天国的底辺

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初心者がクラウドワークスでWebライティング仕事をするコツ

Webライティング

 

 私がクラウドワークスを介してWebライティングの仕事をするようになってから、数ヶ月が経ちました。

 その間にいくつかの案件を獲得することができたのですが、最初に言ってしまうと、まだまだ「おいしい」案件をゲットするには至っていません。

 その辺りはそう甘いものではなく、地道にのし上がっていくしかないところなのでしょう。他の多くの業種がそうであるのと同じように。

 

 しかしこの数ヶ月のあいだに、クラウドワークスにおいて、何のツテもない初心者がどのように振る舞っていけばいいのか、という知見はある程度獲得することができました。

 この記事では、クラウドワークスにおいて、初心者がどこに気をつけてWebライティングの案件をとっていけばよいのか、について解説していきます。

 

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最低限必要なこと

 まず、Webライティングの仕事を受けるにあたって、最低限これだけは準備しておかなければ、というものを挙げていきたいと思います。

 当たり前の内容ばかりに感じる人もおられるかと思いますが、意外とピンと来ていない人もまた結構いるように観察されるので、確認の意味でこの項を設けました。

 

Gmailアカウントの取得

 まずやっておくべきなのは、Gmailアカウントを取得しておくことです。

 これは「メールアカウントを取得しておきましょう。オススメはGmailです」という意味ではありません。

 他のアカウントでもよいというわけではなく、「Gmailアカウントを」取得しましょうというお話です。

 

 なぜこのように、アカウントの種類を名指しするかというと、クライアントさんの応募要項にしばしば「Gmailアカウント必須」と書いてあるからです。

 理由はわかりません。

 Gmailでしか行うことのできない特別なやり取りをするとも思えませんし、Gmailアカウントは一人一つしか取得できないわけでもありませんので、こちらの身元を証明するような力があるわけでもありません。

 それなのにどうして、Gmailアカウントを名指しで要求するクライアントさんが多いのかは、正直言って謎です。

 

 でも必須と書いてある以上、他のメールアカウントを使用している人は、その案件に応募することはできないのは確か。

 なので、Gmailアカウントを取得しておかない理由はないと言えるでしょう。

 

ChatWorkアカウントの取得

 前項でGmailの話をしましたが、クライアントさんと契約を結んだ後のやり取りは、メール以外の手段で行うことがほとんどです。

 世の中には業務上のやり取りを円滑に行うのに便利なサービスが幾つもあり、大抵の場合、業務連絡はそれらを使って進めることになります。

 

 その中でも、特に多くのクライアントさんが要求してくるのが、ChatWorkというサービスのアカウントです。

 もちろんそれ以外にもSlack等を使用することもあるのですが、私が応募要項をいろいろ見て回った限りでは、もっとも多く要求されているのはこれでした。

 なので、Webライティングの仕事をしてみたいという人は、最初からChatWorkアカウントを取得しておきましょう。

 無料のサービスですので、仮にたいして使うことがなかったとしても、それで損をするということはまったくありません。ご安心ください。

 

Microsoft Wordのインストール

 メーカー製のPCを購入して使っている人なら、考えるまでもなく最初からインストールされているものかもしれませんが、MicrosoftのWordは用意しておいたほうがよいです。

 GmailアカウントやChatWorkアカウントほどではありませんが、少なくない数のクライアントさんが、記事の納品手段としてWord形式を要求しているからです。

 

 個人的には、それって現代のおいてはどうなのかな、とは思います。

 Googleドキュメントや、あるいは直接WordPressで入稿するのが、今のスタイルとしてはスタンダードでしょう。

「今どきWordを求めるなんて」という気持ちがないわけではありません。

 しかし、仕事を選んでいる余裕のない初心者としては、Wordだろうが何だろうが、求められているのならそれを用いて原稿を上梓する必要があります。

 Wordがないと、仕事の幅はそこそこ狭くなってしまいますので、ここはしっかり用意しておくべきだと思います。

 

納期を守れる時間の余裕

 最後はモノではなく、あなたの時間です。

 Webライティングの仕事は、通常そこまで時間のかかるものではありません。

 また、初心者のうちは、激務になれるほど仕事を受けることが、そもそもできません。

 しかしそれでも、事前にしっかり「仕事用の時間を確保しておく」ことを意識しないと、いざ始めてみたときに、キツくてヒーヒー言ってしまう可能性もあります。

 

