天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

サブスクを整理してみた|2024年6月版

もう何でもかんでもサブスク、というくらいの勢いを感じる今日この頃ですが、皆さんもサブスクを利用しておりますでしょうか。
大した稼ぎのない私ですが、サブスクはかなりの数を契約しておりまして、先日改めてカウントしてみたら年額で結構な数字になっていることに気づきました。

これはちょっとまずいんじゃないかと思うと同時に、ここらで整理してみればネタになるぞと思った次第。
というわけで、この記事を書くに至ったというわけです。

本記事では、サブスクというものについての基礎をちょっと書いた後、私がどんなサブスクに課金しているのか、そして今回サブスクを整理するにあたって何を解約したのかについて紹介したいと思います。

まずはサブスクの定義から

今更サブスクの定義について語る必要があるのかと思う方もいらっしゃると思いますが、ある程度は断りを入れておくべきだと思ったので、この項目を設けています。

本記事においては、サブスクという言葉を以下のように定義しています。
「月額または年額で契約する定額制のWebサービス」

つまり使った量に応じて価格が変動するものはサブスクとは定義していませんし、Webサービス以外のものもいったん除外しています。
Webサービス以外もサブスクと呼んでしまうと新聞代なども含まれてしまいますし、そこに従量課金制が加わると水道代なども入ってしまうからです。
そういうものを全部サブスクと呼ぶのは、感覚的にちょっと違うんじゃないかと思うわけです。

というわけで改めまして、「月額または年額で契約する定額制のWebサービス」に限定して本記事ではサブスクを語っていきます。

サブスクの罠「一つ一つは安いし意義もある」

サブスクはとっつきやすいサービスではありますが、よく言われるように罠もあります。
サブスクの対象となっているサービスの一つ一つは非常に安いし、使い込めばちゃんと意義もある。
しかしだからと言って、いいわいいわで課金しまくっていたら、全体としてすごい金額になってしまう。
そういう「自覚しにくいまま蓄積されてしまう怖さ」がサブスクにはあるんですよね。

サブスクの料金に対する感覚は人それぞれだとは思いますが、例えば月額500円くらいであれば、ほとんどの人にとっては高いものではないんじゃないかと私は推測します。
月額500円で○○をやり放題! みたいなサービスがあれば、一般的な感覚としてそれをお得だと考えるケースが多いのではないでしょうか。

しかしそんなお安いサービスも、10個課金すれば合わせて月額5,000円になってしまいます。
毎月5,000円必ずお財布から出ていくというのは、たいていの人にとって小さな問題ではないでしょう。
ところが、サブスクが提供するサービスの一つ一つは安くて意義のあるものであるため、ちょっと油断するとすぐこれくらいの状態にはなってしまうのです。

だからサブスクを絞り込むのは非常に難しい。
明らかに自分にとって必要のないサブスクに課金している場合はそぎ落とすのも簡単ですが、そうではない場合が結構あります。
一つ一つ見ていくと全て自分にとって大切なものであるにもかかわらず、どれかを切らなければ生活に支障をきたすレベルの課金額になってしまう。
結構こんなふうに悩んでしまうことが多いと思うんですよね。

皆さんはサブスク特有のこのような悩みに対して、どのように対処なさっているのでしょうか?
ぜひコメントで体験談などお聞きしたいです。

先月までのサブスク状況

ではここからは、先月までの私のサブスク状況を詳細に、あからさまに、紹介していきます。

どういう区分で語っていこうかとちょっと考えたのですが、趣味と仕事に分けて紹介していくことにしました。
このように分けることで、どうしても必要なものとそうではないものを比較的自然な形で分類できるのではないかと考えたからです。

そして最後に、全てのサブスクの合計額を発表します。
世間一般のサブスク利用頻度がよくわかっていないので、自分の合計額が高いのか低いのか執筆中の今もわかっていません。
判断は読者の皆さんにおまかせしたいと思います。

趣味関係

まずは趣味関係から列挙していきましょう。
趣味と一口に言っても、思い入れの強弱や普段の自分の生活との密着度がだいぶ違うので、個人的には結構雑多なラインナップです。

YouTube Premium:月額2,280円

まず最初に紹介するのはYouTubeの課金バージョンであるYouTube Premiumです。
様々な特典がありますが、何と言っても私の目的は広告が正式に表示されなくなること。
巷には無料の(そして正式ではない)広告ブロッカーみたいなものが出回っており、YouTube側の対策とのイタチごっこが行われているようですが、私としてはそういうものに振り回されるのが面倒なので、普通に課金することを選んでいるというわけです。

