天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

さよならGoogleアドセンス

2019年から続けている当ブログは、開始1ヶ月経過時点ぐらいからGoogleアドセンスを利用していました。
しかしこのたび、そのGoogleアドセンスを閉鎖することにしました。
今この記事を見ている皆さんの目には、広告の類が一切映っていないと思います。
良くも悪くもすっきりしているのではないでしょうか。いや、読者様からしてみれば「悪くも」ということはないのかな。
とにかく今後は、こんな感じで広告なしでブログ運営を続けていきます。

どうしてこのような意思決定をしたのか。
これまでGoogleアドセンスとどのように付き合ってきたのか。
この記事では、そのあたりをちょっと書いてみようと思います。

理由は「児童の性的搾取」による広告停止

ブログ開設当初からずっと続けていたGoogleアドセンスを今回閉鎖するに至った理由は、一つしかありません。

もう結構前からなのですが、しばしば「大量のポリシー違反が見つかりました」という警告のメールが届くようになっていたんですよね。
その原因は何かというと、メールによれば「児童の性的搾取に当たるコンテンツ」とのこと。
どうやら当ブログの実質的な主力である裸足フェチ関係の記事の一部が、Googleアドセンス的には結構まずいものに該当したみたいです。

そしてそれが何度か続けて届くと、最終的には「サイト全体の広告を停止しました」という通知に変わりました。
あなたのブログは全体としてやばいものなので、いったん縁を切りますよ、という扱いです。

と言ってもGoogleアドセンスは、広告停止措置を受けたとしても、審査を受けて無事に通れば復活できる仕組みになっています。
そこで私は、広告停止措置を解除してもらうために、記事全体の中でも害がないと思われるものを代表例として挙げ、「私のブログはこんなにも無害ですよ」というアピールをしました。
そしてそれはきちんと通り、広告表示は復活しました。

しかし、少し時間が経過するとまた「大量のポリシー違反が見つかりました」という警告のメールが。
そしてやはりそれは何度も繰り返され、やがて広告停止措置に至りました。
当然私はまたしても審査を要求し、その審査が一応また通り、広告復活。
しかしさらにまたしばらく時間が経過すると、大量のポリシー違反が云々。
それが繰り返されるようになってしまったのです。

だんだん嫌気が差してきたというのもありますが、それ以上に不安が大きくなってきました。
こんなことを繰り返していて、Googleアカウント本体に何か悪い影響があったら、取り返しのつかないことになるぞ、という発想が出てきたからです。
Googleドキュメントには大量の文章が格納されていますし、YouTubeの視聴履歴がなくなってしまうのも惜しい。
Googleアカウントは少なからず人生と結びついており、失うわけにはいきません。

それで、せっかくブログ開設当初に何度もトライして獲得したGoogleアドセンスではあるのですが、思い切って閉鎖させることに決めたわけです。

夢を抱いて始めたものの、現実は甘くなかった

私がGoogleアドセンスを導入したのは、適当な思いつきからではありません。
ブログを開設した当初、私なりにそこそこ「夢」を抱いて始めたものではありました。

夢と言っても、ブログ一本で生活していくとか、月収100万円を稼ぎ出すとか、そんな大それた話ではありません。
月に数万円くらいのお小遣いが稼げたらいいな、くらいのささやかな夢です。
確か、ブログを開始した当初の記事には、そんな意気込みを書いていたような気がします。
恥ずかしいので読み返したくはありませんが、今もアーカイブのどこかに残っているはずです。

しかし、いざ意気揚々と始めてみると、現実はなかなか夢見た通りには進みませんでした。
「継続こそ力なり」という言葉を信じて、200日連続でブログを毎日更新してみたこともありました。
ですが、月に数万円稼げるほどアクセスが右肩上がりに伸びるようなことは、残念ながらありませんでした。

今にして思えば、アクセスが伸びなかった理由ははっきりしています。
SEO対策なんて言葉は知っているだけで中身はまったくできていませんでしたし、ターゲットも定まっていない「雑記ブログ」の悪い部分が出まくっていたなと反省することばかりです。
ただ、当時の私としては「これだけ結構頑張っているのに、結果に繋がらないなあ」という、徒労感というか、焦りのようなものを常に感じていたという感じでしたね。

思うような成果が出ない中で、なぜ今まで続けてきたのか。
それは、Googleアドセンスを始めるにあたって通過しなければならない「審査」の存在が大きかったように思います。

ブログをやっている方ならご存知かと思いますが、アドセンスの審査って意外と厳しいんですよね。
私も何度か落ちて、ようやく合格通知をもらった時の喜びはひとしおでした。
そのため、これまでにも「もう広告なんて剥がしてしまおうか」と思ったことは何度かあったのですが、そのたびに「せっかく苦労して審査に通ったのにもったいない」という気持ちが出てきてしまい、なかなか実際にやめるという決断には至りませんでした。
いわゆる「サンクコスト」に縛られていたわけです。

