天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

なぜ駆け出しの当ブログの検索流入が激減しているのか?

 当ブログは2019年5月3日に運営を開始しました。

 なので、現時点でほぼ満8ヶ月ということになりますね。

 

 8ヶ月というのは、ブログの世界ではまだまだ「駆け出し」の範疇だと思います。

 このくらいで満足のいくPVや収益を上げるなんていうのは、夢のまた夢。

 もっと長い目で見ていかなけれればならないのが、ブログ運営というものです。

 しんどいですが、それは逆に言えば、今はまだ伸び盛りであるということ。

 書けば書くほど、記事を入れれば入れるほどアクセスが伸びるはずで、そこを楽しみにすることができれば、何とか辛抱もできるというものでしょう。

 

 ……そのはずなのですが。

 どういうわけか当ブログ、そんな駆け出しの状態にもかかわらず、早くも検索流入が減少の一途を辿っているんですよね。

 ほとんど唯一と言っても過言ではないモチベーションの種が刈り取られてしまい、心が折れる寸前だったりします。

 今日はそのことについて、少し考えてみたいと思います。

 

 

 

まだ駆け出しなのに……

 繰り返しになりますが、当ブログはまだ駆け出しの状態です。

 今書いているこれが、通算で241記事目。まあそれなりに積み上がってはいますが、収益という面から考えれば、この程度ではまだ、山を登り始めたばかりというところ。

 従って、冒頭に書いたような「伸び」が期待できるはずなのです。

 

 ところが、現実はまったくそうなっていません。

 以下に、過去3ヶ月の検索表示数とクリック数のグラフを貼ってみましょう。

 

過去3ヶ月の検索流入

 

 おわかりのように、10月時点でそこそこ育っていたものが、11月、12月とぐんぐん下降していき、とうとう最近では、日に100セッションもなくなってしまったのです。

 

 単純に考えて、これはおかしいですよね。

 これまで書いてきた記事がこれまで通りに存在しており、そこに毎日新規の記事が加わるのですから、多少のジグザグはあっても、全体としては伸びの一途を辿るのが自然のはずです。

 これが5年とか6年続いている、ある種の「倦怠期」を迎えているブログならまだわかるのですが、再三言うように、まだ駆け出しであり、伸び盛りの時期なのです。

 それでどうして、こんな数字が出てしまうのでしょう?

 

 正直、その答はまったくわかっていない状態なのですが、とりあえず3つほど仮説を立ててみました。

 

仮説1:計測方法が変わった

 これはつまり、実態としては何も変わっていないのだ、という仮説になります。

 本当は伸びているのだけれども、計測の仕方が変わったため、逆に減少しているように見えるだけなのだ、ということですね。

 この場合、良くも悪くも当ブログのやり方に問題があるわけではなく、逆に言えば、何もできることはないという話になります。

 

 ただ、ちょっと無理のある仮説かな、と思います。

 まあ、多少の計測方法の改良はあるでしょうし、それによって数字が変わることもあり得るとは思うのですが、2ヶ月も延々と減少し続けているのを見て「いや、実際は伸びているのだ!」とまで言ってしまうのは、単なる現実逃避なのではないかなと。

 

仮説2:SEO的に非常に粗悪な記事を書いている

 最近の私の書くものが、Googleの検索エンジンにとって非常に「価値の低い」もので、そのため書けば書くほどサイト全体の評価が落ち、検索上位に記事が表示されなくなっている、という仮説です。

 

 これは……どうでしょう。

 ちょっと自虐的すぎる仮説な気がしますが、でも心当たりがないわけでもありません。

 というのも、私は未だに「SEO的に正しい記事の書き方」というものを、ひとかけらも会得できていないという感覚があるのです。

 なので、「お前の記事はGoogle的に最低だ」と言われれば、「そうですか……」となってしまうところがあるんですよね。

 

 少なくとも、記事のテーマ選びについては、確実にダメダメであると言えるでしょう。

 毎日書いている記事のうち、正直なところ半分以上は、人気記事になるわけがないと思いながらも、他に思いつくことがないから、あるいはどうしても書きたいからという自分本位の動機で書いているものだからです。

 もっと読み手の目線に立って、相手を喜ばせることに全力投球したものを書き続けていくべきなのですが……でも、難しいんですよね、それ。

 

仮説3:何らかのペナルティを受けている

 当ブログの記事は、時折ポリシー違反の認定をくらい、記事単位でですが、広告が制限されています。

 そのたびに再審査を申請し、結果として「問題なし」の判断をもらうことができているのですが、もしかしたらその繰り返しにより、何らかのペナルティを受けているのかもしれません。

 陰謀論めいたニュアンスも多少ありますが、Googleがその辺りを一切明かさない以上、可能性の一つとしては考えられるのではないかと思うのです。

 

 これを回避するには、そっち方面にギリギリを狙わずに、「良い子のための」コンテンツを提供することに邁進するのがよいのでしょうが……。

 それもちょっと、現在の当ブログ的には、難しいんですよね。

 特に漫画の感想を書いていると、引用する画像で引っかかったり、場合によっては作品タイトル自体がアウトだったり、いろいろあるのです。

 

 正直、性的なことに関するGoogleの姿勢は、滑稽としか言いようのないレベルで厳しいと思っているので、心情的にはあまり従いたくないところがあります。

 しかし、もしペナルティを受けているのだとしたら……うーん、根本的な路線について、少しは考えなければいけなくなるでしょうか。

 

おわりに

 当ブログが検索流入的に最も「繁栄していた」のは、開設6ヶ月目の10月のことで、現在はそこからほとんど半減といってもいいところまで落ちてしまっています。

 その間にざっくり60記事ほど増えたにもかかわらずの半減ですから、1記事あたりのPVで考えたら、もっと厳しい数字が出てきます。

 結構頑張って更新し続けた結果がこれでは、正直、泣くに泣けません。

 

 この件に関する突破口は、まったく見えていない状況です。

 巷のブログや、先日読んだ『沈黙のWebライティング』などに言わせれば、「とにかく読者のためになる良い記事を書けばいいのだ」という風になるのですが、抽象的すぎて私にはさっぱりです。

 そう言われても、「つまりどうしたらいいのか」わからない。

 

 良く言えば、奥が深い。

 悪く言えば、意味不明。

 ブログの世界は厳しいです。アフィリエイトも未だに成約数ゼロ件ですし、本当にまいったなあと。