月額2,280円と聞いて、おやっと思った方もおられるのではないでしょうか。
そうです、この金額は個人のプランではなくファミリープランなんですよね。
つまり私は現状、家族の分も含めてYouTube Premiumの料金を払っているというわけです。
何となく流れでそういうことになってしまいました。

サブスクを整理して出費を抑えよう、みたいなことはしばしば考えるわけですが、YouTube Premiumをやめようと思ったことは一度もありません。
YouTubeはしょっちゅう観ますし、今更広告のついた動画を観る羽目になったら、おそらく発狂するんじゃないかと思うからです。

dアニメストア:月額550円

オタクとしては押さえておかなければならないWebサービスが、アニメの配信。
様々なものがありますが、私はdアニメストアを契約しています。
他のサービスとしっかり比較したわけではないので何とも言えませんが、私にとっては使い勝手もよく、十分に満足しています。

元々月額440円だったものがあるとき550円に跳ね上がったのですが、それでも私としては安いと思いますね。
最新のアニメを広く押さえているだけでなく、結構昔のアニメもラインナップが充実しているので、作品を検索するだけで昔を懐かしんでしんみりしたりします。

楽天マガジン:年額3,960円

雑誌の読み放題サービスとして有名なのは、dマガジンと楽天マガジンではないかと思われます。
おそらくこの二つが「二大巨頭」でしょう。
雑誌読み放題を契約するのであれば、ほとんどの人がこのどちらかを選ぶのではないでしょうか。

私が楽天マガジンを選んだ理由は、全額を楽天ポイントで支払えるからです。
私はいわゆる楽天経済圏の人間なので、もらえるポイントを全て楽天ポイントに集約させる、みたいな生活をしています。
なので、楽天ポイントで支払いができるというのは非常に便利なんですよね。

とはいえ基本的に私は、それほど雑誌を読む人間ではありません。
にもかかわらず、なぜ楽天マガジンを契約したかといえば、自分の好きなジャンルがあるというよりは、それほど興味のないジャンルの雑誌をパラパラと読むことで、何らかの想定外の出会い(セレンディピティ)があるのではないかと期待しているからです。

Amazonオーディブル:月額1,500円

Amazonから提供しているオーディオブックのサービスが、Amazonオーディブルです。
日本ではオーディオブックはまだ普及しているとはちょっと言い難いところがあり、マイナーな感は拭えません。
しかし隙間時間に読書をしたい方にとっては非常に便利なサービスであり、全ての方が一度はオーディオブックというものを経験しておくべきだと私は考えています。

Amazonオーディブルについては以前独立した記事を執筆しましたので、よろしければそちらも参照してみてください。

www.tengoku-teihen.com

UDトーク(コンパクトプラン):月額980円

UDトークとは、スマホで音声入力をするためのアプリです。
しかしパソコンと連携して音声入力をする機能も備えており、私はこの機能を使ってパソコンで音声入力による文章執筆を行っています。
ちなみにこのブログもUDトークと、UDトークをパソコンで使うための「UDトーク文字入力」を使って執筆しています。

UDトーク自体は無料のアプリなのですが、しばしばサーバーが混雑します。
それをある程度回避するためには、有料のサーバーに課金する必要があります。
それがここで挙げているコンパクトプランです。
もっと高いバージョンとして法人向けのプランがいくつかあるのですが、一般人が課金するならこのコンパクトプランが妥当でしょう。

はてなブログpro:年額8,434円

はてなブログも本来は無料で使えるものなのですが、独自ドメインを使用するためには、有料版であるはてなブログproに課金する必要があります。
支払い方はいくつかあるのですが、私は年に一度支払う年額プランを選んでいます。

独自ドメインを使うためだけで年額8,434円を支払うのか、というところには人それぞれの価値観が表れるでしょう。
私の場合、かつてはこのブログで収益を得ることを狙っていたので、独自ドメインを取得するという選択肢しかありませんでした。
現在ではその道は諦めているのですが、しかし独自ドメインの「らしさ」は気に入っており、今のところ課金をやめるつもりはありません。

お名前ドットコム:月額130円+、年額1,408円、年額1,260円

お名前ドットコムは、はてなブログで独自ドメインを使うために利用しているサービスです。
見出しに金額が3種類記載されていますが、これはそれぞれドメイン代や、それに紐づいたメールアドレス提供サービスなどに相当します。
正直言って今の私の使い方だとこの3種類を支払う必要はないのですが、仕組みがよくわかっていないので下手にいじるのも怖くて、そのままにしてあります。