しかし、今回私が感じた不安は、そんな「もったいない」という未練を吹き飛ばすほど、私の中で結構本格的なものでした。
度重なるポリシー違反の警告や広告停止の通知。これが、とうとう私に一線を越えさせるのに十分なトリガーになったというわけです。

結局のところ、収益はどれくらいだったのか

皆さんが一番気になっているかもしれない「お金」の話もしておきましょう。
夢見ていた「月数万円のお小遣い」には届かなかったと言いましたが、では実際、このブログはどれくらいの収益を上げていたのでしょうか。

このブログの最盛期がいつ頃だったのか、正確な時期はもう覚えていないのですが、月間アクセス数(PV)でいうと、だいたい15,000PVくらいだった時期があります。
ブログ界隈では「月間1万PVを超えれば脱・初心者」なんて言われることもありますが、そのくらいの規模でどれくらいの広告収益が得られるかというと、一番多いときでも月に数百円レベルでした。

ここで問題になってくるのが、Googleアドセンスの「最低支払額」というルールです。
Googleアドセンスの収益は、8,000円貯まらないと、登録した銀行口座に振り込まれません。
月に数百円の収益で8,000円の壁を超えるのが、それなりに長々とした道であることは、軽く計算していただければおわかりかと思います。
つまりこれまでの当ブログは、毎月お小遣いが入るどころか、収益が年に一度振り込まれるかどうかすら怪しかったというわけです。

最近では更新頻度も落ちてアクセスも減り、そのペースはさらに鈍化していました。
だいたい2年に一度ぐらいの振り込みになっていたでしょうか。
もはや「忘れた頃にやってくる」みたいな存在感です。

ちなみに、このブログは「はてなブログ」を利用しているのですが、独自ドメインを持ったり、カスタマイズを自由にするために「はてなブログPro」という有料プランを契約しています。
このプラン料金が、年間で8,000円以上かかります。

そう、アドセンスの収益が2年に一度8,000円程度振り込まれるのに対し、ブログの維持費は毎年8,000円以上かかっている。
つまり、収益という話だけで言うと、このブログはこのところずっと「赤字経営」が続いていたわけですね。
意味がないとは言いませんが、焼け石に水みたいな感じではありました。

それでも「一応収益が出ている」という事実は私の中で大きく、何とかその状態を維持しておきたいという、一種の使命感のようなものがあったのは確かです。
しかし、今回の度重なる広告停止からくる不安が、その大きさを上回ってしまいました。
赤字を垂れ流しながら、さらに不安まで抱え込む必要がどこにあるのか。
そう自問自答した結果として、今回アドセンス終了を決定したというわけですね。

このブログにとって、アドセンスは「枷」でしかなかった

こうして広告を外し、すっきりとした画面を見ながら改めて考えています。
今振り返ってみて、このブログにとってGoogleアドセンスとは一体何だったのか。
そう問われると、言葉は悪いかもしれませんが、ひたすら自分を縛り付ける「枷」だったような気がしてなりません。

ブログを書いているとき、「Googleアドセンスがあるから、この表現は控えておこう」といった意思決定をしたことは、一度や二度ではありません。
もちろん、公序良俗に反するような酷いことを書こうとしていたわけではありません。
ただ、世間的にそんなに悪いものを記事にしようと思ったわけではなくても、「Googleアドセンス的にはまずそうである」と判断して筆を止める、画像を控える、そういう状況は何度もあったのです。

そのように気を遣い、表現をマイルドにしたわりには、結局のところ重めの広告停止措置を受けてしまった。
結局、美味しい思いはほとんどできませんでした。

もちろん、私自身の実力不足でそうなったわけなのですが、とにかく私と(当ブログと)Googleアドセンスの相性は、あまり良いとは言えませんでしたね。
今にしてみれば、もっと早く広告をやめてしまえばよかった、と思います。

おわりに

というのが、今回Googleアドセンスと決別するに至った流れです。

夢を見て導入し、審査合格に喜び、伸びない収益に悩み、それでも「もったいない」としがみつき、最後は「自由になりたい」と手放す。
なんだか一人の人間の成長物語(あるいは挫折物語?)を見ているようですが、これもまたブログ運営のリアルな一面なのでしょう。

でもまあとにかく、これからはポリシー違反の警告メールを気にする必要はありません。
完全なる赤字ブログにはなりましたが、その分、誰にも気兼ねすることなく、書きたいことを書きたいように書ける自由を手に入れました。
これからは伸び伸びと、何にも臆することなく、やっていこうと思います。

広告が消えて読みやすくなった当ブログを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。