2019年も終わろうとしています。
あっという間だった気もしますし、長かったような気もします。いつもそうなのですが、時間経過の体感については一概に言えないものがありますね。
皆さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか?
私にとっては、記事タイトル通りの年でした。
すなわち、「努力が何一つ実を結ばなかった年」。
いや、ぶっちゃけると、ここ数年ずっとそれが続いているんですけどね。
ただ、2019年は特にその度合いが強かった。いろいろなことをやってみたという意味でも、失敗の大きさが半端じゃなかったという意味でも。
今日はその辺についての一人反省会を、言葉にしてみようと思います。
- 2月:中国輸入から撤退→350万円失い借金生活
- 5月:ブログを開始→未だろくな収益を得られず
- 7月:司法書士試験受験→不合格(7度目)
- 8月:筋トレを開始→痩せないし膝痛を引き起こす
- 10月:小説を公開→鳴かず飛ばず
- おわりに
2月:中国輸入から撤退→350万円失い借金生活
生活していく上で最も大きかった出来事は、間違いなくこれですね。
2017年の秋から始めた中国輸入ビジネス。業界トップのコンサルタントをつけて、大きく勝負に出たのですが、何も良いところがないまま、ほとんど最速に近いスピードで転がり落ちていき、撤退を余儀なくされました。
最終的に350万円の損失。うち150万円は、信用保証協会を保証人として地銀から借りたお金なので、いわゆる借金生活というものに突入してしまった次第です。
詳細は全10回の記事にまとめてありますので、そちらをお読みいただければと思います。
この件は私に、「勇気を出して行動すること」の負の側面を、嫌というほど教えてくれました。
世の成功者達、特にネットで積極的に発信しているタイプの人達は、口を揃えてこう言います。
「とにかく行動しろ。失敗したって命まで取られるわけではないのだから、何度でもやり直せばいい」
でもですね、手痛く失敗してしまうと、「やり直し」の選択肢が――すなわち人生の選択肢が、大きく狭まってしまうんですよ。
今の私は、初期投資に5万円だけ必要なビジネスさえ、始めることができない状態なのです。
それもこれも、勇気を出して行動してみたせい。
もちろんすべては自己責任であり、誰のことも責めることはできません。
今日もまた、成功者達は同じように「とにかく行動しろ」という文言を繰り返しています。
しかし、これを読んでいるあなたには、くれぐれもそれに安直に踊らされないよう、気をつけて欲しいですね。
人生には、出すべき勇気と、そうでない勇気がある。それを心の底から思い知りました。
5月:ブログを開始→未だろくな収益を得られず
そんな私が、元手のかからないネットビジネスとして手を出したのが、当ブログです。
まあ、このブログだけで生活していけるほどの収益を上げようとまでは思っていなかったのですが、とりあえず月に数万円、できれば10万円くらいは稼げたらいいな、と思ってスタートさせました。
しかし、それから約8ヶ月。
現在のところ、収益は月にだいたい2,000円ちょっと。そこからはてなproの料金やドメイン代等を差し引くと、純利益は月に数百円という感じ。
時給換算すると、10円に届くかどうかも怪しいという状態です。
当初の計画(妄想とも言う)では、開始から半年で月1万円くらいは稼げるようになっているはずだったのですが、「万」なんて夢のまた夢の話です。
日々ブログのことで頭をひねりまくり、頑張って毎日更新を続けた結果がこれ。
単に趣味として始めたなら、まあまあ読まれて嬉しいね、となるところかもしれませんが、純粋にお仕事として始めたものなわけで、落胆しかありません。
現在、アルファブロガーのマナブさんが販売しているブログ教材(14,800円)を購入しようかどうか、激しく悩んでいるところです。
このままいくら続けても、どこかのタイミングで収益がまともに伸びていくとは到底思えないので、そういう教材が絶対的に必要なのではないか、というわけです。
しかし、ネックとなるのは14,800円という価格。その手の教材としては破格の安さであるようなのですが、今の私にとっては大金です。
そして今の私は、自分のセンスというものについて一切の自信を失っているので、きちんと元を取ることができないのではないか、という不安も凄いんですよね。
もう少し考えて、答を出したいところです。
7月:司法書士試験受験→不合格(7度目)