ちなみに月額130円の隣に「+」がついているのはなぜかと言いますと、サービス調整費という名目で毎月数円が加算されるからです。
具体的に何円になるのかは不定であるため、このような書き方をするに至りました。

X Premium:月額980円

Twitter改めXの有料課金バージョンのうち低い方が、このX Premiumです。
私にとってXに課金することにどんな意味があるかというと、とにかくX Proを使えること、これに限ります。
タイムラインが画面上で自動的に流れていくのを見るのが本当に便利なので、これを手放すわけにはいかないんですよね、個人的に。

そもそも無料で使えるものであったTweetDeckの機能が有料版に組み込まれてしまったのはなんとも理不尽な話だとは思うのですが、こればかりは仕方がない。
しかしXにどっぷり浸かっている私にとって、月額980円はそれほど高額というわけではない感じではあります。

ちなみに凍結されたときにクレジットカード支払いを解除できなくなるリスクを避けるために、Vプリカというプリペイドのクレジットカードで支払っています。
アカウント凍結経験者としては、このあたりをしっかりやっておきたいところです。

マシュマロ(プレミアム):年額5,500円

マシュマロとは、Xと連携して匿名のメッセージを受け付けるサービスのことです。
無料で使うこともできるのですが、それだと回答できる文章量にきつい制限がついてしまい、思うように回答できないことから、課金をするに至りました。

マシュマロのプレミアムに課金をすると、最大1万文字の回答ができるようになります。
さすがにそんな膨大な量の回答をしたことはまだありませんが、十分に余裕を持った文章を書けるようになったのは大きいですね。

「匿名のメッセージに対する回答のためだけに、年額5,500円も使うのか?」
と思った方もおられると思うのですが、裸足フェチの私が同好の士と様々なやり取りをするために、マシュマロは本当に役立っているんですよね。
そのためこのサブスクについても、解約を検討したことは一度としてありません。

Fantia:月額1,000円

Fantiaとは、イラストや写真などのコンテンツを提供している方を支援するという形で課金するサービスの名称です。

私はこのFantiaを通じて、靴脱ぎ女子さんという方の支援をしています。
ご自身の裸足の写真や動画を毎日コツコツと提供してくださる方で、私に日々の潤いを与えてくださっています。
裸足フェチの方にはぜひおすすめしたいですね。

ちなみにFantiaには他にも支援をしたい方が何人かおられるのですが、現状ではそこまで手が回らないという感じです。
もう少し経済的に余裕があれば、もっといろいろな方の支援をさせていただくところなのですが……。

ChatGPT Plus:月額20ドル(約3,000円+)

最近では名前を知らない方はほとんどいないであろう、ChatGPT。その有料版がChatGPT Plusです。
アメリカのサービスであるため月額は米ドルで支払う仕組み。
月額20ドルというのは円が高かった時代には2,000円をちょっと超えるくらいだったわけですが、2024年6月現在では当たり前のように3,000円オーバーとなっています。
このあたりはまあ仕方のないところですね。

月額3,000円オーバーというのはサブスクとしてかなり高い部類に入ると思うのですが、今のところこれを解約したいと思ったことはありません。
プログラミングの勉強から英語のリスニング、ブログのアイキャッチ画像作成まで、様々な形で利用できる非常に便利なサービスだからです。

ちなみに仕事で使うこともあるのですが、仕事だけというわけでもないので便宜的に趣味の項目で紹介させていただいております。
私の仕事はWebライターなので、文章を生成してくれるChatGPTは場合によっては非常に助かるんですよね。
そっちを含めるとなおさらのこと、月に3,000円以上支払う価値は十分にあるかなという考えになります。

Claude Pro:月額20ドル(約3,000円+)

Claude ProもChatGPT Plusと同じように、生成AIサービスであるClaudeの有料バージョンです。
料金も同じ月額20ドル。まさにライバルといった感じですね。

ChatGPTとほとんど同じことをするサービスであるにもかかわらず、なぜ両方に課金してきたかというと、ClaudeにはChatGPTにはない魅力があったからです。
具体的には、長文(例えば長編小説丸ごと1本分)を読み込ませて感想や分析を書いてもらったり、ChatGPTではエラーが出てしまうようなセンシティブな内容を生成してもらったりといったことです。

ただしClaudeは画像生成など多角的な機能を持っているわけではないので、その点ではChatGPTに劣ると言わざるを得ません。
それで月額3,000円オーバーは果たしてどうなのだろうと考えてしまうことも実はしばしばありましたが、これまでは魅力の方が勝って、課金を続けてきた次第です。

