おはようございます。現在、寝起きでちょっとしたデータのやり取りをしながら、これを音声入力しています。
データのやりとりがすべて終わるまでに、どれくらいの文字が書けるかという実験をしている感じです。
今までのフリートーク(過去2回やりました)と同じように、何を書くか(喋るか)はまるで決めていません。
しかも寝起きの頭なので、いろいろなテーマが意識の奥底にしまわれたままで、それを引き出してくるのに手間がかかりそうでもあります。
果たしてこの状態で、どのような文章を書くことができるでしょうか。
文章とライフハック
文章を書くのに最適な時間帯というのがどの辺りなのか、については、諸説あるようです。
私が先日読んだ文章では、朝型の人間は昼間にクリエイティブなことをするのが最もよい、と書いてありました。
そのようなタイプの場合、午前中は論理的に物事を整理するたぐいの作業に割くのがよいようで、例えば午前中に前日の文章を綺麗にまとめあげ、午後になって新しい文章をざっくりと執筆する、というのが効率的みたいです。
信憑性はよくわかりませんが、そのように従って生活することで本当に生産性が上がるのだとしたら、試す価値はありますよね。
その前にまず、自分が朝型なのか夜型なのかを、きちんと判別しなければなりませんが。
このような、いわゆる「生産性を上げるためのノウハウ」みたいなものは、一つ一つはそこまで劇的ではないにせよ、10個とか20個とかの数が集まると、かなりの効果が期待できそうではあります。
例えば、一つのノウハウで元々の作業効率を1%上げることができると仮定するのであれば、20個のノウハウを実践することで20%生産性を向上させることができるわけですよね。
巷に流布している生産性向上のためのノウハウを、いったんすべて馬鹿正直に受け止めて、とりあえず自分のものとすべく頑張ってみる、という姿勢が、後々ものすごい効率化に役立つのかもしれません。
私は恥ずかしながら、そこまで地道に他人の語るノウハウを自分のものとして取り入れることができていないため、その辺りはちっともやれていないのが現状です。
しかしそんな現状を変えたいとも思っているため、今日あたりから少し心を入れ替えて、日々の生活を組み立て直してみるのも、悪くないかもしれませんね。
威張って言うことではありませんが、私は人生において切羽詰まっている割に、あまり必死になって根を詰めて動くことができていないので、まずは生活のディテールを一つ一つ引き締めていくことを考えるべきなのかもしれません。
真剣に検討してみます。
改善すべき生活習慣
私の生活において、明らかに改善すべきだなと思うところは、以下の3つです。
- 隙間時間の使い方が下手
- 小さな物事を一つ達成すると、その日はもういいかなと思ってしまう
- 目標として設定した途端に、たとえそれが趣味であっても急に腰が重くなってしまう
どれも非常に「悪い癖」であり、これらの性質が私の人生の生産能力を著しく下げることになっています。
まずはこれらをどのようにして潰していくかを、真剣に考えていくことが大切ではないかと思っています。
まず、隙間時間の使い方についてですが、これを改善するには、メンタル面の改造もさることながら、常日頃から小さく切り刻んだタスクを無数用意しておき、少しでも隙間時間が発生したら迷わずそれを実行できるようにしておくことが大切かなと思います。
それから、一つの物事を達成すると満たされてしまう現象についてですが、これを改善するには、スケジュールをこなすことに関して自分の感情を込めることを抑える必要があるかもしれません。
具体的には、もっとスケジュールというものに対する立ち向かい方を機械的にすることですね。
達成感というのは、人生においてある程度は大切なことだと思うのですが、いちいちこれを感じてしまうと、そのことで逆に次の動きが遮られてしまうという短所もあるのです。
なので私の場合、達成感を少し減らして、マシーンのように次から次へとスケジュールをこなしていく、そんな精神構造を構築するべきだと思うのです。
そして最後に、目標に設定した途端に腰が重くなってしまう現象についてですが、これは正直、どのように対策を練ったらよいのかよくわかりません。
とにかく私はこの点が極端で、「今日はこれをやろう」と思った瞬間、その内容が例えばアニメの視聴であっても、まるでやりたくない仕事に対するように動けなくなってしまうのです。
どうしてこのようなことが起きるのか、精神的なメカニズムを説明した論文なども世の中にはきっとあるのでしょうが、今のところそういうものにアクセスはできていません。
単純に考えれば、「じゃあ目標にしなければスムーズに消化できるのではないか?」となりますが、それはそれで、思うように物事を進めていけなくなってしまうのではないかという懸念があります。
どうしたものでしょうね。
目標設定をすることなく目標を達成する方法――これはちょっとした矛盾であり、よほどその内容が自分にとってやりたくてたまらないものではない限り、勝手にうまくすべてが回ることは無さそうです。
この辺について良い対策を思いついているという方は、ぜひコメントで教えていただければ幸いです。
小説執筆について
この文章を書き始めてから17分が経過しましたが、まだデータのやり取りは終わっていません。
もう少し喋らなければいけませんね。頑張ります。
ちょっと小説の話でもしましょうか。
先日、第27回電撃小説大賞の一次選考の結果発表があったのですが、残念ながら通過者のリストの中に私の名前と作品はありませんでした。
まあつまり、一次選考で落ちてしまったというわけです。
今回応募したのは、かつて一度、一次選考で落選したものだったので、つまり同じ作品を二回連続で一次落ちさせられたということになるわけですね。
ここにきてようやく「ああ、あの作品は本当に駄目だったんだなあ」と納得しつつあるという感じです。
