天国的底辺

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必ずしも大は小を兼ねない:アニメ『異種族レビュアーズ』2話感想

異種族レビュアーズ

 

 2020年冬季の注目アニメ『異種族レビュアーズ』第2話の感想です。

 結論としては、第1話で見せてくれた魅力を維持しつつ、順調にその手を広げていく感じで、とても楽しく観ることができました。

 放送コードのギリギリを狙っているとのことですが、無事に駆け抜けてくれるといいですね。

 まあ、すでにBPO辺りには、間違いなく文句が言っているとは思いますが、そういうのは完全無視で突き抜けていただきたいところです。

 

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フェアリーとサイズ

 第2話は実質的な前後編で、前半はフェアリーを、後半は悪魔族ミノタウロスを扱っていました。

 まずは前半のフェアリーから。

 

 いきなり個人的な話をしますと、私はフェアリーって好きなんですよね。

 小さい姿で描かれる関係からか、まず間違いなく可愛らしい描かれ方をする……というのもあるのですが、それ以上にポイントなのは、裸足。

 フェアリーってだいたいの作品において裸足姿がデフォルトとして描かれており、それが裸足フェチの私にとっては、とってもありがたいことなんですよ。

 なので今回、食酒亭にいたフェアリー達を見たときには純粋に嬉しかったです。

 

異種族レビュアーズ

 

 その後、フェアリー専門店「花蜜」の受付嬢・アロエが登場したのですが、彼女が裸足でなかったのは、その意味でちょっと残念ではありました。

 フェアリーらしくないやさぐれ具合は面白いと思いましたし、そのキャラと恰好は確かに合っていたとは思うのですが……まあ、ここは仕方ないところでしょうか。

 

異種族レビュアーズ

 

 このアロエとのやり取りでは、アレが「大きければよいというものではない」ことがテーマになっていましたが、これって割とリアルにも通じる話だと思いましたね。

 男性のあいだに蔓延している空気として、アレのサイズって、まるで戦闘力の大小のような扱われ方をするじゃないですか。

 でも実際にはそんなことはなくて、最終的には相性の問題になるし、そもそも繁殖可能かどうかで言ったら、5cmもあればOKだと言われています。

 その辺りにも通じるくだりで、ここも「ギャグが勝手に深みを得た」のだろうな、と思いました。

 

異種族レビュアーズ

 

 ここで「クリムのサイズが凄い」という展開が来たわけですが、意表を突かれたような、でも笑いの取り方としては王道なような、という感じでしたね。

 食酒亭の掲示板の前でそれを察した女性陣の表情、上に書いた「大きければ良いわけではない」とは若干反するところはありますが、純粋に良かったです。

 作中のクリムのポジションは、圧倒的に面白い。

 

異種族レビュアーズ

 

選挙と好感度

 後半は悪魔族とミノタウロスを扱っていましたが、その前提として選挙という概念が描かれていました。

 異種族同士の何やかんやというと、普通の異世界ファンタジーなら何らかのかたちで血が流れるところですが、平和的に選挙をやっているのが、とても本作らしいです。

 

 特に強くテーマ性を押しているシーンではありませんでしたが、「暮らしを考えればオーク党支持、でもサキュバス党の議席も欲しいから自分はサキュバス党に入れる」といった辺りは、妙なリアリティがあってクスッと来ました。

 実際にこういうことを考えて、自分の本旨と異なる票を入れると、とんでもない結果に繋がったりもしかねないので注意すべきですが。

 

異種族レビュアーズ

 

 その選挙に絡めて、種族ごとの好感度について語るくだりでは、第1話に引き続いてTV番組のパロディが挿入されていました。

 これはもう、毎回何らかのかたちでやる、と考えていいのでしょうか。

 前回同様、作品全体がゆるいため、感覚的には特に変なことをしているという受け取り方にならないのが「ずるいなあ、オイシイなあ」と思いましたね。

 

異種族レビュアーズ

 