CLIP STUDIO PAINT for iPad:年額2,800円

私はiPadを所有しており、できればこれを使ってお絵描きの練習をしてみたいなという願望がありました。
その勢いで購入したのがCLIP STUDIO PAINT。
iPad版は買い切りの形ではなくサブスク制であり、年額2,800円となっています。

実のところまだお絵描きの練習を始めたわけではなく、ほとんどアプリを起動させてもいない状態ではあるのですが、いつでも練習を始められるように課金だけは続けている次第。
この課金をやめてしまったら100%お絵描きなんてしなくなってしまうので、可能性を1%でも残すために課金をしているという感じでしょうか。

仕事関係

続いて仕事関係のサブスクを列挙していきます。
仕事関係ということからもわかる通り、以下で紹介するサブスクには「解約する」という発想が基本的にありません。
仕事道具を失うわけにはいきませんからね。

というわけで、ここから紹介するものは値段にかかわらず私にとっては必須アイテム。
そういう前提でお読みいただけますと幸いです。

freee:年額2万6,136円

freeeとは、一言で言えば帳簿付けを簡単にしてくれるオンラインのツールです。
このようなツールを活用するのとしないのとでは、個人事業主としての帳簿付けの手間が何倍も変わってきます。
特に確定申告のときにはものすごい威力を発揮してくれるため、私はこれまでに確定申告を面倒な作業だと思ったことが一度もありません。

年額2万6,136円という数字は確かにお高いものですが、これがなければ私の帳簿付け、そして確定申告は立ちゆかなくなってしまうので、解約はあり得ませんね。
これからもばっちり使い倒して、個人事業主としての活動をスムーズなものにしていきたいと思っています。

Chatwork:年額9,240円

Chatworkとは、文字通りチャット形式でメッセージのやり取りができるビジネス向けのツールです。
無料でも使用できるのですが、作れるグループの数やストレージの容量に限りがあります。
私はビジネスを始めてからグループを作ることが結構多く、あっという間に制限に達してしまったため、有料版を課金するに至りました。

フリーランスとして活動している方であれば、Chatworkの名前を聞いたことがないという方はほとんどいないでしょう。
それくらい有名なWebサービスであり、これなしでは私の仕事は成り立ちません。

最近になって値上げがありまして、従来年額6,600円だったものが9,240円になってしまったのですが、だからといって解約するわけにはいきません。
ある意味では足元を見られているという見方もできるでしょうか。
しかしともあれ使い続ける選択肢しかないので、これからも存分に使いまくっていこうと思います。

CopyContentDetector:月額300円

CopyContentDetectorという名前を聞いたことのある人は少ないかもしれません。
このWebサービスは一言で言うと、自分の執筆した文章がネットに存在する既存の文章とどれくらい一致しているかを調べてくれるものです。

私の仕事はWebライターであると上の方で書きました。
Webライターは、ネット上に既に存在する記事と似たものを執筆する仕事が結構多いものです。
しかし単に似ているだけならOKですが、ある程度以上のコピーの形跡が見られるのはアウト。
そこでクライアントに記事を提出する際には、このCopyContentDetectorを使って「コピペ一致率」を調べ、OKという判定が出なかった場合には言い回しを変えたりして対処するわけです。

無料でも使うことができるのですが、無料版はサーバーが重く、また一度に4,000文字までしかチェックできないという制限があります。
有料版に課金することによって、ある程度軽いサーバーを使用することができ、また文字制限も8,000文字まで拡大されるので、使い勝手は良くなります。

VoiceIn:年額25ドル(3700円+)

VoiceInは、Google音声入力をGoogleドキュメント以外のサイトで使えるようにするGoogle拡張機能です。
無料でもある程度は使用できるのですが、言葉の変換ができるようになるカスタムコマンド機能などを利用するには有料版でなければならず、私は数年前から課金を続けています。

UDトーク文字入力が誕生するまでは、パソコンによる音声入力はGoogle音声入力とVoiceInの組み合わせ一択でした。
しかし現在では趣味の領域でおいてほとんどUDトークを使っており、VoiceInの出番は仕事のときに限定されつつあります。
そこでこのVoiceInは、仕事の方の見出しで紹介することにしました。

将来的にUDトークがさらに使いやすくなれば、仕事においてもUDトークが中心となり、VoiceInの課金はやめるかもしれません。
しかし今のところ私にとって仕事上の必須アイテムであり、大いに助かっています。

合計(年額)

