天国的底辺

二次元、創作、裸足、その他諸々についての思索で構成されたブログ

司法書士試験まであと4週間! 計画を練る最後のタイミング

 LECさんの司法書士試験スーパー公開模試、第2回に行ってきました。

 自己採点は、択一が午前22問、午後26問。記述は、不登法でとある注意書きを見落として致命的な枠ズレ発生(しかし個別の登記はほぼ合っている)、商登法は全体構造はOKなのですが吸収合併の添付書面を少々書き損ねまして、そこでどれくらい減点されるかなというところです。

 

 

 

裸足で受けてみました

 今日の模試、これまでとはちょっと違う気分で受けようと思い、靴と靴下を脱いで終始裸足で過ごすという制約を自分に課してみました。

 

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 こういう場で裸足になるのは本当に久しぶりで、最初は周囲に見られていないか気にして萎縮気味だったのですが、だんだん慣れていって、休憩時間から先はむしろ「こんなことをしている変な私を見たければ見てください」という感じ。

 この興奮&快感はやっぱり良い。

 午後の手応えが割とあったのも、良い意味で気持ちが問題から離れ、俯瞰的になれたおかげかなと思っています。

 でも最後、時間前に答案を提出するときに教室先頭まで裸足で歩いていったのは、かなりドキドキしたかな……。

 本試験でも裸足になってみるつもりでいます。

 

超直前期の勉強法

 さて、本題。

 いよいよ司法書士試験まで1ヶ月を切りました。あと4週間後です。

 ここまでは勉強の取り組み方について、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら日々を過ごしてきた受験生ですが、ここからはそういう段階ではなくなります。

 いわゆる超直前期

 方法論・学習計画を模索するのはここらで終わりにして、あとは本試験前日まで、これと決めたやり方を信じてひたすら突っ走る、という局面に入ったわけです。

 

 私はこの4週間を、分散学習帳を使いながらの「テキストによるアウトプット1周」に費やすことに決めました。

 過去問に触れるのは、すでに分散学習帳に入っているものだけ。

 基本的には、テキストでどれだけアクティブラーニングできるか、に賭けてみることにいたしました。

 

 私の使っているテキストは、民法と不登法がリアリスティック、それ以外がオートマシステムです。

 全部で11科目。合計4,451ページ。

 これをアウトプット、アクティブラーニングの方式で消化していこうという次第です。

 

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 気をつけなければいけないのは、「時間が経って、ふと気づいたらただの読み込みになってしまっている」という事態を回避することです。

 アウトプット、アクティブラーニングというのは具体的には、テキストのあるページの小見出しだけ読んで、その下に書かれているであろう論点を記憶から引っ張り出す作業。それから答え合わせ的にそのページを確認し、Q&A形式で自問自答ができるか確認する作業。それが記憶として怪しいようだったら、分散学習帳に問題と解答のセットで追加する作業です。

 テキストを「読む」のではなく、「網羅性の高い問題集」かつ「知識の遊び場」として「使う」のだということを、常に意識しながらページを繰る必要があるわけですね。

 

時間との戦い

 しかし言わずもがな、これをやるのは、単なる読み込みより遥かに時間を必要とします。

 1ページあたり2分かけたとするなら、全部で8,902分、約148時間かかる。

 これを4週間ぶんの日数、28で割ると、1日あたり約5.3時間。

 過去問を捨ててテキストのみを相手にするのであっても、たった1周するだけでこれだけの時間が必要になるわけです。

 

 現実的な話として、すでにほとんど頭に入っていると判断できるページはスキップしていかないと、本試験当日には間に合わないでしょう。

 しかしその「頭に入っているつもり」が命取り、ということも十分にあり得るのが怖いところです。

 最後の最後はド基礎に戻れ、という言葉もありますので、知識体系の根っこが揺らぐようなことにはならないよう、注意しなければならない。

 取捨選択が上手くいくかどうかで、恐らくかなり効果に違いが出ることでしょう。

 あらゆる意味で「ちゃんと頭を使って」勉強できるかどうかが鍵となります。

 

 泣いても笑っても、知識を入れる機会は一度。どう頑張っても2周は無理ですから。

 

過去問から離れる覚悟

 ここで気になるのは、やはり過去問のことです。

 超直前期に「出来合いの問題」から離れることは、実戦感覚を失う結果に繋がるのではないか。

 勉強法にかぶれるかたちで、テキストの網羅性がどうの、アクティブラーニングがどうのといったことに走るより、結局は黙々と過去問をやっていたほうがいいのではないか。

 そういう疑念をまったく抱かないと言えば嘘になります。

 

 実際のところ、私は去年までラストスパートのお供にテキストを選んでおり、その結果が現在のベテ化ですからね。

 いわば「テキストと一緒に沈む」ことに慣れているわけで、またそうなるんじゃないかと言われて「いえ今年はまったく違いますよ!」と強く返すことはできません。

 模試の成績もパッとしませんし。

 

 しかし、それでも私はテキストを選びたいと思います。

 理由は明確で、「過去問知識だけでは合格点に届かない」というデータを信じるから。

 何だかんだで結局、テキストの知識をおおむね取り込まなきゃ勝てない試験なのであり、これまでどれだけ失敗していようが、やっぱりテキストから逃げてはいけないと考えるわけです。

 時間があれば(そして超長時間勉強する才能があれば)もちろんテキストも過去問もこなせばいいのですが、今の私はどちらかを選ばなくてはなりません。

 それならばテキストを手に取りたい。

 

諦めたらそこで試合終了

 繰り返すようですが私はベテであり、直前期にちっとも成績が伸びないことに慣れきっています。

「力は前日まで伸びます!」という予備校講師の言葉に、思わず冷たい視線を向けたくもなります。

 しかし時間とお金を費やして挑戦している以上、たとえ今の成績が合格から程遠かろうが、自分から消化試合にしてしまうのはナンセンス。

 ラストスパートを、悔いのないように走りきりたいと思います。

 

 まあ、アニメは観ますし、ブログも書きますし、小説の仕込みもしたりしますけどね……。

 

 

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