天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

次のパソコンはデスクトップからノートに変えようかなという話

皆さんは、普段どのようなパソコンを使っているでしょうか。
デスクトップパソコンでしょうか、それともノートパソコンでしょうか。

私は長年デスクトップパソコンを使ってきましたが、最近になって次のパソコンはノートパソコンにしようかなと考え始めています。
その理由について、これから詳しく解説していきたいと思います。

デスクトップパソコンからの移行を検討中

現在、我が家にあるのはデスクトップパソコンです。
このブログ記事も、そのデスクトップパソコンで執筆しています。
しかし最近になって、ノートパソコンで環境を構築したいという気持ちが出てきました。
デスクトップパソコンを使い続けることに何か不満があるわけではありませんが、時代の変化とともに、ノートパソコンの魅力が増してきたように感じられるのです。

デスクトップパソコンには、安定性や拡張性など、多くの利点がありました。
しかし、それらの利点の多くは、ノートパソコンの進化によって、もはや大きな差ではなくなってきています。
一方で、ノートパソコンの持つ利便性は、現代のライフスタイルにますます適合しているように思えます。

そんな変化を感じ取ったことが、私がノートパソコンへの移行を考え始めたきっかけなのです。

長年使ってきたデスクトップパソコン

私がパソコンに初めて触れたのは、もうかなり昔のことになります。
その時から今に至るまで、ずっとデスクトップパソコンを使ってきました。

デスクトップパソコンには、ノートパソコンに比べてさまざまな利点がありました。
まず、同じ価格帯であればデスクトップパソコンの方がコスパが良かったのです。性能面での優位性は歴然としていました。
また、拡張性の高さも魅力でした。デスクトップパソコンは、本体背面に多くの端子を備えているので、さまざまな周辺機器を接続できるのです。
加えて、私の場合は長時間パソコンをつけっぱなしにすることが多いので、排熱性の高さもデスクトップパソコンの大きな長所だと感じていました。

しかし、それらの長所も、今となっては絶対的なものではなくなってきています。

ノートパソコンへの乗り換えを考え始めた理由

近年になって、ノートパソコンの性能が飛躍的に上がってきました。
これまでデスクトップパソコンならではの長所だと思われていたものが、もはやその限りではなくなってきたのです。

そうなってくると、今度はノートパソコンの長所が浮き彫りになってきます。
言うまでもなく、それは携帯性の高さです。
ノートパソコンは持ち運びが容易ですし、バッテリーを内蔵しているので、電源のない場所でも使用できます。
現代のようにどこでもネットに繋がる時代においては、これらの特徴がとても魅力的に映るのです。

また、ノートパソコンのデザインも大きく進化しています。
薄型軽量化が進み、持ち運びやすさが格段に向上しました。
バッテリー駆動時間も飛躍的に伸び、外出先での使用に耐えうるようになってきています。

さらに、高解像度ディスプレイの採用により、デスクトップパソコンに引けを取らない美しい画面表示も可能になりました。
このように、ノートパソコンは性能面だけでなく、使い勝手の面でも大きな進化を遂げているのです。

ノートパソコンの性能向上が著しい

近年のノートパソコンの性能向上について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

ノートパソコンの性能向上は、CPU、メモリ、ストレージなど、あらゆる面で進んでいます。
特にCPUの進化は目覚ましく、省電力性と高性能を両立したモデルが続々と登場しています。
メモリも大容量化が進み、複雑な作業でも快適に行えるようになってきました。
ストレージはSSDが主流になり、高速かつ大容量のストレージが手に入るようになりました。

これらの進歩により、ノートパソコンは、かつてのデスクトップパソコンに匹敵する、あるいはそれ以上の性能を発揮できるようになってきているのです。

最新のノートパソコンは高性能

2020年くらいを境に、パソコンの性能は飛躍的に向上し続けています。
CPU、メモリ、ストレージなど、あらゆる面でスペックアップが図られてきました。
もちろん、同じ価格帯で比較すれば、今でもデスクトップパソコンの方が性能面では優秀でしょう。
しかしノートパソコンも、そこそこの価格を出せば、十分な性能を得られるようになってきたのです。

しかも近年は、市場のシェア的にノートパソコンが圧倒的な主流になっています。
そのため、メーカー各社はノートパソコンの開発に力を入れるようになりました。
その結果、ノートパソコンの進化はますます加速し、より著しいものになっているのです。