悪魔族とミノタウロス

 で、その悪魔族とミノタウロスですが。

 まず、スタンク達のやっているレビューが、ある意味での「社会的価値」を持ってしまっているというのが、非常に面白かったですね。

 あくまでも世俗的な内容であるが、そうであるが故に下々の者達に対する影響力を持っており、それが選挙という真面目な舞台をも左右しかねない。

 これはリアルで言うところの、SNSのインフルエンサーのようなものでしょう。

 彼らの場合、それをマネタイズもできているわけですから、そういう意味でも実にそっくりな行動です。

 

 そんな彼らに優良な店を紹介し、イメージアップしてもらおうと考えた悪魔族。

 ……という展開も面白いのですが、ここでは魔王デスアビスの「巨大ロリ」という属性が印象的でしたね。

 しかも、立場がそうさせるのでしょうが、すごく真面目っ子。

 彼女の存在は、いわゆるサイズフェチの人達には、結構刺さったのではないでしょうか。

 

異種族レビュアーズ

 

 そのようにして紹介された悪魔族の店「悪魔の穴」ですが、スタンク達はそれをスルーし、偶然出勤風景を見かけてしまったミノタウロスの店を選んでしまいます。

 後にスタンク達はそれを「乳の重力」と呼んでいたわけですが、個人的には巨乳属性がほとんどないので、ピンと来なかったというのが正直なところ。

 女性のおっぱいは男性のアレと同じで、やはり大きければよいというものでもないと思うんですよ。

 その意味でいうと、このくだりは少々安直に映ったかもしれません。

 

異種族レビュアーズ

 

 とはいえ、「子持ち人妻を選ばないと、牛乳プレイは無理」という辺りには、本作の強靭さがしっかりと表れていたように思いました。

 

嬢以外の扱いの健全さ

 本作は(今のところ、ですが)嬢以外のおっぱいを晒さない方向でお話を進めています。

 スタンク達の興味が嬢以外の女子に向かない……というわけではないのですが、えっち担当はあくまでも嬢達であり、それ以外の女性キャラは「普通に」描かれています。

 ここには、ある種の倫理と言いますか、作品としての居住まいのようなものを感じますね。

 メリハリをきちんとしておくことで、最低限の作品の体裁を整えようとしているのだろうな、という風に私は感じています。

 本作が「理性によって描かれた丸出しの欲望」なのがわかる構造ではないかなと。

 

異種族レビュアーズ

 

 ただ、それをわかりつつも、個人的には嬢以外の女性キャラにもそーゆーのを求めてしまいたくなるんですよね。

 第1話から魅力的だったメイドリーもそうですし、今回登場したデスアビスも同様です。

 彼女達にも何らかのかたちで「お当番」があったら、実にオイシイなあ、などと思ってしまうわけです。

 これは主に希少性の問題ですね。

 嬢の裸とそうでないキャラの裸では、意味するところが違ってくるので。

 

異種族レビュアーズ

 

 でも、実際にそれをやられたら……どうなるだろうなあ。

 たぶん、下半身では歓迎しつつ、上半身ではそれっぽい評論口調で苦言を呈するような、見苦しいことになりそうな予感があります。

 その辺りを考えると、こうして「彼女達のそーゆーのも観られたらなあ」と夢想している現状こそが、作品のためにもこちらのためにも、ちょうど良いのかもしれませんね。

 

おわりに

 本作はまごうことなき紳士アニメなので、本来ならおっぱいキャプを積極的に扱っていくのが、読みに来てくださった方のためにもなることだと思うのですが、残念ながらそれができません。

 Googleアドセンスのポリシーに違反してしまうからです。

 そんなわけで、本記事で扱っている画像は実のところ中途半端、肝心要のものが欠けた状態になっています。

 

 私としても、この点は大変残念なのですが……仕方ないところなので、ご理解いただければと思います。

 本当に、Googleの潔癖症はどうにかならないものかと思いますね。

 まさにそういうところにメスを入れ、「えっちは素晴らしいぞ、あらゆる種を一つに結びつけるぞ」と謳っているのが本作なので、何とも言えない皮肉を感じます。

 

 最後は天下のGoogle様への愚痴になってしまいましたが、以上、『異種族レビュアーズ』第2話の感想でした。

 今後も作画が崩れることもなく、パワフルに駆け抜けてくれることに期待しています。

 

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