「隙間時間にせっせとこなす」というとクールで気楽に響きますが、実際には隙間時間を仕事に捧げるのは、なかなか大変なことです。

 本当にそれをこなせるだけの余裕が自分にあるのかどうか、仕事を受けてしまう前によく考えておいたほうがよいでしょう。

 

文字単価1円以上の案件は厳しい

 Webライティングで上手に稼いでいくコツ、のようなものは、ネット上に山ほど転がっています。

 ブログ記事で解説している人もいますし、YouTubeに解説動画を投稿している人も最近では結構います。

 

 それらを見聞きしていると、多くの人が一つの基準を挙げていることに気づきます。

「文字単価1円未満の仕事は引き受けないほうがいい」

 文字単価1円とはつまり、1文字1円という意味です。3,000文字の記事なら3,000円ということですね。

 これより安い仕事はやめておいたほうがいいよ、というアドバイスを、多くの人が発信しているわけです。

 

 ですが現実問題として、少なくともクラウドワークスにおいて、初心者が文字単価1円の仕事を得るのはとても難しいことです。

 いや、案件自体はまあまあ転がっているんですよ。

 でも、以下の2つの理由から、初心者がそれに飛びつくことはできないようになっているのです。

 

専門の知識を要求されることが多い

 文字単価1円以上の案件においては、ほぼ間違いなく、あなたが「何者か」であることを求めてきます。

 つまり、何らかの専門的な知識や経験を有している人に「それを使って記事を書いていただけませんか」と募集をかける場合に、初めて文字単価1円を超えるのです。

 

 あなたが何かを専門的にやってきた人で、Webライターとしては初心者だけれどもその分野については知識がある、というような場合は、そういった案件にも最初から飛びつくことができるでしょう。

 しかし、Webライティングを始めてみたいと考えている人の多くは、そのような専門性を有していませんよね?

 なので、初心者が文字単価1円の仕事を受けるというのは、なかなか高いハードルになってしまうのです。

 

ライター歴が条件になることが多い

 それ以外にも、文字単価1円以上の案件においては、純粋にWebライターとしてのキャリアを求められることが多いです。

 あなたが初心者である場合、どれだけ素晴らしい記事を書く能力があったとしても、「キャリア1年以上」という条件のついた案件をとることはできません。

 これはつまり、Webライティングを始めてすぐに効率よく稼ぐことは、あなたに能力があっても難しい、ということを意味しています。

 

具体的な対策

 では、初心者Webライターは、クラウドワークスという土壌の上で、いったいどのように振る舞えばよいのでしょうか?

 残念ながら、ここでは「すぐにガッポリ稼げるようになるテクニック」を紹介することはできませんが、心がけておくべきことの幾つかは挙げることができます。

 以下のことを意識して取り組むのがよいでしょう。

 

何かのスペシャリストになる

 先ほど、文字単価1円以上の案件は専門性が要求される。といった主旨のことを書きました。

 それはつまり、何かの専門家、あるいはそこまで行かずとも詳しい必要があるということですが、これは必ずしも「Webライティングを始める前からそうである」必要はありません。

 Webライターをやりながら、そういう人材に成長していけばよいのです。

 

 つまり、最初は地道に安い仕事を引き受けつつ、その裏で何か自分に適した分野を決めて、勉強を始めましょう、ということです。

 ぶっちゃけた話をしますと、Webライティングに求められている「専門的知識」は、そこまで奥深いものではありません。

 修得するまでに3年も5年もかかるものは、ほとんどないのが現状です。

 

 ならば、Webライターになってから勉強を始めればいいじゃないですか。

 世の中の幾つかの物事は「栴檀は双葉より芳し」が尊ばれますが、Webライティングの世界はそうではありません。

 後からゆっくり「専門家」になれば、それでじゅうぶんに戦えるのです。

 

文字単価0.5円から0.7円の案件を育てる

 初心者が引き受けることのできる案件の中で、もっとも高い文字単価がどれくらいかというと、この記事を書いている2020年5月現在では0.5円、運良く見つけられるのが0.7円といったところです。