最新のノートパソコンの多くは、第11世代以降のインテルCPUやAMDのRyzenシリーズを搭載しています。
これらのCPUは、高い処理能力と省電力性を兼ね備えており、ノートパソコンでも十二分に威力を発揮します。
メモリも16GBや32GBといった大容量が一般的になり、ストレージは高速なNVMe SSDが主流となっています。

こうした高性能なパーツの採用により、ノートパソコンは、ほとんどのユーザーのニーズを満たす性能を備えるようになったのです。

ほとんどの作業でストレスなく使用可能

今の時代、ノートパソコンではできない、あるいはできるけれど難しいことをやりたいのでない限り、性能面を理由にデスクトップパソコンを選ぶ必要はほとんどなくなってきていると言えます。

デスクトップパソコンでないと厳しい用途といえば、せいぜい超ハイスペックを要求されるゲームくらいでしょう。
私自身はゲームをやらないので、2024年現在では、スペック的な意味でデスクトップパソコンを選ぶ理由は皆無ではないかと思われます。
ブラウジングにせよ動画編集にせよ、ほとんどすべての作業を、ノートパソコンでストレスなくこなせるのです。

実際、私の周りでも、クリエイティブな仕事に従事する人々の多くが、ノートパソコンをメインマシンとして活用しています。
写真家や映像クリエイター、ウェブデザイナーなど、比較的高い処理能力を必要とする職種の人々でさえ、ノートパソコンで十分な仕事環境を整えているのです。
彼らの事例からも、現代のノートパソコンの性能の高さがうかがえます。

もちろん、極めて専門的な用途、例えば3Dアニメーションの制作や大規模なデータ解析など、高性能なマシンを必要とする仕事もあります。
しかし、そうした特殊なケースを除けば、ほとんどの用途において、ノートパソコンで事足りるようになってきているのです。

ノートパソコンの利便性が向上

では次に、ノートパソコンの利便性が飛躍的に向上した理由について解説したいと思います。
利便性の向上に大きく寄与したのは、とある技術の進化なのです。

Thunderbolt端子による周辺機器の一元化

ノートパソコンの利便性を大きく高めたのが、Thunderbolt端子の進化です。
Thunderbolt端子は非常に高速なデータ転送を可能にする端子規格で、これが進化したことにより、ノートパソコン周りのあらゆる周辺機器を一元化できるようになりました。
Thunderbolt端子は十分な速度を備えているため、よほど異常な数のデバイスを接続しない限り、端子ひとつですべての周辺機器に対応できるのです。

具体的には、Thunderbolt 3以降の規格では、最大40Gbpsという驚異的な転送速度を実現しています。
この速度があれば、4Kディスプレイの出力や、高速なデータ転送など、あらゆる用途に対応可能です。
また、USB PDに対応しているので、ノートパソコンの充電もこの端子一つで行えます。

まさに、この一つの端子が、ノートパソコンの利便性を劇的に向上させたと言っても過言ではないでしょう。

ケーブル1本で簡単に接続可能に

外部モニターや外部ストレージ、マウス、キーボード、ヘッドホンなど、パソコンに接続する周辺機器は数多くあります。

これまでは、それぞれの機器を直接パソコン本体に接続していたので、ケーブルだらけになるのが常でした。
しかし、Thunderbolt端子のおかげで、それらすべてのデバイスを、Thunderbolt端子に接続したUSB-Cドックに集約できるようになったのです。
つまり、ノートパソコン本体に接続するケーブルは、USB-Cドックへの1本だけで済むということです。

このシンプルさは、ノートパソコンのもつポータビリティをさらに高めることにつながります。
自宅のデスクではドックに接続し、フルスペックの環境で作業する。
外出時にはドックからケーブルを1本抜くだけで、軽快に持ち出すことができる。
このワークスタイルを、Thunderbolt端子が可能にしたのです。

自宅と外出先でのパソコン使用が楽に

ノートパソコン本体に接続するケーブルが1本だけだということは、そのケーブルを取り外すだけで、簡単にノートパソコンを持ち出せるということを意味します。
自宅ではUSB-Cドックに接続して快適な環境で使用し、外出時にはそのケーブルを外してサッと持ち出す。
これにより、自宅と外出先の両方で同じパソコンを使い分けるのが驚くほど楽になったのです。
もはや、自宅用と外出用でパソコンを分ける必要はありません。

