというのは結構大事なことであり、本当に良い買い物をしたと思っています。

 

 ちなみに私はそもそも Fire HD 8と、簡単に先端を動かすことができないタイプのタブレットアームは持っていました。

 しばらくの間はそれで満足していたのですが、だんだん高解像度で大きい画面と、可動式タイプのアームへの願望が強まっていき、今年買い換えることになったわけです。

 

 その結果として得られた利便性は、2倍や3倍どころではありませんでした。

 

 今では毎日寝床につくのが楽しみで、インプット作業のほとんどは寝床で行なっているという状態です。

 勉強としての読書の趣味としての読書も、動画の視聴も、すべて寝床でヌクヌクとしながら済ませることができる。

 もはや「アウトプットは起きてするもの、インプットは寝てするもの」という感じになってしまいましたね。

 

 これが100%良いことなのかどうかはわかりませんが、少なくとも私を幸せな気持ちにしてくれていることは間違いありません。

 

Google Pixel 3

 最後は Google Pixel 3です。

 2018年に発売したこのスマホを、私はつい先日、中古14,400円で購入しました。

 目的はただ一つ、Pixelでしか使うことのできないレコーダーアプリに新たに搭載された、日本語文字起こしの機能を使うためです。

 

 結果としてこれが大当たり。

 ものすごい精度で音声入力することができるデバイスを手に入れたことに深い感動を覚え、早速手放せないアイテムとなってしまいました。

 詳しいことは以下の記事を参照してください。

 

www.tengoku-teihen.com

 

 予想外の収穫だったのは、すべてがオンデバイスで動くところです。

 SIMカード挿していない状態でも、外でウォーキングなどをしながら音声入力でどんどん文章を書いていくことができる。

 当初のアナウンスでは、オンデバイスで機能するのは最新のPixel 6のみとされていたので、まさかPixel 3でもそれを享受することができるとは考えてもおらず、棚からぼたもちのような気分でしたね。

 

 ちなみに現在書いているこの文章も、ウォーキングしながらPixel 3で音声入力したものを下敷きとしています。

 この程度の文章であれば、ウォーキングの最中にサクッと最後まで書ききってしまうことができるんですよ。

 

 この楽しさと効率の良さは、想像を絶するものです。

 

 文章を書くという作業に少しでも縁のある人は、ぜひ中古のPixel 3を購入して、オンデバイスでのレコーダー文字起こしを試してみてください。

 あっという間に元は取れるはずです。

 

おわりに

 以上、今年買ってよかった5つのアイテムについて紹介しました。

 

 Webライターという私の仕事が少々特殊であり、かつ文章を書くことに対する個人的な執着も非常に強いため、全体としてだいぶ偏ったおすすめになってしまったなという自覚はあります。

 しかし逆に言えば、趣味嗜好が私と合う人に対しては、とても役に立つアイテムばかりを揃えることができたのではないかとも考えています。

 

 ちょっとでも興味を持って読んでいただけたのであれば幸いです。

 

 2022年も、自分の波長にぴったり合う、そしてQoLを確実に向上させる、素晴らしいアイテムで出会えればいいなと願っています。