私が契約しているサブスクは以上となります。
月額で課金しているものと年額で課金しているものが混在しており、お金の管理も油断するとごちゃごちゃしがちです。
実はこれまで「結局のところ合計で年にいくらぐらい支払っているのか」を確認したことがなく、今回初めてそれを計算で割り出しました。

それでは発表します。
先月までの段階で私がサブスクに支払っていた金額は、年額22万7078円+です。

……これが多いのか少ないのか、自分ではよくわかりません。
もうちょっと正確に言うと、おそらく日本人の平均と比べて少ないということはないと思います。
しかし多いのかというと、そのあたりがちょっとわからないんですよね。

ただ一つ言えるのは、低収入の私にとってはこの金額はちょっときついなということ。うん
そこで今回、改めてサブスク全体を見直し、ちょっとだけでも出費を抑えようという試みをしてみました。

今月限りで解約したもの

というわけでここからは、今回この記事を書こうと思ったことをきっかけとして、2024年6月限りで課金をやめることにしたサービスを列挙していきます。

課金をやめたといっても、別にこれが今生の別れというわけではありません。
またちょっと状況が変われば再び課金することになるかもしれませんし、なくなって初めて重要性に気がついて、慌てて再課金という可能性もなきにしも非ずです。

しかしともあれ一旦課金をやめたということで、その理由とともに紹介していきます。

楽天マガジン

まず楽天マガジンの課金をやめることにしました。
理由は単純で、あまり雑誌を読む時間が取れていなかったからです。

上の方でも書いた通り、私が楽天マガジンに課金している理由は、放っておいたら出会えない情報に出会えるかもしれないという期待、でした。
しかしそもそも読まないのでは、新しい出会いがあるとかないとかいう以前の問題です。
「無理やり時間を作ってでも読むようにしようかな」とも考えたのですが、人生レベルで考えたときにそれはちょっと本質的ではないというか、それならお金持ってやることがあるだろうという結論になりました。

楽天ポイントで支払っているので「お金を払っている」という実感が薄く、その意味では続けてもいいかなという気持ちも強かったのですが、現金だろうがポイントだろうが出費は出費。
そう考えて、今回は一旦引き上げることにした次第です。

Amazonオーディブル

Amazonオーディブルも楽天マガジンと同じく、あまりコンテンツに触れる時間がないという理由で解約に至りました。

オーディオブックの最大のメリットは、隙間時間を活用して書籍を聴くことができるという点にあります。
しかしこの隙間時間という概念が結構微妙な話で、耳を使っていない時間であればオーディオブックを聴けるかというと、そうではないんですよね。
耳は使っていないけれども目は文字を追っている、あるいは頭の中では別のことを考えている、みたいな時間が結構あって、そういうときにはオーディオブックをきちんと聴くことができないのです。

しばらくの間、頑張ってオーディオブックを自分の生活に取り入れようと試みたのですが、月額1,500円を取り戻せるくらいに聴くことはどうしてもできず。
そんなわけで今回、一旦お別れしようということになりました。

Claude Pro

今回、サブスクに払うお金を減らそうというコンセプトで臨んだわけですが、それを目に見える形で実現させるためには、大物を解約する必要があります。
月額数百円のものを解約したところで、合計額は大して変わりません。

ということでターゲットとなったのが、Claude Proというわけです。

上の方でも書いた通り、ClaudeにはChatGPTにはないメリットがいくつかあります。
そのことを考えれば解約するのは本当に忍びないのですが、しかし今回コストダウンを図るにあたって、「ChatGPTと存在が重複している。そしてその割には高い」という事実がメリットを上回る結果となりました。
というわけでこれも、永遠の別れというわけではないにせよ、一旦解約という運びになった次第です。

しかし生成AIの世界は激しい競争が繰り広げられており、何を利用するのがベストであるかは1年先どころか半年先のこともわかりません。
そういう意味では、次にサブスクについて何か言及するときには、しれっとClaude Proが復活している可能性もあるということは、あらかじめここに書いておきたいと思います。

おわりに

というわけで、先月までのサブスクの全てを列挙すると同時に、いくつかのサブスクを解約するという報告をさせていただきました。

今回辞めることになったサブスクの影響で、私が年間に払っているサブスクの料金は20万円を割ることができました。
しかしまだまだ私の収入に対してサブスクの比率が結構な存在感を放っているのは事実であり、もうちょっと何とかならないかなという気持ちもあったりします。
さらに切り詰めることに関しては、今後も時間をかけてじっくり考えていきたいと思っています。

皆さんのサブスク事情はどのような感じでしょうか?
ぜひコメントで教えていただけますと幸いです。