この利便性は、現代のモバイルワークスタイルにも合致しています。
ノートパソコンを使うことで、オフィス、自宅、カフェ、コワーキングスペースなど、さまざまな場所で同じ環境を再現できます。
場所を選ばずに、いつでも高いパフォーマンスを発揮できるのです。
この自由度の高さが、現代のビジネスパーソンを魅了しているのかもしれません。

また、USB-Cドックを使えば、ノートパソコンをデスクトップライクな環境で使うことも可能です。
大画面モニターやフルサイズのキーボードを接続し、まるでデスクトップパソコンのように使える。
しかも、必要に応じていつでもモバイル環境に切り替えられる。
こうした柔軟性の高さが、ノートパソコンの大きな魅力となっているのです。

ノートパソコンへの乗り換えの懸念点

以上、ノートパソコンへの乗り換えを決意した理由について述べてきました。
しかし、乗り換えることへの懸念がないわけではありません。
次はその点について考えてみたいと思います。

現状では外出先でパソコンを使う予定がない

たしかに、1台のパソコンを自宅でも外出先でもシームレスに使えるようになるのは素晴らしいことです。
利便性が格段に向上することは間違いありません。
しかし現状、私は完全在宅ワークなので、実のところ外出先でパソコンを使う機会がまったくないのです。

にもかかわらず、私がノートパソコンへの移行を思いついたのは、外出先へ気軽にパソコンを持っていけるようになることで、自分の生活スタイルに何か良い変化が起きるのではないかと期待しているからです。
しかしその期待は漠然としたものでしかありません。
もしかしたら結局、外出時にパソコンを持ち出すことは一度もないかもしれません。
そうなると、わざわざノートパソコン環境に移行したところで、無駄骨に終わってしまうのです。

ノートパソコンの利便性に惹かれて行動したところで、実際には活用しきれない可能性もあることには要注意です。
自分の生活スタイルをよく見つめ直し、本当にノートパソコンが必要かどうかを見極めることが大切でしょう。

周辺機器の購入などで一定のコストがかかる

ノートパソコンへの移行は、コストの面でも無視できない懸念材料となります。
より快適に使うためには、それなりの出費も覚悟しなくてはなりません。

たとえば、先ほど紹介したUSB-Cドックは必須アイテムです。
複数台のHDDをつなぐことが多い私の場合は、複数のHDDを格納できるHDDケースの購入も必要でしょう。
ノートパソコンの充電器も、45Wクラスでは心もとないので、100Wクラスのものが欲しくなります。

これらの周辺機器をそろえようと思うと、具体的にどれくらいの金額になるかは製品次第ですが、数万円規模の出費は避けられそうにありません。
この点も、気軽に乗り換えを決断できない要因の1つです。

加えて、ノートパソコン本体の価格も見過ごせません。
同じスペックのマシンであれば、一般的にノートパソコンの方が割高になります。
コストパフォーマンスを重視するなら、デスクトップパソコンを選ぶのが得策かもしれません。

もちろん、これらのコストは、ノートパソコンを活用することで生まれる価値と比較すべきものです。
しかし、その価値が明確でない以上、慎重に判断する必要があるでしょう。

おわりに

ノートパソコンへの乗り換えについて、あれこれと考えをめぐらせてきました。

性能面での不安はもはやありませんし、利便性の高さには大いに魅力を感じています。
懸念点がないわけではありませんが、ノートパソコンを選ぶメリットの方が大きいように思えてなりません。

これからのパソコンの選び方は、デスクトップかノートかという二択ではなく、自分のライフスタイルにどう合わせていくかが肝心なのかもしれません。
私としても、ノートパソコンを導入することで、どのような生活の変化が訪れるのかを楽しみにしているところです。

同時に、ノートパソコンへの移行は慎重に判断すべき事柄であるとも感じています。
その利便性に惹かれるあまり、性急な決断をすべきではありません。
自分のワークスタイルをよく見つめ、本当にノートパソコンが必要かを見極める。
その上で、長期的な視点から、じっくりと検討していきたいと思います。

皆さんも、もしノートパソコンへの乗り換えを考えているのであれば、ぜひ自分のライフスタイルに照らし合わせて、慎重に判断してみてください。
パソコンは、我々の生活に欠かせないツールです。だからこそ、自分に最適なものを選ぶことが大切なのです。