 正直、このくらいの単価だと、普通にアルバイトをしていたほうが時給換算では稼げるのが現実です。

 

 しかし、文字単価には「成長」という要素があります。

 つまり、あるクライアントさんから最初は文字単価0.5円で仕事を受けたとして、気に入られた場合はそのまま継続となり、その過程で単価が上がる可能性もあるのです。

 初心者がしっかり稼ごうという場合、この文字単価引き上げを狙って、いわば「案件を育成する」という感覚で、0.5円等の仕事を受けてみるとよいかもしれません。

 

 ただし、初心者向けの0.5円~0.7円案件は、事前に何らかのテストがあり、それにパスしなければそもそも契約できないようになっていることが、ままあります。

 文章をまったく書き慣れていないという、純粋な意味での初心者には、こういった案件をとることすらあるいは厳しいかもしれません。

 

継続を考えているタスク案件を狙う

 文章を書くこと自体にもそんなに慣れていない、という人の場合は「継続を考えていると書かれたタスク案件」をこなしていく、という戦略があります。

 

 クラウドワークスにおけるタスク案件とは、言い換えれば「単発の簡単な仕事」です。

「○○について、800文字程度で文章を作成してください」といった内容のものが多く、誰もが気軽に参加することができるようになっています。

 タスク案件自体は、キャリアのうちには数えられないことがほとんどです。

 つまり、仮にタスク案件を1000回こなしたとしても、残念ながら誰からも中堅Webライターとはみなされません。

 

 しかしタスク案件には、次のように書かれていることがあるのです。

「良い記事を書いてくださった方には、継続してお仕事を依頼することを考えています」

 つまり、単発の仕事をお願いしているついでに、持続的なWebライター探しもしている、というクライアントさんがそれなりにいるということです。

 かくいう私も、タスク案件をこなした後に、そのクライアントさんからお声がけいただいて始めたものが、最初の「ちゃんとした」Webライティング案件でした。

 

 文章を書くこと自体が初心者であるという場合、このルートを開拓するのがよいのではないでしょうか。

 タスク案件で文章修行をしつつ、それが一定のレベルに達したら先方から声をかけてもらえるわけですから、気持ち的にもとてもやりやすいものと思われます。

 

細かい業務内容に注意

 ここまで文字単価等について解説してきましたが、ここで一つ注意しておくことがあります。

 それは、案件の内容次第では、文字単価がそれなりでもあまり効率よく稼げないことがある、ということです。

 

 Webライティングにおいて、そのもっともよくあるパターンとしては「画像選定」の手間の大小が挙げられるでしょう。

 案件によっては、記事の中に用いる画像を、Webライター側が自分で用意しなければならないことがあります。

 しかし、この画像選定の手間が、実にまちまちなのです。

 どこかからフリー素材を取ってくればいいだけなら、まあすぐに終わるでしょう。

 一方、面倒な案件においては、あるサービスについてスクリーンショットを撮って、権利関係やプライバシー関係に抵触する部分にモザイクをかけて……といったことまで、全部Webライターがやらなければならなかったりするのです。

 

 後者の場合、下手をすると本文の執筆にあてた時間をほぼ同じ時間を、画像を用意することに費やしてしまうこともあります。

 そうすると、例えば文字単価0.7円の仕事は、画像選定のない0.5円の仕事よりも「稼げない」もの、という計算になってしまうわけです。

 

 案件に応募する際には、こういった手間の部分について何が書かれているかを、よく読むようにしましょう。

 Webライティングといっても、ただただ文章を書いていればよいというわけではなく、意外と脇の作業に足を引っ張られることもあるのです。

 

決してやってはいけないこと

 あなた自身のためにも、そして(場合によっては)業界全体のためにも、決してやってはいけないことがあります。

 ここでは、そういったことについて二つほど、紹介しておきましょう。

 

文字単価の極端に安い案件を引き受ける

 クラウドワークスの案件を眺めていると、しょっちゅう出くわすのが、文字単価の極端に安い案件です。

 具体的には、0.1円とか0.2円といった具合。

 そしてその多くは「初心者歓迎!」のように謳い、次のような論法を募集要項の中で用いています。

「Webライティングの勉強をしたい初心者の方、丁寧に指導いたします」

 