今年も司法書士試験を受け、そしていつも通りの低い点数を取って不合格になりました。
2013年から毎年受験しているので、かれこれ7回目の不合格ということになります。
もうすっかり負け癖がついてしまい、自己採点でいつも通りの点数が出てきても「まあこんなもんだろうな、自分のレベルでは」としか思えなかったのは、よく考えてみれば本当に情けないこと。
しかし、それが私の現実というやつなのです。
撤退すると決めたわけではないので、十中八九、来年も受験するとは思います。
ただ、そのための勉強が捗っているかというと……正直、まるで捗っていません。
ブログとライティング仕事、そしてそれ以外のもろもろの用事に時間のほぼすべてを持っていかれてしまい、テキストをろくに開きもしない日がずっと続いている状態です。
このままでは、来年も100%落ちます。これは断言できる。
こういうのは絶対に惰性にしてはいけないと思うので、挑戦し続けるならしっかり勉強時間を確保し、撤退するなら潔くさっさとそう決める、というのが必要だと思うのですが……。
これも来年に課題を残すかたちですね。
8月:筋トレを開始→痩せないし膝痛を引き起こす
いわゆる筋トレと呼ばれるものを始めたのは、今年の挑戦の一つです。
ダイエット効果と、筋力増大の効果、両方を狙ってのことでした。
……しかし結果としては、痩せるどころかむしろ体重は増えてしまい、そればかりか、一向に治る様子のない膝痛まで引き起こしてしまうことに。
ここでもまた、「一所懸命コツコツと」が裏目に出たかたちです。
他愛ない自重トレーニングとはいえ、科学的には一応、やらないよりは効果があるはずなのですが……私の体はどうなっているんでしょうね。
筋肉は裏切らない、という言葉に惹かれて始めてみたのですが、私の筋肉にだけは裏切る能力が備わっていた、ということなのでしょうか。
私にはもう何が何だか、さっぱりわかりません。
10月:小説を公開→鳴かず飛ばず
私は小説を書いて、ラノベの新人賞に応募し続けている人間なのですが、そんな生活を続けているうち、ふと気がついたら手元に9本の長編小説が溜まっていました。
これをこのまま眠らせておくのはもったいないな――。
そう思っていた矢先、小説投稿サイトの「カクヨム」が、広告収入を投稿者に還元する仕組みを発表。
ナイスタイミング、と思った私は、早速一作ずつ、投稿していくことにしました。
で、今日までに2本の小説を最後まで投稿したのですが……。
まあ、読まれないこと読まれないこと。
もちろん、いきなり数万人の人に読んでもらえて、「凄い!」「面白い!」「大傑作!」と称賛の嵐を受けることなどは考えていなかったのですが、それにしてもアクセスがめちゃくちゃ少ないのです。
仕様上、3,000円相当の収益が貯まらないと振り込みできず、また12ヶ月でポイントは無効になってしまいます。
つまり、1年間に3,000円相当のポイントを獲得しなければ、一切お金にはならないということ。
今の私は、そっち方面に一直線なんですよね。
本気で収益を挙げたかったら、web小説を分析し、徹底的に売れ線を狙ったものを書かなければ、とてもとても年間3,000円など手にすることはできないでしょう。
これについても、来年以降しっかり考えていかなければいけないところです。
おわりに
……というのが、私の2019年でした。
よくもまあ、これだけいろいろな方面に手を出して、頑張って、何一つ得られない生活が送れるものだと、逆に感心してしまいそうになります。
とにかくひたすら、努力に裏切られ続けた1年だったと言っても、過言ではありません。
才能がないのかな、という疑念を、いつも抱いています。
ここでいう才能というのは、世の中の既存のものや人から、成功するためのエッセンスを抽出して、それを自分のアウトプットに混ぜ込むセンスのことです。
それが自分には、あらゆる分野において、ひとかけらも無いのではないかな、と。
もしそうなのだとしたら、完全に「努力するだけ無駄」ですよね。
いやむしろ、努力なんてしないほうが、余計な消耗をしないぶん、貧しいながらも一応は穏やかに過ごすことが可能になります。
「いや、それは自虐的すぎるんじゃないか?」
と言われそうですが、「特別な才能は必要ありません。あなたの努力次第です」と謳われているものを努力しまくってこの結果ですから、そりゃあいろいろな発想が浮かんでくるというものですよ。
本当に虚しい年でした。
来年以降、何か一つでも、努力を善循環させるコツを掴めればいいなと思うのですが。