あるいは私だけかもしれないのですが、ここ最近、Googleアドセンスから「ポリシー違反」の警告を受けることが多くなりました。
当ブログの場合、それらは今のところすべて、アダルトコンテンツ認定のタイプです。
「さては、アクセス狙いできわどい記事に走り始めたな?」
……と思われた方もおられるかもしれませんが、そういうわけではありません。
それどころか、警告への対応をしているうちに見えてきたGoogle側の実態が、ちょっと間抜けだったりします。
今日はその辺りを少し書いてみようと思います。
急に増えた軽度のポリシー違反
本日は2019/11/08ですが、だいたい2週間くらい前から、当ブログはGoogleから「ポリシー違反」の警告を、立て続けに3回ほど受けています。
警告にも何段階かレベルがあるわけですが、ここで受けたものはいずれも、いちばん軽度と思われるものですね。
修正の必要性の項目は「いいえ」となっており、広告についても、完全にシャットアウトするのではなく、内容が制限される、という言い方が為されていました。
具体的にどの記事がポリシー違反とされたのかというと、以下の3つです。
最後の3つ目が特に注目ですね。これは記事ではなく、カテゴリ一覧のページです。これがポリシー違反と認定されたのです。
フェチに厳しくなった……わけでもなかった
これらに共通する点といえば、いずれも「裸足」カテゴリ関係だということです。
そのことだけを考えるのであれば、次のような考えが当然浮かんでくるでしょう。
「とうとうGoogleアドセンスは、本格的にフェチを締め出し始めたのか?」
当ブログに長いことお付き合いいただいている方は、よくご存知でしょうが、当ブログは相当開き直るかたちで、運営者である私の性癖であるところの裸足フェチを前面に押し出しています。
最初にそれ系の記事を公開したときは、Googleアドセンスを申請している真っ最中で、それなりに神経をすり減らしていたものですが、それが通ったことで自信がつき、最近ではかなり躊躇がなくなってきました。
もちろん、NGワードに十分気をつけた上での、気持ち的な意味での躊躇のなさなのですが……まあとにかく、やりたいようにやらせてもらっている次第です。
それが許されなくなったのだとしたら、当ブログにとってはなかなかのダメージです。
というより、それはかなりの方向転換ですよね。
本来は性的でないものに対して、あくまでこちらの意識の問題として興奮することがアウトなのだとすれば、それは一種の思想統制とも言えるスタンスです。
Googleはそこまでやるようになったのか、いや、そっち方面だけ無駄にお堅いGoogleならあり得るかもしれない――そんなことをいろいろ考えさせられました。
しかし、結果として、私の受けたポリシー違反の警告は、中身のまったく無いものでした。
改めて記事を確認し、特にNGワードとおぼしきものが見つからないことを確認した上で、「どこも修正せずに」再審査の申請をしたところ、それがあっさり通ってしまったのです。
Google内部の事情を妄想する
この結果を単純にそのまま受け止めるのであれば、次のようなことが言えてしまうでしょう。
「Googleアドセンスは、ポリシー違反に関して、審査と再審査で基準が異なっている」
審査に引っかかったものが、一切の修正をしないまま再審査に通るということは、つまりそういうことになってしまいますよね。
私には、Googleの用いている各種アルゴリズムについての知識が、ほとんどありません。
まあ基本的にアルゴリズム関係は非公開とされているようですが、世の中の見識あるブロガーさん、アフィリエイターさん方は、様々なケーススタディから、ある程度の見当をつけておられるのでしょう。
私はその辺りについて、恥ずかしながらろくに勉強をしていないので、せいぜい某書籍にあったNGワード集を知っている程度なのです。
ですから、ここで語ることは本当にただの妄想なのですが……。
もしかしてGoogleは今、以下のような感じになっているのではないでしょうか?
「定期的に行うポリシー違反のチェックについては、完全にアルゴリズムによって機械的に行っているが、最近になってその基準を少し厳しいものにした」
「その結果として、これまで問題がないとされてきた表現もNGなものとして引っかかるようになったが、Googleとしても試行錯誤の結果であることは承知しており、そういう引っかかり方をしたものについては重くは受け止めていない」
「よって、再審査に関しては、旧来のアルゴリズムで対応しているか、あるいは人的なチェックによって、人間的な文脈をきちんと見るようにしている」
コストということで考えるなら、審査と再審査でべつの基準を持ち込むなんて、無駄もいいところです。
あるいは茶番と言ってもいいかもしれませんね。審査して違反警告を出して、再審査の申請を受けてそれを通す。昭和日本のお役所仕事みたいなノリです。
しかし、新しいアルゴリズムの試験運用をしているというのであれば、ある程度は納得がいきます。
当ブログのような、「性とは何か」のバグを突くような記事を連発している存在は、その新しいアルゴリズムにとっては、非常に扱いにくいものなのかもしれません。
おわりに
まあ何にせよ、今のところ当ブログは、何もコンテンツを引っ込めることなく、ポリシー違反関係のあれこれをやり過ごすことができています。
それについては喜ばしいことではあります。カテゴリ一覧が違反を食らったときなどは、かなり困惑しましたからね。
もしかして裸足が写っているアイキャッチ画像が性的とみなされたのだろうか、とうとうGoogleは足の裏を性器とみなすようになったのだろうか――みたいなことが、頭の中をぐるぐると巡りましたが、すべては杞憂でした。
ただ、今後もずっとセーフであり続けることができるかどうかは、まったくわかりません。
先述した私の妄想通り、ポリシー違反に関するよりアルゴリズムがより厳しいものになっており、Googleが正式に「そのアルゴリズムの判断をアダルトか否かの基準とする」と決めたのなら、そのとき当ブログは、存在の多くの部分をごそっと持っていかれることになります。
なにしろGoogle様なので、そんなことはないだろう、と一笑に付すことはできません。
これについては、私にはどうしようもないことなので、今後も現状の体制でブログを続けていけることを、ただただ祈るばかりです。
年末か年明けに、これまでよりも刺激の強い、爆弾のような裸足フェチ記事を投稿するつもりでいるので、ぜひともフェチについては寛容でいてもらいたいですね。