 つまり、仕事を教えてあげるから、そのぶん単価が安くなっているのだ、本来ならお金を払って学ぶようなことを、端金とはいえお金を貰いながら学べるのだ、という言い分です。

 

 はっきり言ってしまいますが、このような案件は決して受けてはいけません。

 丁寧に指導云々など、余計なお世話以外の何物でもありません。Webライティングの仕事は、そんなことをされなくとも自発的に学びながら続けていけるものです。

 要は単なる搾取。

 

 あなたがこのような案件を受けてしまうと、この手のクライアントさんは調子に乗ります。

 そしてクラウドワークス上には、さらにこの手の案件が跋扈することになる。

 あなたはクラウドワークスを利用する一員として、そのような事態に手を貸すべきではありません。

 こういったノイズのような案件を少しでも減らすべく、完全無視を決め込むよう心がけましょう。

 

諦める

 Webライティングの仕事で、誰もがめちゃくちゃに稼げるようになるかというと、そうではないと思います。

 世の中のほとんどの仕事と同じように、稼げる人と稼げない人にどうしても分かれてしまうでしょう。

 

 しかし、簡単に諦めてしまうのだけはやめるべきです。

 クラウドワークスをあれこれ眺めていると、しばしば嫌気が差してくることがあります。

「結局、まともに稼げる案件は『一部の有能な人材』が全部持っていくんじゃないか」

 私もそんな風に思ったことがあります……というか、今もしょっちゅうそんな気持ちになります。

 

 ですが、すでに述べた通り、案件を育てるという発想、そして何より、これから自分自身を育てていくという発想を忘れないように動けば、道が開かれる可能性はあります。

 Webライティングを始める人の中には、即金性を求めている人もそれなりにいるのではないかと推察しますが、あまり焦らず、少し様子を見るという姿勢も大切なのではないかと、私は思います。

 

「石の上にも三年」というのは正直、現代においては古い考え方だと思うのですが、しかし、やることをやった上でのある程度の辛抱は、しておいて損はないのではないでしょうか。

 

月5万円を稼ぐシミュレーション

 あなたが副業としてWebライティングの仕事をするのであれば、まず最初に目標にする収入が「月5万円」前後なのではないかと思います。

 初心者がこの数字に達するには、具体的にどんな条件で、どのくらいの作業をこなせばよいのでしょうか?

 

 ここで簡単な計算をしてみましょう。

 クラウドワークスでは、受け取った報酬の20%、そしてそこに消費税の10%分を加えた額が、手数料として引かれます。

 つまり、全体の22%が手数料。

 あなたが受け取れる金額は、クライアントさんからいただいた報酬の78%です。

 

 クライアントさんは、契約額に消費税の10%分を上乗せした額を仮払いしてくれていますので、この段階での数字は、文字単価×文字数×1.1。

 あなたが例えば文字単価0.7円のWebライティング仕事を月20日間行うとして、1日あたりどのくらいの文章を生産すればよいのか――それが以下の計算となります。

 

 50,000÷20÷0.78÷1.1÷0.7≒4,162

 

 1日あたり4,162文字書くことができれば、月5万円に到達することになります。

 文字単価0.7円はあくまで「初期の単価」ですし、月20日働くというのは平日に作業をするという想定で、実際には逆に「土日だけ」作業する人も多いと思われますが、いずれにせよこの数字は参考になるのではないかと思います。

 

 1日4,162文字。

 好きなことを書くなら、はっきり言ってどうということのない量なのですが、きちんと下調べをして、資料を見ながら執筆して、画像選定なども行って……となると、意外と時間を取られます。

 前述したように、時間を確保することは怠らないほうがよいでしょう。

 

おわりに

 以上、初心者がクラウドワークスでWebライティングの仕事をしていくコツについて、解説してみました。

 

 まあ、Webライティングという仕事は、ぶっちゃけそこまで儲かるものでもありません。

 しかしそうは言っても、仕事としてやる以上はせめてアルバイトの時給くらいは超えたいものですし、より稼げる道があるならその道を行くべきなのは言うまでもありません。

 

 私もまだまだ初心者みたいなものであり、たいして稼げているわけではないのですが、だからこそリアルな想いを込めて、このような記事を書いた次第です。

 お互い、この道を選んだ以上は、いっぱしの稼ぎを手にしてみようではありませんか。

 

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