本日2024年7月15日、長らく凍結状態だった私のXアカウントが復活いたしました。
凍結されたのは2023年8月15日なので、ジャスト11ヶ月での復活ということになります。
詳しいことは本文で解説しますが、あまりにもあっさりとした復活劇だったので、喜び以上にある種の拍子抜けを味わっているというのが正直なところです。
ともあれ、めでたいことに変わりはなく、これからどのようにアカウントを運用していこうかとあれこれ考えているところ。
この喜ばしい出来事に関して、簡単にではありますが、ここにブログ記事として書き残しておこうと思います。
ある日突然に凍結された
そもそもなぜ私のアカウントが凍結されてしまったのかというと……実は原因が全くわかっていません。
凍結されたときの状況についても、当時ブログ記事に残しておいたので、よろしければ以下のリンクから参照していただければと思います。
この場でざっくり解説しますと、本当に文字通り、何の心当たりもないのに2023年8月15日、突然アカウントが凍結されてしまったのです。
シャドウバンであれば比較的簡単な理由で食らうこともありますが、凍結はよほどのことですよね。
だから心当たりが全くないということはちょっとあり得ないだろうと思う方もいらっしゃると思いますが、しかし現実に私は、特に何をしたわけでもないのに唐突に凍結処分を食らってしまったわけなのです。
あえて無理やり可能性らしきものは考えるとするのであれば、以下の2つが挙げられるでしょうか。
- 凍結直前に貼った画像がやたらと拡散され、フォロワー数が一気に500くらい増えたことが、何らかの不正行為と解釈されてしまった
- 実は凍結する以前からアカウントのスコアがめちゃくちゃ低くなっており、8月15日に最後の一線を越えてしまった
しかしどうなんでしょうね、本当にこういったことが原因で凍結まで話が進んでしまうものなのでしょうか。
なにぶんXの運営はこういったことに関して何もコメントしないので、真相は闇の中なわけですが、11ヶ月経った今も全く腑に落ちていないというのが正直なところです。
異議申し立てとそれに対するテンプレ英文回答
もちろん私も、凍結されてただ泣き寝入りしていたわけではありません。
一応Xには凍結に対する異議申し立てができる仕組みがあり、それによって凍結が解除されたという例もたくさんあるとのことでした。
なので凍結からしばらくの間は、断続的に異議申し立ての文章を書いて送る日々を過ごしていました。
しかし残念ながら、それが意味を持つことは全くありませんでした。
凍結されて最初の3ヶ月で、おそらく10回くらいは異議申し立ての文書を送信したと思うのですが、全く手応えのようなものがなかったのです。
ここでいう「手応え」とは何かというと、異議申し立てに対して何らかの血の通った反応が返ってくることを指しています。
しかしそれが全然見られなかったんですよね。
申し立てをするたびに、一応Xの運営から返信らしきものは返ってきました。
しかしその内容はめちゃくちゃテンプレ的であり、しかも英文。
世界中の異議申し立てのほとんどに対して、おそらくこの文章を自動的に返しているだけなんだろうなと考えないわけにはいきませんでした。
そのテンプレっぷりたるや本当にすごくて、あえてここで全文を引用しますが、何度意義申し立てをしても以下の文面が返ってきたのです。
『Hello,
Twitter reserves the right to permanently suspend accounts that violate the Twitter Rules or Terms of Service without further notice.
This account is suspended.