一回だけの落選だと、下読みさんとの相性が悪かっただけかもしれない、という感情がどうしても芽生えてきて、納得するには至らないんですよね。
実際にこれまで、最初は一次選考で落ちたのに、もう一度応募したら今度は突破できたという経験が二度ほどありますので、とりあえず評価シートをもらいたい場合には、同じ作品をしつこく複数回応募するのも、有効な対策だったりするわけです。
この点、今回応募した作品に関しては、まあ納得するしかないでしょう。
さすがにこれ以上、同じものを応募することはありません。
来年の電撃小説大賞に向けて、今度は完全なる新作を書きたいとは思っているのですが、それとはべつに、カクヨムで裸足フェチ小説の連載を始めたいなとも思っています。
タイトルは『ハコイリ・ハダシ・ハニートースト』。プロットは全体の7割ほどがすでに固まっており、大まかな意味では結末まで決まっている状態です。
ただ、生活面でいろいろな事情があり、最近そこから先のプロットに詰めることができなくなっており、事実上の停滞をしております。
この状況を打破するためには、もう見切り発車で本文を書き始め、カクヨムに投稿してしまったほうがよいのではないかと、最近は考えるようになりました。
その結果が良い方向に行くかどうかは、正直わかりません。
もしかしたら、先程言った「プロットの7割」を消化したところでピタッと執筆が止まってしまい、いわゆるエタることになる可能性も否定できません。
でも、そのリスクをあえて背負った上で、それでも本文を書き始めてみるべきなのではないかというのが、現在の私が傾いている気持ちです。
この気持ちの背景には、二つの動機があります。
一つは、そろそろ書き始めないと、この作品に対する自分の熱意が失われてしまうしまうのではないかという焦り。
もう一つは、いい加減にそろそろ、音声入力で小説を書くことを実際に経験してみたいという想いが強くなっているということです。
特に後者は大きいですね。
ここのところずっと音声入力にどっぷりハマっており(だからこのような記事も投稿している次第)、どのようにすれば効率的に文章を大量生産することができるか、ということを毎日のように模索しているわけですが、長編小説は音声入力と非常に相性がよい、という仮説を現在のところ立てているんですよ。
というのも、長編小説であれば、音声入力の最大のネックとも言える構成の難しさについて、リアルタイムではあまり考えなくてよいのではないかと思うのです。
これはどういうことかと言うと、長編小説の内容はその大部分が純粋な時系列であるため、頭の中で映像を作り、その映像が動く様をそのまま喋っていけば成り立つのです。
この性質が、音声入力の性質と非常にマッチすると思うのです。
ただ、私が音声入力に傾倒してから、まだ一作も小説というものを書いていないので、これらは全て仮説段階だったんですよね。
なのでそろそろ、実際にやってみることでその効果のほどを確かめてみたいと思っているわけなのです。
その実験の意味で、『ハコイリ・ハダシ・ハニートースト』を使ってみたいなと。
実験の意味で使ってみたい、という表現をしてしまうと、なんだか音声入力のテストのためにこの作品を犠牲にしているみたいに聞こえてしまいますが、もちろんそんな意図はなく、良い作品に仕上げたいと普通に思ってはいます。
というよりはむしろ、音声入力でバンバン量産していくことにより、「鉄は熱いうちに打て」という意味での善循環を実現できるのではないかと期待しているわけです。
音声入力で小説を書くために絶対に必要なのは(必要だと思うのは)、脳内で映像を作ってそれを動かし、それを書き留める、という方法論です。
これにより、音声入力は「見ているものをただ喋るだけ」の行為になり、これが小説を執筆していく上でのスピードアップに繋がる……はずなんですよ。
この手法をキーボードでやっているのが、小説家の森博嗣さんなわけですが、そういえば森さんは、音声入力を試してみたいと思ったことはないのでしょうか。
森さんは常々、自分のボトルネックが指の運動速度である旨を書かれているので、その枷から解放されたときに一体どれくらいの速度が出せるのか、ちょっと興味があるんですよね。
一度でよいので、音声入力で小説を書いたら時速何文字を実現できるのか、というのを森さんに試して欲しいなと思っています。
完全なる引退をし、もう一冊も書くつもりがない、となってしまう前に、ぜひそれをやってみて欲しいんですけども……森先生の好奇心がそちらへ向くことはないのでしょうか。
唐突な締め
ようやくすべてのデータのやりとりが終了したので、このフリートークもここら辺で終わりにしたいと思います。
結局30分くらい喋ったのでしょうか。
寝起きだったためか、いつもよりはペースが遅くなりましたね。
私は音声入力に関しては「1分間で200文字」というのを基準に考えているのですが、今回はそれをだいぶ下回っています。
口が回らなかったというよりは、思考の展開がうまく機能しなかったというのが原因ですね。
口が回るかどうか、つまり滑舌に関して言えば、私はどちらかというとちゃんとできるほうで、その意味では音声入力に向いた体質みたいなのです。
その辺りは、ちょっと胸を撫で下ろしているところではあります。
これからもこんな風にで、空いた時間でフリートークをやっていきたいと思っていますので、お暇な方はお付き合いいただければと思っています。
文字通りブログの穴埋め記事なわけですが、それでももしかしたら誰かの役に立つ内容を含んでいるかもしれませんよね。
その可能性がある限り、書き散らしの文章であっても投稿してしまおうと、今は考えています。
それでは、ここら辺で締めくくりたいと思います。
※本記事は、2020年8月9日の午前8時54分から9時28分にかけて、寝起きの頭でデータのやり取りをしながら適当に音声入力したものを、後から手動で整形したものです。