Thanks,
Twitter』
簡単な英文なので、特に訳さなくても意味はわかるかと思います。
最後のThanksがなんとも嫌味ったらしく感じられて、これが返ってくるたびに少なからずイライラしたのを覚えています。
あまりにも暖簾に腕押し状態だったため、やがて私の異議申し立て攻勢もだんだんと鳴りを潜めていきました。
別に復活を諦めたわけではないのですが、少なくとも絶え間なく主張したからといって手早く復活できるわけではなさそうだな、という境地には至っていたのです。
そんなわけで、2024年に入ってからは一度も異議申し立てをしていませんでした。
久しぶりの異議申し立てであっさり凍結解除
それからしばらく経った7月のこと、正確にはこれを書いている日の前日である7月14日のことなのですが、久しぶりに異議申し立ての文章を送ることにしました。
特に劇的な理由があったわけではありません。
たまたまタイムラインに、同じく凍結されていた相互の方のアカウントがリポストで流れてきまして、「ああ、無事に復活できたのか」というのがすごく気になったからです。
それで何となくXの中を「凍結解除 1年」で検索してみたところ、非常に長いときを経てある時突然凍結が解除された、という体験談を投稿している方が複数見られました。
それらを読んでいるうちに、何となく「自分も今やれば復活できる流れなんじゃないか」というふうに思えてきたんですよね。
そういえばアダルトコンテンツに関するポリシーも変わったことだし、もしかしたらXの内部で凍結とその解除の基準も少し変わっているのかもしれない。
それに乗じて、私のアカウントも凍結解除される可能性がないとは言えないのではないか。
そういう発想が頭を巡ったのです。
そこで早速、久しぶりに異議申し立ての文章を書いて送ってみました。
といってもそんなに真面目に込み入った内容の文章を書いたわけではありません。
凍結されてから11ヶ月が経過したこと、未だになぜ凍結されたのか理解できないこと、Xのルールを破るつもりはないのでぜひアカウントを元通りにしてほしいこと。
これらを比較的簡潔に文章にして、サクッと送信しました。
そうしたら翌朝、いつもとは違うタイトルのメール返信がXから届いており、アカウントが復活した旨が書かれていたのです。
冒頭にも書きましたが、あまりにもあっさりとした凍結解除であったため、嬉しいという以上に拍子抜けしてしまいました。
これまで何度も何度も執念深く異議申し立ての文章を送り続けてきたのは、一体何だったのだろうかと。
あるいは、凍結を解除してもらうためには、この11ヶ月という長い時間が必要だったのかもしれません。
もしそうなのだとしたら、まあとりあえずそういうものかと受け入れるしかないところではあるのですが、やはり納得できないものはありますね。
しかしともあれ凍結解除という目的は達成できたわけで、2024年7月15日は朝から非常に喜ばしい日となりました。
二度と凍結されないように、注意すべきところをしっかり注意してしっかりアカウント運用していきたいなと思っています。
凍結解除に伴う新たな問題
そのようなわけで無事にメインアカウントが復活したわけですが、これで全部めでたしめでたし、早速復活したメインアカウントを運用していこう、という簡単な話にはなりません。
なぜならこの11ヶ月間、サブアカウントをメインとして活動してきた流れがあり、新たに構築した関係性や、X Premiumへの課金の問題などがあるからです。
この11ヶ月の間に、新しく相互の関係になった方がそれなりにおられます。
もし今後復活したメインアカウントに戻るのだとしたら、その方々に対して個々に「実はこれこれこういうわけで、改めてメインアカウントの方をフォローしていただけませんでしょうか」とお願いして回らなければいけません。
また、相互の関係以外においてもフォローやリストの内容が結構変わっており、現在の環境を蘇ったメインアカウントに移し替えるのはなかなか骨の折れる作業です。
そしてX Premiumへの課金の問題。
昨日までメインアカウントとして使っていたサブアカウント(ちょっとややこしい表現ですね)は、X Premiumの月額980円プランに課金しています。
これは主にX Proを利用するためなのですが、復活したメインアカウントでも同じように利用したいのであれば、そちらでも課金をしなければいけません。
しかし今の私には、2つのアカウントにおいてX Premiumに課金する財布の余裕はちょっとないんですよね。
とするならば、サブアカウントの課金をやめて、メインアカウントで課金する道を選ぶか?
しかしそのためには、既に述べたフォロー関係などの問題を解決しなければいけません。
しかしこれがなかなか複雑で、正直どこから手をつけたら良いかわからない状態なのです。
今やサブアカウントこそがメインアカウントとしての顔を持ってしまっており、簡単にこちらを店じまいのように扱うわけにはいかないのです。
そんなわけで、今現在(アカウントが復活してからまだ半日も経っていません)は、とりあえずこれまで通りサブアカウントをメインとして運用しつつ、復活したメインアカウントの環境を徐々に最新の状態に変えていこう、というスタンスでやろうとしています。
納得のいく形に収まるまでに意外と時間がかかるかもしれませんが、それもこれも凍結解除されたからこその贅沢な悩みなのだと捉え、できるだけ楽しくやっていきたいですね。
おわりに
というわけで、11ヶ月間に及ぶXのメインアカウント凍結状態が無事に解除されたというお話でした。
私のメインアカウントは、2010年に作ったものです。
たかがSNSのアカウントに「歴史」のような概念を持ち出すのは大げさかもしれませんが、自分の中では、これだけ長く続けてきたものが終わってしまったということで、当時は結構ショックだったんですよね。
しかし無事に復活できたということで、今後は投稿内容に十分注意しつつ、15年16年と積み重ねていきたいと思っています。
この記事が、私と同じようにXのアカウントが凍結されてしまった方のお役に立てるかどうかはわかりません。
しかしともかく、忘れた頃に突然復活できるケースは本当にあるのだということを身をもって体験したことについて、ありのままを記してみました。
こういうこともあるのだ、という一つのデータとして受け止めていただけますと幸いです。